まずは、上の写真をようくご覧いただきたい。
駅の見取り図である。改札口で、見上げると高いところに張ってある、あれだ。
しかし、普通は駅にはないマークが見える。もうお気づきであろう、これが次なる目的地である。
写真の都合で男湯しか写っていないが、石を挟んで女湯も別にある。
こんな面白いことを考えたのは誰だろう。では早速ご相伴にあずかって入湯...と男湯の
ドアを開けようとして、なんとカギがかかっている。
それもそのはず、入浴時間は6:00〜18:00 (年中無休)なのである。
行ってみたくなった方は、ご注意いただきたい。
そうそう、タオルや石鹸はキオスクでも買えるそうだ。
ちなみに、写真で停車中の電車は台風のため完全に運休中。
通勤通学の足を奪われた乗客は、JR社員に再開の見通しを聞いたりタクシーに乗り換えたりと、
困った様子であった。
一人だけのほほんと温泉入りにきてすいません。
松代に電話連絡。向こうでは、風で車庫のトタン屋根が吹き飛んだらしい。 そう言えば昼間も倒木のため片側通行止めになっていた。 かといってこんな場所で野宿するのも本末転倒だという気がするので、 時間がかかっても起きていてもらい、一般道経由で行くことにした。
長いトンネルに入ったところで、カーナビの調子がおかしくなった。
カーナビというのは自分の位置を知るために、GPSといって軍事衛星からの電波が必要になる。
しかし頭の上がトンネルや道路でさえぎられると、電波が受信できなくなって路頭に迷う。
そこで、電波が受信できなくても通称ジャイロという方向センサーで方角の変化を調べ、
車の制御コンピュータが出す車速パルスでスピードを知る。
ところがこのジャイロはコストを削るためあまり精度の高いものは使えないため、
トンネルが長く電波が届かないままくねくねと走っていると、だんだんと正確な位置が
分からなくなってくるのである。
どのカーナビでも限られた値段で提供するため、おなじ問題を抱えている。
そのため、トンネルから出て電波が受信可能になっても、自分のいる国道の隣を走っている
裏道を矢印が指していたりして、果たして今の道があっているのか不安になるのである。
D-GPSというものに対応している最近のカーナビを使うと、
精度的には改善されるというが、特定のFMラジオ局の電波が入らなければ役に立たないので
場所を選ぶかもしれない。
とにかく、カーナビメーカーの アルパインさんにお願い。
カーナビの中でもっとも優秀なんですから、DVDナビに力入れるより
そういう基本で頑張ってください。
私は、国道の分岐点でカーナビが道一本ずれたところを指していたために、
判断に迷って事故りかかりました。
-つづく-
次は松代の歴史探訪の旅です。