Suica でいこう

JR 東日本の Suica を 11/18 発売日に買ってみました。限定 10万枚で、マスコットのペンギン柄の Suica イオカードが発売されるとなれば行かないわけにはいかないだろう!! というわけで、例によって使命感もえもえで、京王線始発電車で新宿駅に向かいました。

事前の聞き込み調査によると、

ことが判明していたので、迷うことなく中央東口方面のみどりの窓口に go です。ふつうのみどりの窓口風景というのは、一列に一人ずつ係員が待っていてそれだけですが、今日は 2列分しか窓口が開いていないのに、6人も帽子着用の車掌服姿で、にぎにぎしく立って待ってました。ま、相当気合入れているんでしょう。

で、多少の行列は覚悟していましたが、実はガラガラでした。ただ、このクソ早い朝に窓口にやって来る人の用事は決まっているらしく、全員 Suica ご購入希望
「あの、ペンギン柄の限定 Suica が欲しいんですが...」
「Suica イオカードですね? ございますよ、ありがとうございます」
というわけで、あっさり友人メールオーダー受付分を含む 3枚を購入し、1枚2,000円の内訳を説明され 、マニュアルを渡されてブツを無事ゲットしました。

Suica ってこんな感じ

まず Suica は従来のイオカードよりも厚いが小さいのです。厚みがあるのは、磁気カードではなく IC カードになったから仕方がないとして、まあクレジットカードぐらいのものです。タテ幅は 2-3mm 小さくなって運転免許証と同じサイズになりました (免許持ってる人は比べてみよう)。スキャナ画像でお見せすることはできませんが、カード左下のところをよく見ると丸く盛り上がっており、この辺に Suica 改札機と電波を送受信するためのコイルが入っているようです。(バラしたわけではないので想像)

さらに限定 Suica には、ご贈答テレカみたいに、左のような紙のホルダーがついてくるのだ。で、裏を見ると、「当社の都合により機能向上を行う場合等には、カードを通常デザインのものに交換 ...」と書いてある。まあ一種の限定のあかしですね (笑)

とりあえず Suica 自動改札機を通ってみます。マニュアルには、センサーから 10cm 以内で認識されるが、基本は平らにベタッとセンサーにタッチさせること、および財布にサクラヤのポイントカードのような銀地に白でポイントが浮き出るようなカードがあるとだめ、などやたら注意書きがあります。おお、あらためて財布をみると、さくらや、Victoria、TOKYO DOME、全部その手のカード。いきなりヤバいです。私には Suica を使う資格はないのか?
とりあえず、朝の新宿駅だしええいっ Suica 入り財布をくらえっ! とたたきつけると、
「ピッ」
というわけでめでたく通過できましたとさ。

Suica は、従来のイオカードと違い、穴も開かないし、履歴も印刷されないため、券売機で確認する必要があります。早速すぐそこの券売機でテストしてみることにしました。

新宿駅といえども、いきなり全ての自動券売機で Suica を受け付けるわけではなく、使える台 :-) には丸い Suica マークが貼ってあります。一応主な入口には最低 1-2台は Suica 可能にしてあるようです。できることは、チャージ、残高表示、切符の購入、そして履歴の印字です。
履歴はなんと、左の絵のように、「裏が黒くて自動改札機が通れる大型乗車券」にむりやり印刷されます。なんかもったいないぞ JR。うっかり自動改札機に入れるやつとかいそう。

ちなみに、新宿駅で乗って新宿駅で降りたことになっているのは、私が中央東口から入って京王線側の出札口から出て行ったからです。しまった〜入場券がわりには使えないの忘れてた。京王線出札口の駅員さん、いきなり出札手続きやってもらってすんませんでした。(_o_) 退散〜。

チャージは 1000, 3000, 5000, 10000円と金額が決まっているようです。銀行 ATM の預け入れみたいに任意でいいのかと思ってましたが、処理の都合か従来のイオカードと同じにしてあるようです。


(*) 1枚2,000円の内訳 ... Suica イオカードは 2,000円である。2,000円分乗車できるのかというとそうではなくて、500円がデポジット (預託金、カード代) 、残りの 1,500円が乗車料金として使えるのである。まあビン保証金みたいなもんですな。

500円はカードを返却すれば戻ってくるが、ちょっと落とし穴がある。それは、残額を 清算するのに手数料 210 円取ることである。全部使い切ってから、返却したほうがいいですぞ。


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