「これからゆでますよ状態」麺製品、見分け方の目処はたったとしましょう。 いろんな種類の製品が出回っています。目的に応じて選んでください。基本 は「適切な水分比」の製品を選ぶことが「一歩豊かな食生活」への道である と考えます。 まずは準備する器具。
こんなもんでしょう。一般家庭なら大抵そろっているはず。もし無ければ、 友人と協力するなりして集めてください。 「かけうどん」を前提に、麺のゆで方をご案内しましょう。 では、手順。
並行して、小さな鍋に湯を沸かしておくと良いでしょう。 ゆでている最中に、だし汁を用意するためです。だし作りはまた別編で。
また、取っ手つきザルが無い場合は、もう一つ鍋に熱湯を用意することを お勧めします。たっぷりと。
(合間で、大きなボウルに水を溜めておいてくださいね。)
(だし汁や具も用意しておいてください。)←別編にて
ふきこぼれそうになりましたら、コップ半分程度の差し水を。火を小さく してはいけません。
ゆで時間は、麺の製法(水分比)と太さによります。自分の目と指で加減 を見て下さい。右手に持った箸で麺を一部すくい上げ、水で濡らした左手 の指先で表面をこすります。
ゆで上がる直前だと「火が十分に通って、半透明になった外側の部分」と 「一見”芯”が残っているように見える内側の部分」の見分けが出来ます。
さぬきうどんの場合、 内側部分が60%程度に見える状態がベストです。
指で麺を摘み潰してください。実際の芯は、かろうじて無くなっている筈 ですから。もし残っていたら、もう少しだけゆでます。
冷風乾燥麺で15分〜25分、乾麺で30分前後が目安です。
ボウルに溜めた水の中にザルごと放り込み、水道水をざばざば流しながら 麺の表面の「ぬめり」を取ります。
最初は熱いです。ですから、余熱が取れたら一度水を交換しましょう。 麺の熱を完全に取り去ります。
で、ザルを引き上げ、麺表面の余分な水分を切っておきます。
この方法は、インスタントラーメン・素麺・ソバなど、他の麺類にも 通じます。多くの場合「完全に芯が無くなったら、ゆですぎ」です。
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