愛にすべてを (CHAPTER4 SOMEBODY TO LOVE)

長引く獅子戦争にしびれを切らせた北天騎士団は、 ベスラ要塞への攻撃を試みていた。

8/13 23:15 - ゼルテニア城
オルランドゥは懐から聖石を取り出した。 「奴らがこれに気がついたときが、本当の戦いかもしれんな」

その頃、機工都市ゴーグで聖石が発見された。 ドラクロワが50年戦争の頃に見つけたという噂があったものだ。

8/14 23:30 - (リオファネス城)
とりあえず機工都市ゴーグを目指す前に、儲け話「海賊ブラナーを倒せ」 にショーター、ラッド、ラヴィアンを派遣する。新生二軍トリオである。 費用3000ギル。
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8/15 0:00 - (貿易都市ドーター)
儲け話「秘境探索レース」のついでに秘境「マトーヤの洞窟」を発見してきた。 報酬21126ギル、JPは165ギル前後。
8/15 0:30 - 機工都市ゴーグ
機工都市の坑道でおかしな鉄のタマが見つかった。 ラムザのもつ聖石に少し反応したがそれだけだった。
宝瓶宮のマークが書いてある。 どこかで対応する聖石を見つけて来ないといけないらしい。
[見つけたシーンへ]
8/15 0:40 - (機工都市ゴーグ)
儲け話「古井戸を調査」にラルフ、クィン、フィッシャーを派遣。 費用3000ギル。
[結果を見る]
8/15 12:40 - 炭坑都市ゴルランド
噂話で、ゴルランドの炭坑に亡霊が出るという話をきく。
8/15 12:50 - 王都ルザリア
北上してゼルテニア城を目指そうとしていたが、 酒場で面白い話を聞いた。 ゴルランドの亡霊のおかげで炭坑は閉鎖されており、 亡霊退治のためにハンターが集められているという。 特にホーリードラゴンというやつが厄介なんだそうだ。 例によって「困っているのを放っておけない」ラムザ、 炭坑に向かう。

と、「酒場で俺を雇わないか」と近寄る騎士ベイオウーフ。 ラムザは快く同行させることにする。

次のゴルランドの炭坑では、またまた連続戦闘が待っているので 移動の前にセーブ!

8/15 13:05 - ゴルランドの炭坑・地下三階
まずお出迎えは銃の使えるアイテム士ばかりのチームである。 なぜか辺りは雪。(地下なのに?)

銃ばかりなので攻撃力はそれほどでないが、ダメージを受けると アイテム士どうしでポーション、エクスポーションで体力回復してくるので、 2人以上で袋叩きにするか、忍者を連れてきて回復する間もなくご臨終か しないと決着がつかない。

あと騎士ベイオウーフは最初からなれるジョブがいくつかあるが、 追加アビリティを自分でセットしなければならないので注意。 私は追加アビリティを陰陽士にした。不変不動を唱えてくれる。

8/16 10:15 - ゴルランドの炭坑・地下二階
やっぱり雪景色である。どうして?

やはり大して苦労するマップではない。
キングベヒーモスというライオンみたいなのが直接攻撃力が強く、 アイテム士がフェニックスの尾で敵を復活させてくるぐらい。

8/16 10:45 - ゴルランドの炭坑・地下一階
ブルードラゴンにアイスブレスという息を吐かれると味方の被害甚大。 (そういえばFF7では「くさい息」なる攻撃があった) お蔭でパーティが全滅しかけたが、なんと一匹勧誘すると たちまち形勢は逆転。
例によって、アイテム士が銃で仕掛けてくるが、三階・二階よりも 建物の陰に隠れやすいので大して苦労はしない。

敵の「うりぼう」を仲間にしたかった...。

8/17 10:00 - ゴルランドの坑道
ん?どうやらモンスター同士のいざこざのようだ。 使い魔シノーグに聖石を渡せと迫られるホーリードラゴンの図。
と、騎士ベイオウーフが叫んだ一言は意外だった。 「レーゼ!捜したぞレーゼ!待ってろよ、今助けるからなっ!!」
ドラゴン討伐の旅のはずが、突然ドラゴン救助に変わることになる。

定員が四人。あのベリアスの取巻きとしてラムザ達を 苦しめてくれてデーモンが再登場。 だがホーリードラゴン自身の一撃がけっこう強力なので、意外と苦労しない。

8/17 10:30
ブルードラゴン・レーゼは、騎士ベイオウーフにとって 命よりも大切な友達だった。感謝しながら彼は聖石を手渡す。

「"奴ら"には借りがあるんだ。君と同様にね...。」

彼の一言が気になる。

ベイオウーフとレーゼが仲間になった。

さらに、その聖石はアクエリアス、宝瓶宮のものであった。 ということは例の鉄のタマの所へ行けということか...?

8/17 10:45 - (リオファネス城)
儲け話「海賊ブラナーを倒せ」から帰って来たが、 とくにボーナスはなかった。メンバー構成に問題ありか?それとも 子供のお願いだからもともと何もないのか? 費用606ギル。JPは153前後。
8/17 12:00 - 機工都市ゴーグ
鉄のタマのところへ戻ってきた。聖石アクエリアスを近づけると確かに タマは反応し、手が出て足が出て頭が出て愉快なロボット 「労働八号」になった。

冗談は通じないが強力なロボットのようだ。

そのままパーティに加えることにする。 ステータスを見ると、モンスターではないがアビリティも固定されているし アイテムも装着できない、モンスターと人のあいのこのようだ。

8/17 12:10 - (機工都市ゴーグ)
続いて儲け話「古井戸」調査の結果を聞く。 報酬10774ギル。JPは92前後。
8/17 12:30 - (機工都市ゴーグ)
儲け話「メサの遺産」に再度チャレンジ。 前回は、3章の頃に初代儲け話カップルが参加してギルだけ貰って ボーナスなしで帰ってきた。 [結果を見る]
8/19 19:40 - (アラグアイの森)
二刀流をマスターしたモンクでも、1ターンで拳を2発繰出すことを発見。 けっこう使える。
8/19 19:55 - ドグーラ峠
炭坑都市ゴルランドの例があるので、いつもより注意して 各地を回って特別な噂話がないか確かめてまわったが、もう何もないらしい。

というわけで、次なるゼルテニア城を目指してドグーラ峠にさしかかった。

早速南天騎士団のお出迎えである。 彼らを倒さないかぎり通してくれないらしい。

今回のパーティは次の通り。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 48 アイテム士 ガッツ
ラファ 40 アイテム士 真言
ムスタディオ 40 黒魔法 アイテム
ハロルド 40 算術士 アイテム
アリシア 40 忍者 白魔法

ラムザはものまね士になる修行中(条件が厳しくなるのは大変らしい)である。 ムスタディオは目標としていた吟遊詩人にはなったので、 次に算術士を目指している。つまり彼は後方支援専用。

敵はブリザガのできる黒魔道士に、竜騎士、ナイト、弓使いといったところだ。 一人ずつ確実に倒していけばそれほど苦労しない。 私の場合マップ左前方にいる黒魔道士を最初の一ターンで倒し、 あとは近場にいるやつ優先といった具合である。 竜騎士やナイトの物理攻撃しか仕掛けない系は、瀕死状態にしてしまえば 「脱兎のごとく」逃げてしまうので論外。それよりも遠くから ブリザガをかける黒魔道士がうるさい。

8/19 21:35 - 自治都市ベルベニア
リオファネス城で死んだイズルードの姉、神殿騎士メリアドールが立ちはだかる。 イズルードのかたきとしてラムザを倒すという。
メリアドールに少しずつ迫りながらも傷だらけのパーティ。 ラムザはやおら立ち上がり、イズルードはルカヴィに倒されたことを告げる。

「きみたちは皆、悪しき者どもの手の上で踊っている哀れな操り人形で あることに気づいていない!目を覚ませ、メリアドール! きみはヴォルマルフにだまされている!」

しかし、なんとヴォルマルフは彼女の父。彼女にとって、 父の言うことが嘘であるはずはなかった。
やっとのことで"騎士"マラークが瀕死の重傷を負わせると、 例によって捨てゼリフを吐いて去っていった。

今回のパーティは次の通り。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 49 アイテム士 ガッツ
ハロルド 41 黒魔道士 算術
ムスタディオ 41 白魔道士 アイテム
マラーク 40 ナイト 裏真言
アリシア 40 忍者 白魔法

正直いってジョブの組合せはお勧めできるものじゃない。
2つ言えるのは、味方がメリアドールの聖剣技もどきや弓使いの矢、 召喚魔法などでボロボロにされるため、天使の指輪を 全員につける他、回復の手段もたくさんあった方が良いこと。 そして、高低差のある城門を上るため、ジャンプ力をつけた方が良いことである。

それから、メリアドールの技は攻撃力がある上にこちらの防具を片っぱしから 破壊してくれるので、今回の戦いは高いものにつくだろう。 対策には(確認してはいないが)メンテナンスのアビリティをつけるのもお勧めだし、 防具を最初からもたない労働八号を参加させるのも手だろう。

8/20 0:40 - フィナス河
チョコボ5〜6匹が襲ってくる。けっこう悪夢である。
名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 49 竜騎士 アイテム
ニーナ 42 モンク アイテム
ムスタディオ 42 話術士 狙撃
アリシア 41 忍者 アイテム
アグリアス 41 (聖剣技)

相手はチョコボの大群だ。
チョコボは黄×3、赤×2、黒×1という組合せがもっともハズレで、 うまくすると黄×4、赤×1、うりぼう×1のことがある。 (ランダムに決定されるらしい)
今までさんざんチョコボの恐さについてはご存知のはずだが、 今回は輪をかけてチョコメテオだの、チョコボールだので 情け容赦ない。

FFVIIの時はチョコボも可愛げがあったのに...

というわけで、応戦する方も定番ムスタディオの「腕を狙う」攻撃と、 二刀流をマスターしたモンク・ニーナとアリシア、 聖剣技のアグリアスと攻撃力の高いのを揃えた。 ただし、上記の表で侍に聖剣技の組合せは意味ナシ であることに注意。どうもジョブがナイトかホーリーナイトで剣を持っていないと 聖剣技は働いてくれないようだ。

8/20 1:00 - ゼルテニア城 (町はずれの教会)
教会でディリータとの再会を果たすラムザ。 教皇はなぜディリータをゴルターナ軍に送り込んだのか、 ラムザはそれが知りたかった。

オレの任務はゴルターナ公とオルランドゥ伯の暗殺だ...。

ディリータはついに教皇の狙いを語り始めた。
骸旅団のような国家や貴族に不満をもつ連中を 煽り各地で反乱を起こさせることで、さらに民衆の国政にたいする 不満をかき立てる。ラーグ公もゴルターナ公も、反乱を鎮圧しようとするが 行き詰まってくる。彼らはそれを打破するために獅子戦争に 一気に決着をつけようとしてベスラ要塞に集まって来る。 しかも、決着をつけようとする最中、ラーグ公とゴルターナ公、そして キーマン達も何者かに暗殺される。 南天騎士団のオルランドゥ伯、ラムザの兄でもある北天騎士団のザルバッグ、 ダイスダーグ卿達である。
指導者を失った両陣営の間を仲介するのが教会、という筋書きである。 しかも教会にはゾディアックブレイブがいるとなれば、民衆は喜ぶだろう。 そのための聖石集めを妨害しているラムザは、教会の目の上のコブ的 存在なわけだ。

「ディリータも、この聖石を狙っているんだろう?」
「オレは教会の犬じゃない、オレはオレの意志で動いている。 だが、方法は違っていても目指す方向は一緒だ。 目指す方向が一致している限りおまえはオレの敵じゃない...。」
「...僕と一緒に行こう。」
「...すまない、それはできない。彼女にはこのオレが必要だ。
オヴェリア王女のことであろう。教会はラーグ公やゴルターナ公がそうしたように、 生き残った王子または王女を陰から操ればそれで良いのだ。
「きみは自分の野心のためにオヴェリア様を利用しているのか?」 「...さあ、オレにもよくわからん、ただ、

彼女のためならこの命...、失っても惜しくない...。

8/20 1:25 - 町外れの教会
ディリータと話している間に、ラムザ達はあの異端審問官ザルモゥに 包囲されていた。そして、黒羊騎士団の団長であるディリータにとって 異端者ラムザと一緒にいるところを見られるのは実に都合の悪いことであった。
ゆえに利害の一致したディリータ、久しぶりにラムザと一緒に戦うことになる。

ほとんどディリータが聖剣技?で片付けてくれてしまったので楽勝である。
ナイト達と黒魔法の使える陰陽士が地上と塔中腹で待ち構えており、 背の高い教会の塔のてっぺんにザルモゥが控えていて、 一度戦闘不能になったユニットをアレイズで復活させて邪魔だて しようとする。

とりあえずテレポができるユニットがいれば塔の上までは あっと言う間に上れるので、決着は早い。 できないユニットは塔を螺旋状に時間をかけて上るしかない。
ディリータはテレポできないが、 地上から直接聖剣技でザルモゥにダメージを与えることができる。

8/20 1:40 - 町外れの教会
戦いの後。再びディリータとラムザが残った。
これからラムザはオルランドゥ伯に会い、 ゲルモニーク聖典を見せて、教会の不正を暴くため協力を要請するつもりだった。
魔道士らしき女性バルマウフラ登場。 ゴルターナ軍からディリータをサポートするために送り込まれ、 彼を監視する一人...のはずだが、ゴルターナ軍のなかで 真相を知っている唯一の人間だという。

そのバルマウフラが持ってきたニュースは、北天騎士団が オルランドゥ伯を伴ってベスラ要塞へ動いている、同時に 南天騎士団もゴルターナ公を擁して...というものだった。

ラムザはオルランドゥ伯を説得することを心に誓う。 「死ぬなよ、ラムザ」ディリータは堅い握手を交わすのであった。

と、いいながら、ディリータはラムザの行動をも利用して まだ何か企んでいるようだ。

フィールドマップにベスラ要塞へのルートが追加された。

8/20 22:10 - ゼルテニア城
酒場に立ち寄ると、新たな噂が。呪われた島と呼ばれる「ネルベスカ島」 が、ゼルテニア城に北にあるそうだ。 「怒れる鉄の守護者が近づく者を皆殺しにする」という。
炭坑都市ゴルランドみたいなもので新しい仲間でもいるのだろうか。

行ってみたが何も起きなかった。気になる。

8/20 23:35 - (機工都市ゴーグ)
ゼルテニア方面にしばらく行ったきりになっていたので、 儲け話「メサの遺産」の仕事の報告を聞きに戻ってきた。 なんと情報屋の遺産があるという情報自体がウソであることが判明。 よって報酬は610ギル。JPは67前後。
8/20 23:45 - (城砦都市ザランダ)
儲け話「スウィージの森の奥」にラヴィアン、ショーター、 フィッシャーを派遣。
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8/21 21:50 - ベッド砂漠
神殿騎士バルクと手下達が何やらこっそりと作業をしている。 「全部バラまく」?「風で半日は滞空する」?

ラムザの問い詰めに、バルクは何かを投げつけた。 粉末状の毒を北天騎士団の陣地に風に乗せて散布したという。 教皇は北天騎士団の隙をついて南天騎士団が勢い付いて兵をすっかり 出してしまったところで、混乱に乗じて ゴルターナ公とオルランドゥ伯、ラーグ公をも暗殺しようというのだ。 ラムザたちが駆けつけたのは遅かったのか。神殿騎士バルクを倒さねばならない。

戦いの中、バルクはいう。 「この腐ったイヴァリースをどう浄化するつもりなんだ? 腐った部分を切り捨てない限り、同じことの繰り返しだってな。」
「争わなくても何か解決策があるはずだ!」ラムザにもその答えは まだなかった。
「貴様たち貴族がいる限り、オレたちは"搾取される側"でいなけりゃならない! だから、オレは搾取する側にまわってやる!」

今回のパーティは次のとおり。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 51 忍者 盗む
ニーナ 43 アイテム
ラファ 43 弓使い アイテム
ムスタディオ 43 機工士 アイテム
ハロルド 42 話術士 算術

シナリオ上、最初は全員毒に侵されているので、 毒消しの手段を沢山用意した方がよい。

今回倒す神殿騎士バルクは、ブラストガンなる新しい銃を持っている。 こいつが曲者で、撃つと必ずブリザガの効果があるというもので、 当たるとHP100以上のダメージを受ける。機工士でもあるので ムスタディオ同様「足を狙う」で動きを止めようとしてくる。
ちょうど銃もミスリル銃以上に威力のあるものが欲しかったところなので、 こいつをラムザが盗みに行くことにする。銃がなければずいぶん楽になる。

取り巻き連中も、ナイトと騎士と弓使いのオーソドックスな組合せながら それぞれが強力で射程距離も長い。
そこで、ハロルドに算術でちょうど敵ほぼ全員がカバーできる チャンスを見計らって"CT5デス"をかけさせて敵の数をとにかく減らす。 さらに話術でラーズというナイトを味方につけた。

芸がないと言われながらも、ムスタディオの「腕を狙う」も効果大。

8/21 23:05
ラルフ(レベル23)をクビにし、新しい仲間ラーズを迎え入れる。
8/21 23:10 - ベスラ要塞
ベッド砂漠でラムザが敵を倒したころ、ベスラ要塞のオルランドゥ伯は ゴルターナ公と南天騎士団に謀反の容疑をかけられていた。 しかも教会と接触したという証拠つき。 それをゴルターナ公にタレこんだのは、そう教皇だった。 連行されるオルランドゥ。

代わってゴルターナ公の前にディリータ登場。 引続き聖地ミュロンドと連絡を取りあい、ラーグ公失脚のため 教皇の詔勅をもらうよう命ずる。 それが教皇の狙いの一部だとは気づかずに...。

さらに、ディリータはゴルターナ公の信頼を得て 南天騎士団の指揮権と聖騎士の称号を得る。 また一歩階段を上ったようだ。彼自身の狙いどおりに。

次も2回だけだが連続戦闘が待っている。ここで予備のセーブをお忘れなく。

8/25 21:15 - ベスラ要塞城壁南
すっかり休日はプールで遊んでしまったのでしばらくぶりに再開。 城壁を守る南天騎士団に対し、オルランドゥ伯との面会を求めるラムザ。 しかしゴルターナ公暗殺部隊と勘違いされ、戦わざるを得なくなってしまう。 オルランドゥは投獄されているという。

今回のパーティは次のとおり。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 51 召喚士 盗む
ニーナ 44 アイテム
ラファ 44 シーフ アイテム
ハロルド 43 白魔道士 算術
ムスタディオ 43 時魔道士 アイテム

ラムザが瀕死HP回復、ニーナが二刀流と瀕死HP回復、 ラファがオートポーションと精神統一、ムスタディオがオートポーション、 という具合に、次第に攻守とも強力なアビリティが揃ってきている。
特筆すべきはハロルドの算術デスで、運の要素がつよいものの 一気に形勢を逆転する可能性を秘めている。

敵は何の変哲もないナイト・シーフ・弓使いのはずだが、 ナイトがフェニックスの尾を使えるのが、戦いが長引く要因だったりする。 ナイトはできるだけ他のユニットをすぐに助けに行けない所へ おびき出してとどめを指すのがベスト。シーフは兜を盗んでくるのでやや注意。 フェニックスの尾で復活しかけている敵も含めて、まとめて 算術ホーリーや黒魔法などの全体魔法で対応するのが良いだろう。

8/25 22:05 - 北天騎士団陣営
一方こちらは北天騎士団陣営。 味方がモスフングスの胞子から抽出した毒に侵されていることに ザルバッグが気がついた時には、すでに遅かった。 ダイスダーグ卿までもががっくりと膝をつくほどの強力な毒だった。 ラーグ公も息も絶えだえといった様子。

胸がむかむかする...と訴えるラーグ公に対して、 ダイスダーグ卿はなんとナイフを突き立てた。 ダイスダーグ卿はなんと父バルバネスを自分の手にかけ、 さらに今ラーグ公をも暗殺してしまった。

さらに彼は新たな謎を口にする。

(毒をまいたのは)ベオルブが表舞台に立つことを望む協力者たちの仕業だ...

そして、たまたまラーグ公のそばに倒れていた者が南天騎士団の刺客だったという ことになった。歴史は都合のいいように作られていく。

8/25 22:20 - ベスラ要塞水門前
ラムザは、なんとか両軍の戦いを止めさせようと策をめぐらせるうち、 水門を利用することを思いついた。水門でせき止められている湖の水を 下流に放流すれば両軍水浸しに...(ほんまかいな?)

勝利条件は水門を開くこと。そのためには水門の上にあるスイッチを 二つ押せば良いのだが、勘違いしがちなのはラムザが自分で行かないと スイッチが押せないことである。 なおスイッチの位置にはナイトが一人ずつ居座っているので、 まず倒してカウントダウンが0まで待つか強力な物理攻撃でどけるかしないと、 やはりスイッチは押せないようになっている。

今回のパーティは次のとおり。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 52 ものまね士 ---
ハロルド 44 白魔道士 算術
ラファ 44 シーフ アイテム
ムスタディオ 44 時魔道士 アイテム
アグリアス 43 竜騎士 アイテム

ついにものまね士等という訳のわからないジョブに なってしまったラムザ。マニュアルにも無いようだ。 他のアビリティもアイテムも一切装着不可。 ただ味方ユニットがやることを全く同じように真似るだけである。 武器まで真似てくれるので、敵の目の前にものまね士を置いておいて 他の味方ユニットが他の敵に対して「たたかう」と、 同時にラムザは目の前の敵を攻撃する、という具合だ。
使い方によってはけっこう強力かもしれない。

8/25 23:10 - オルランドゥのいる牢獄
二つの水門を開けると、見事水は放流された。彼の功績で、 全面衝突は避けられ、めでたく戦闘は終結した。

占星術士オーランは、オルランドゥ伯の元へラムザと魔道士バルマウフラ (どうしてそばにいるんだ?)を迎え入れる。
オルランドゥはラムザが3〜4歳の頃を知っていた。

魔道士バルマウフラは、ゴルターナ公がオルランドゥ伯を処刑しようとしている ことを告げ、早く逃げることを勧める。 オルランドゥ伯はアドバイスを受け入れ、ラムザについて行き 教皇の策略を止めたいと願うのであった。
そして、オーランはオルランドゥについて行きたいという希望を容れられず、 ゼルテニア城でオヴェリア王女を守ることを命ぜられる。

初代儲け話として長らく旅をともにしたクィン(レベル23)を除名し、 頼れる味方オルランドゥが加わる。

8/25 23:25 - ゴルターナ公の居室
水門事件で焦るゴルターナ公。ディリータを呼びつけ、 水びたしになってもなお兵を無理に北天騎士団を攻めようとする。

「それは困る」

一言、ディリータはゴルターナ公を刺殺した。 「誰もあんたが王になることなんぞ願っちゃいないんだよ!」

ディリータの謀略にはまだ続きがあった。
シドに化けたグレバドス教信者をゴルターナ公の前で殺し、 相討ちしたことにしたのだ。 ここでも魔道士バルマウフラの手引きが...。

教皇フューネラルは調停を提案、両軍にまだ兵力があることを理由に断わられる。 狂いはじめる教皇の狙い。

8/25 23:30
ラムザたちはアルマの行方を捜してランベリー城を目指す。
8/26 20:50 - (城砦都市ザランダ)
儲け話「スウィージの森の奥」の仕事が終わったころなので寄り道。 報告も上々だった。「ロンカ遺跡」を発見、報酬5094ギル、JPは120前後。
冒険家Lv.2になった。上がると何かいいことがあるのだろうか?
8/26 21:00 - (城砦都市ザランダ)
儲け話「ザランダ特使館」にラヴィアン、ショーター、 フィッシャーを派遣。2回めのチャレンジである。 [結果を見る]
8/26 21:30 - 貿易都市ザードギス
ん?花売り登場。 FF7の時にも花売りエアリスというキャラクターが登場していたが...。 花を売るかどうか聞いてくるので、前回同様「いいよ、もらおうか」を選択する。
8/26 21:35 - ゲルミナス山岳
山賊・爆烈団が初登場。ラムザたち異端者を賞金首として 殺すつもりだ。

敵は忍者とシーフ、弓使い。忍者が恐いが、ドンアクの効果がある攻撃 (ムスタディオ「腕を狙う」、ベイオウーフ「ドンアク」等)があれば それほどでもない。

8/26 22:05 - ポエスカス湖
聖石を渡せと迫るのは、ポエスカス湖の亡霊たちである。 これもさほど苦労しないので以下略。
8/26 22:25
神殿騎士ローファルが戦争の調停をダイスダーグ卿に勧めている。 「我々は閣下の悲願であったイヴァリース国の統一、すなわち、 奴らにオリナス王を真の国王として認めさせるまで、我々は 戦いをやめるつもりはない。」
そこでローファルはラーグ公暗殺のアシストをしたことを持ち出すが、 ダイスダーグ卿は、暗殺は南天騎士団の仕業であるととぼける。

しかし、次のローファルの話はさすがにダイスダーグ卿を黙らせるものがあった。 北天騎士団に仕掛けられた毒 = モスフングスの胞子は、微量に長期間に渡って 体に取り込むと風邪を引き起こし、いつの間にか死に至らしめる。 ダイスダーグが同じ手段を用いて父バルバネスを暗殺したと言いたいのだ。
そして、父を埋葬した場所にモスフングスが生えていれば、それは モスフングスによって毒殺された何よりの証拠になると。

教皇からの「お近付きの印」にと、ローファルは聖石を 一つ、ダイスダーグ卿に渡す。 (ダイスダーグ卿がルカヴィと融合するのを期待しているのだろうか?)

さらに、一切を陰で聞いていた一人の女がいた。(魔道士バルマウフラ?)

8/26 23:30 - (城砦都市ザランダ)
儲け話「ザランダ特使館」で財宝「キセル」が見付かった。 報酬982ギル、JP115前後。
8/27 0:30
ついにプレイ時間が100時間を超えてしまった。 セーブする時には100:xx:xxとは表示されず、99:xx:xxと表示される。
8/27 0:35 - 機工都市ゴーグ
新たなイベントである。
ベスロディオが第83番坑道から見つけたモノを組み立てたら、天球儀ができた。 労働八号と同様に聖石に反応する。巨蟹宮のマークもかいてある。 さて、どこにあるのやら...行っても何も起きないネルベスカ神殿が怪しいが...。
8/27 0:45 - (貿易都市ウォージリス)
儲け話「雨の降り注ぐ山」にラヴィアン、ショーター、フィッシャーを派遣。 [結果を見る]
8/27 1:15 - ネルベスカ神殿
呪われた島・ネルベスカ島。 訪れるのは二回目だが、今回は新たな展開がありそうだ。 労働七号・改なるロボットが出てきて、ジェノサイドモードを発動した。 早い話が、これが噂の 「怒れる鉄の守護者が近づく者を皆殺しにする」 というやつだな。

今回のパーティは次のとおり。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 53 算術士 アイテム
アグリアス 47 ナイト 聖剣技
ニーナ 46 アイテム
ムスタディオ 46 ナイト 狙撃
ベイオウーフ 45 モンク 話術

労働七号・改は魔法が通じないようだが、アグリアスの聖剣技は大丈夫のようなので バンバン使って速攻で倒す。侍の二刀流もスピーディに倒すために重要。 さらに一度倒したあと、予備回路を使って復活するので(といってもHPは1だが) 油断しないで倒すこと。

敵のコカトリスが石化をかけてくるので、対抗できるアイテムなり魔法が 必要だろう。

8/28 19:35 - ネルベスカ神殿
労働七号・改を倒し、聖石「キャンサー」を入手した。

神殿を立ち去ろうとするとイベント発生。
ベイオウーフが聖石「キャンサー」をブルードラゴンに渡して、何か試してみろ という。その力は、ブルードラゴンを美しい女性レーゼに戻した。 ベイオウーフの恋人であった彼女は、 どういうわけかドラゴンの姿に変えられていたのだ。

新メンバーとしてレーゼ追加。ジョブは"ドラグナー"となっており、 ドラゴンの頃の技が使える。

8/28 21:10 - ランベリー城城門前
無人の廃虚と言われるランベリー城。どうもキュクレインやベリアスと 対峙した時の嫌な感じがする。そこへ、
「待っていたわよ、坊や」
忍者セリアとレディ登場。エルムドア候について出てきたやつだ。 あっさり敗退。
8/28 22:40 - 機工都市ゴーグ
聖石を天球儀に近付けると、若者クラウドが召喚されてきた。 FF7の主役キャラである。
「流れに...とても大きな流れに飲み込まれて...それから...?」 (ライフストリームのことか?)
どうもこの天球儀が転送機になっているようだ、と機工師ベスロディオ。 異次元から転送されてきたらしい。
「目の奥がちりちりする...やめてくれ...フィロス...」 異次元でも因縁のセフィロスに悩まされているらしい。
「あの場所に行かなければ...」 異次元でもやるこたぁ一緒らしい。そのまま頭を抱えて去ってしまった。
8/28 22:50 - (貿易都市ウォージリス)
儲け話「雨の降り注ぐ山」から帰還したようだ。 秘境「魔列車」発見。報酬5145ギル。JP120前後。
8/28 22:55 - (貿易都市ウォージリス)
儲け話「我が社の社運」に続いてラヴィアン、ショーター、フィッシャーを派遣。 費用1050ギル。 [結果を見る]
8/28 23:30 - ランベリー城城門前
再び、"くの一"忍者(アサシン)二人と対決。忍者ラムザが速攻でテレポ、 二刀流モーニングスターで致命傷を負わせると、
「妹を返してほしければ、勇気を出して中へ進みなさい!」 と捨てゼリフを残して忍者は消えてしまった。

勝利条件は敵を全滅と言われるが、実際は忍者の一人だけ速攻で狙えば 十分のようだ。

8/28 23:31 - ランベリー城城内
エルムドア候爵と神殿騎士ヴォルマルフが、城内でボヤいている。

「キュクレインもベリアスもやられてしまった。 これで生き残っているのは我々だけ。 あとは、"狭間"に因われているアドラメレクぐらいか...」

アドラメレクはすぐに"こっち"へ喚ばれることになるだろう...。
「相応しい"肉体"が見つかったのか?」
「ああ。"聖石"があの男を選んだのだ。"肉体"を選ぶのは聖石自身だからな。」 「そうか...あとは、あの"究極の力"をもつ"血塗られた聖天使" を復活させるだけだ。そうすれば、聖石の力を借りなくとも... いや、相応しい"肉体"がなくとも自由に行き来できるようになる...」 「"聖天使"に相応しい"肉体"を見つけたのか?...よもや、あの娘ではあるまいな?」 「"聖天使"に相応しい"肉体"は一つだけ...。おそらくあの娘に間違いないだろう。 あとは、"聖天使"の魂が漂う"死都への入口"を見つけるだけ。」

アサシン2人が入ってきた。ラムザ達がここへ来ると聞いて、 エルムドア候爵は前回の戦いの借りを返す絶好の機会だと思った。 ヴォルマルフを行かせ、エルムドアとアサシン2人でラムザを迎え撃つことにする。

8/30 11:15 - ランベリー城城内
エルムドアもアサシン2人も今までにない強さだったが、 しかし無敵ではなかった。
「なめたわけではない...。なめたわけではないが...、やはり、この"肉体" では無理なのか...。」
地下に妹がいるぞ...と言い残してエルムドア去る。

今回のパーティは次のとおり。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 54 忍者 アイテム
オルランドゥ 51 剣聖 アイテム
ニーナ 47 アイテム
労働八号 47 鉄巨人 ---
ムスタディオ 47 モンク 狙撃

とにかく「ベストメンバーで速攻」の一言につきる。 天使の指輪のような守りに徹する装備はあきらめて、 エルメスの靴、シーフの帽子 or グリーンベレーのようなスピードを稼ぐやつで 固めるべきだ。

なぜならエルムドアの「吸血」を食らうと、そのユニットは吸血鬼として一生を 送るハメになる。こちらからコントロール不能。聖水でステータス異常を 直すことはできるようだが、なにせ速攻勝負なので味方を直している場合ではない。 他にエルムドアは魔法"呪われし野望"、侍の技"村正"など、 付近のユニットに同時に160HP前後のダメージを与えてくるので手に負えない。

アサシンは「息根止」と魔法「アルテマ」を使う。息根止は隣にいる ユニットを100%戦闘不能にしてしまうので、とにかく 彼女たちの隣に立たないで聖剣技の類で遠距離攻撃すること。 私の場合は、先に飛び出したニーナ(二刀流)が速攻でダメージを与えたのは良いが、 次のターンで息根止を食らって捨石状態になってしまった。

ムスタディオはモンクだが、実際には「銃装備可能」アビリティを付けているので 機工士みたいなものである。モンクとしてのJP稼ぎ用。

8/30 11:20 - ランベリー城地下墓地
妹が地下にいるというのは、やはり罠だった。 エルムドア候爵が聖石の力を発動すると、宙を舞う「死の天使ザルエラ」の姿に。

そこへ、神殿騎士メリアドールが入ってきた。 聖石の凶暴な力を目のあたりにするメリアドールは、やっと 弟イズルードがラムザにではなく聖石の力にやられたのだということに気づく。
ザルエラ「貴様もイズルード同様、我々に相応しくない"肉体"だったな...。」
だが、メリアドールの父、神殿騎士ヴォルマルフは相応しい肉体だったらしく、 既に闇の血族の一員だった。

ナイトとボーンスナッチなどの死霊を従えたザルエラとの戦いが始まる。

8/30 11:40
致命傷を負ったザルエラは、次の「闇の血族」の名前を残して爆発した。
「ハシュマリムよ...すまぬ...。あとは頼んだぞ...。」

音楽も雰囲気も"あの"魔人ベリアス"と同じなので、また手こずるような気がするが、 城内での先の戦闘に比べればまだ楽である。オルランドゥやアグリアスの 聖剣技で速攻 (もちろんSpeedを上げるためにエルメスの靴やシーフの帽子を 活用) すれば大した敵ではない。

8/30 11:30
メリアドールとラムザが話し合っている。

メリアドールはイズルード、ウィーグラフは神殿騎士であったが、 聖石の真の力を知らされずに、聖石集めに荷担していたようだ。 全てを知っていたのはヴォルマルフ。

彼の狙いは何か?リオファネス城一つ滅ぼす力を持ちながら、 その力を表立って行使できない。 しかも伝説の悪魔ルカヴィは不死身のはずだが、そうでもない。

「もともと伝説なんて些細なことが思いきり誇張されているものよ。 ルカヴィも所詮はただのモンスターだったってことじゃないのかしら?」

しかしラムザにはメリアドールの言葉がにわかに信じがたかった。

ラムザに聖石を預け、代わりにパーティに同行しようと言い出すメリアドール。 「父がどうしてそうなったのか、知りたいのよ。それに、 聖石『カプリコーン』をなぜ、ダイスダーグ卿に贈ったのか...」
嫌な予感が彼を襲った。

8/30 18:00 - (ゼルテニア城)
ランベリー城を離れようとする頃、王女オヴェリアの部屋。
オヴェリアは壁の向こうで荒々しい男達の声と、斬り倒される悲鳴を聞いた。
「奴は脱獄するときに怪我をした!遠くへ逃げることはできないはずだ!」
足を引きずりながら占星術士オーランが部屋に入ってきた。 ひどい怪我を負いながらも、彼は、 オルランドゥ伯がゴルターナ公を殺害したのではないことを伝えようとした。 オヴェリアはオルランドゥ伯の事を元々信じていたが、しかし真の 犯人を知りたがった。

そこへ、当のディリータ入室。やはり女魔道士バルマウフラを従えていた。
「バカなことをしたな、オーラン。 だいたい、周りを見渡してみろ。本気で悲しんでいるヤツなんて 一人としていないんだぜ。」
「この裏切り者め...」オーランにとっては義父が謀反を起こした張本人に されたことが許せなかった。

オヴェリアは驚愕した。「どうして、そんなことを...!」
「言ったろ、おまえを本当の王にしてやるってね」 「嘘よ!あなたは私を利用しようとしているのよ!」 彼女は、一度は心を通いあわせたディリータを信用すべきがどうか、迷っていた。 部屋を出るふりをして、盗み聞きをするオヴェリア。

ゴルターナ公殺害の秘密をばらそうとしたオーランは、 その場で斬られても仕方がないと思っていたが、 ディリータは「死んでもらっては困るんだよ」と意外なことを言った。
「おまえはオレに仕えるんだよ。」

「オレは北天騎士団を倒す。倒してイヴァリース国を平定する。 そしてオヴェリアの国を作るんだ。
もちろん、教皇も倒す。オレは教皇の犬じゃないからな...」

オーランはディリータの言うことにあ然とした。

「おまえならオレの正しさを認識できるはずだ。 オレのやろうとしていることは圧倒的に正しい。
平民出の騎士見習いが騎士団を動かすようになり乱世を平定する。 わかりやすいじゃないか...。
民が求めている"英雄"なんて所詮、そんなものだ」

オーラン「そのためにすべてを利用するのか?」
ディリータ「いけないか?」

ディリータは、占星術士オーランが、教皇から彼に送り込まれた監視役 であることですらお見通しであった。
女魔道士バルマウフラは、剣を抜いてオーランに見せた。 「さあ、その剣でオレを刺すんだ。来ないなら、こっちから行くぞ!」 ディリータは剣を抜き取るや、斬りかかった。

悲鳴は、オーランでなくそこにいた女性のものであった。 今のディリータにとっては、彼の企みを全て知っている監視役バルマウフラこそ 用済みで余計な存在だったのだ。

8/30 18:30 - バルバネスの墓前
聖騎士ザルバッグが一人の薬師とともに墓前に立っている。 見せたいものがある、とザルバッグは墓の陰から何かを取り出すと、 薬師に投げてよこした。

件の北天騎士団にばらまかれた薬の素になったキノコ、モスフングス。 薬師はすぐに死に至るものではない、と言った。

ザルバッグはやはりな...と天をあおいだ。 父バルバネスを埋葬した場所にモスフングスが生えていれば、 バルバネスがモスフングス自身で毒殺された証拠になる...ザルバッグは うすうす勘づいていたのだ。

薬師は何かにおびえて、その場を早く去ろうとした。

「モスフングスの生えた死体が埋葬された墓ってのは、 たいそう縁起が悪いンですよ。 そのキノコが生えた代で家が滅びちまうってぐらいでさぁ。

家っていうと、ベオルブ家の全員をさすのか...?嫌な暗示である。

8/30 19:00 - (貿易都市ウォージリス)
儲け話「我が社の社運」、貿易船ハイウインド号の引上げという話だった。 ハイウインド号と言えば、FF7では主人公クラウド達パーティの移動手段として、 広い大陸を移動するのに威力を発揮した飛行艇である。
何かありそうな気がしたが、それは考えすぎだった。

報酬11563ギル。JPは100前後。

8/30 19:05
儲け話「キャロットちゃんを探せ」にラヴィアン、ショーター、フィッシャーを派遣。リターンマッチである。

うちのカミさんがキャロットちゃんという名前をいたくお気に入りで、探しに行くことになった。でも、 キャロットちゃんってぶよぶよモルボルなんですけど...。 [結果を見る]

8/30 19:20 - イグーロス城
久々にラムザ達が城にもどってくると、誰もいない。 異変を感じつつ、城に入っていく。

城内では、聖騎士ザルバッグがダイスダーグ卿に斬りかかっていた。 ついにダイスダーグ卿がラーグ公は勿論、 父バルバネスを殺した犯人であることに気がついて逆上したのだ。 ザルバッグはようやくラムザの警告を信じる気になった。
駆けつけた北天騎士団に、"乱心した"と捕らわれそうになるザルバッグ。 そこへやってくるラムザ。 勝利条件は「長兄・ダイスダーグを倒せ」である。 ついに分裂するベオルブ家。

ダイスダーグ「力を持つ者が持たざる者を支配するのは当たり前! それは持つ者の責任なのだ! 力を持つ我々が王家に取って代わるのも当然のことではないか!」
正義を身上と心得るザルバッグは、ダイスダーグの言葉を理解する はずもなかった。
「おまえが英雄を呼ばれるのは誰のおかげだ! すべてこの私だ!この私が手を汚しているおかげで、 おまえはその立場にいられるのだ!」

叫びも虚しく、彼は倒れた。 「そんな...おまえ達が邪魔さえしなければ... イヴァリースはベオルブ家のものになたのだ...ぞ...」

正義が正しいのか、力が正しいのか。

8/30 19:45 - イグーロス城城内
異変はその直後に起こった。彼のふところには聖石『カプリコーン』が 入っていた。召喚されたのは憤怒の霊帝アドラメレク。 ランベリー城城内でエルムドア候爵と神殿騎士ヴォルマルフが 口にした奴だ。
「せっかく、ベオルブが君臨するチャンスがやってきたというのに、 あの戦争バカめ...」
8/30 20:05 - イグーロス城城内
強さのほどはそれほどでもなかった。 「くそっ!!まだ不完全だったか...。 "血塗られた聖天使"さえいれば...こんなことには...ならなかった...」 それがアドラメレクの最後の言葉だった。

崩壊していくベオルブ家。 「いや、家なんか関係ない。大切なのは、どう生きるかなんだ...」とラムザ。

アドラメレクは主にホーリーの魔法を使って来るようだ。 立体的なマップになっており、ラムザ達は下から、敵は橋の上から攻めて 来るので、遠距離攻撃ができると都合がよい。

8/30 22:40 - 貿易都市ザードギス
修行のために各国を回っている。 以前ラムザが出会った花売り、今度は異邦人クラウドに 花を売っている。
「私、誰かに似ているの?」 FF7で出てきたエアリスだろうな、やっぱり...。
花を買わずに立ち去ってしまうクラウド。

入れ替わりに花売りは、借金取りの悪漢に囲まれ、絞めあげられてしまった。 やはりというべきか、クラウド戻ってくるが、例の「キーン」という頭痛で ヘタってしまう。
勝利条件、クラウドを救助せよ。
クラウド、使えないやつ。 戦闘に入っても「オレはソルジャーなんだ!人形なんかじゃない!」 とか言っている。

ラムザは、他の聖石の力を使えば、クラウドを元の世界に戻してやれるのでは ないかと思った。
「行かなければ...、ここじゃない場所...約束の地へ...。」
それって「この」世界のこと?「FF7」の世界のこと?

8/30 23:45
このまま聖ミュロンドに向かう予定だったが、ここで手違いがあった。 クラウドがメンバーに加わるのだが 定員いっぱいなのだ。
特別なイベントの後に加わったユニットは、例えばムスタディオのように 実はクビにするとイベントが発生しなくなるような大事な奴もいる。 うかつにクビにできない。
それ以外で旅の序盤戦からついて来たメンバーはメンバーで、 踊り子や算術士などのなかなかなれないジョブについているから、 やはりクビにできない。
ということは、レベルの低いまま低迷している儲け話トリオを 解散するしかないのだ。てなわけで、現在儲け話が進行中のライオネル城へ向かう。
8/30 23:35 - (ライオネル城)
儲け話「キャロットちゃんを探せ」から ラヴィアン、ショーター、フィッシャーが帰ってきた。 モルボルの置物でも貰えるかと思いきや謝礼金だけだった。 報酬14012ギル。JP67前後。
今回の儲け話を最後に、フィッシャーは除名決定である。
8/31 8:35 - 聖ミュロンド寺院(広間)
ミュロンドはゾディアックブレイブの伝説に登場する。 現在グレバドス教の聖地であり、教皇フューネラルの本拠地であった。

ところが、今や神殿騎士ヴォルマルフ達によって フューネラルは裏切られ、暗殺されようとしていた。
「こちらとしても、こんな過激な方法を採るのは本意ではないのだが、 私に残された時間はあまりに少ない。」
ヴォルマルフは聖石集めのためにフューネラルに協力してきたが、 ラムザにほとんどを奪われる結果となってしまった。

息も絶えだえのフューネラルに問うヴォルマルフ。 「ミュロンドへの入口はどこだ?」 (ここがミュロンドのはずだが、おかしな質問だ。 ランベリー城で言っていた"聖天使"の魂が漂う"死都への入口"、とはこのらしい)
「オーボンヌだ...、あの地下書庫の最下層に封印された魔方陣がある」
「封印の解き方は?」
知らんのだ...。あるとすれば、あの聖典の中に...」 ラムザが持っているゲルモニーク聖典のことだろう。

かくして、ヴォルマルフとラムザの因縁の対決が始まる。

8/31 8:45 - 聖ミュロンド寺院
戦闘の第一ラウンドは、例によって門の前のザコからである。 ザコとはいっても石化を唱えてくる奴がいるので、それだけは注意した方が良い。
8/31 9:15 - 聖ミュロンド寺院広間
第二ラウンドはヴォルマルフ(生身、たぶんこの後ルカヴィになるんだろう) や他の神殿騎士との対決。
ヴォルマルフの要求はいたってシンプルだった。 妹を返して欲しくば、ラムザが持っているすべての聖石とゲルモニーク聖典を渡せ、 と。

ラムザもここまで来るとそれほど甘ちゃんでないので、アルマの無事を確かめようと する。それも拒否されると、聖典だけを渡すことにした。
聖典を調べ、封印の解き方を調べる神殿騎士ローファル。 「ありました。大丈夫、簡単な呪文です...。」 それさえ分かれば、と戦闘突入である。

8/31 9:20
アルマを人質として生かしておく理由、がラムザにとって は知りたいところだった。 ヴォルマルフは息子イズルードを簡単に殺すような男なのに、 他人であるアルマになぜここまでこだわるのか。
結局答えてもらえないまま、ラムザは算術ホーリーを発動し、 ヴォルマルフと神殿騎士二人は、体勢を整えるために一時退却する。

ホーリーがよく効く。ヴォルマルフに手傷を負わせれば終わりか、 ローファルを倒せば終わりか分からないが、とにかく算術ホーリー一発で この第二ラウンドはおしまいである。

8/31 9:25 - 聖ミュロンド寺院礼拝堂
第三ラウンドである。
礼拝堂でヴォルマルフの後ろに控えていた男が現れた。 恐ろしいことにラムザの兄ザルバッグだった。 闇の血族の一員として生まれ変わったのだ。

ラムザ「兄さん、しっかりして!僕だよ!」
ザルバッグ「ここは...いったい...どこなんだ?暗くて...よく...わからない... 立っているのか、座っているのか...手足の感覚が...まるで...ないんだ...」
気のせいか顔色が悪い。ヴォルマルフに完全に操られているようだ。

8/31 9:40
ザルバッグと、デーモン3体を敵に回しての悲しい戦い。 ラムザがザルバッグとデーモン2体に対して放った算術ホーリー一発で、 ザルバッグは倒れ、デーモンには何の被害もなかった。 あまりにも皮肉な結果である。

「すまない...つらい思いをさせたな...アルマをたのむ...もう...いくよ...」
次の瞬間、轟音とともに爆発が起こり、ザルバッグの姿は跡かたもなく消えた。

8/31 9:45 - 聖ミュロンド寺院広間
広間に戻ってきたラムザは、無数の白魔道士が倒れている中に 教皇フューネラルの姿を認める。神殿騎士にやられて無惨な姿になっていた。
「たすけて...、たすけ...て...」
「しっかりして!」
「し...神殿...オ...オーボンヌ...」

さてオーボンヌ修道院で彼らを待つものは一体なにか?


オーボンヌ修道院に足を踏み入れると、ゲームをクリアするまで もう二度とフィールドマップ上に戻ることはない。
今までの連続戦闘と違って、戦闘ラウンドの数はハンパではないので 各ユニットを鍛えて十分にアイテムを用意しよう。

私の場合は、以下のようなパーティでオーボンヌに入った。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 58 忍者 算術
オルランドゥ 55 剣聖 アイテム
アグリアス 49 ホーリーナイト アイテム
ハロルド 48 召喚士 算術
ムスタディオ 48 機工士 詩う
ニーナ 48 アイテム


最後の戦いのみアグリアスを降板してニーナと交替。

ユニット構成のポイントを書いてみよう。

  • 全てのユニットに「瀕死HP回復」がセットしてある。 敵の召喚魔法を避けるためにユニットを分散することがあるので、 自力で回復するのは重要である。
  • オルランドゥ、アグリアスのような剣技を持つユニットが必要。 アグリアスの働きはオルランドゥに比べるとイマイチだったので、 4章から加わるベイオウーフ、メリアドールの方がベターかもしれない。
  • 機工士ムスタディオは最後まで重要。
    長距離攻撃と敵のドンアクによる足どめ用。
  • ラムザとハロルドは算術ホーリーが使える。 最後の敵にいたるまで一貫してホーリーがよく効くし、 遠隔で節操もなく魔法がかけられる算術はありがたい。
    ラムザはフレアも使えるが、ホーリーだけでも何とかなるようだ。
  • 動きの早い忍者が必要。私のパーティではラムザが忍者、 最後の戦いのみ忍者ニーナが未熟なアグリアスの代わりに加わった。

そして、これはアイテム関係である。

  • 武器・防具の破壊に備えて、予備が必要。
    各ユニットが今つけている最強装備をもう2つずつ買っておくべし。
  • 速攻でケリをつけるために、ナイト・忍者はブレイサー装着で威力を上げる。 算術士はシーフの帽子でスピードアップ、魔法の小手で威力アップ。
  • エクスポーションは60、フェニックスの尾は40持っていったが、 速攻重視ならそんなに使わない。
    勝利条件が「○○を倒せ」がほとんどなので、 味方を回復するよりも残ったメンバーでターゲットを集中攻撃した ほうが早いからだ。

では修道院に入ってみる。

8/31 10:15 - オーボンヌ修道院・地下書庫地下四階
第一ラウンドである。神殿騎士ローファルが手下に護衛させて、 地下五階へ消えて行くのが見える。

何があるのだろうといぶかりながらも、手下との戦闘に入るラムザ達。

なんの変哲もないナイト、弓使い、モンクとの戦いである。

8/31 23:05
戦闘終了。地下五階から神殿騎士ローファルの声が聞こえる。 「ヴォルマルフ様、ここは私にお任せを。」
「うむ、頼んだぞ。」
続いて、怪しげな呪文を詠唱する声。そしてまばゆい光。地下へ急ぐラムザ。
8/31 23:10 - オーボンヌ修道院・地下書庫地下五階
第二ラウンド。神殿騎士ローファルと時魔道士、召喚士のお出迎えである。 ローファルはアーマーブレイクを仕掛けてくるのでちょっと厄介だ。

ローファルに致命傷を与えたところ、 「貴様を地獄に招待してやろう」 彼は最後の力をふり絞って呪文を唱え始めた。 「...ファルオス・ケオス・デ・バンダ! ゾーダ・ラムド・フェオリオ...」
もしや、これが"聖天使"の魂が漂う"死都への入口"への封印を解く呪文?
ということは...

床に巨大な魔方陣が明滅している。
我は時の神ゾマーラと契約せし者、悠久の時を経てここに時空を超えよ、 我にその門を開け!デジョン!!」

魔方陣から光の柱が上り、すべてのユニットを飲み込むと あとかたもなく消えた。

8/31 23:25 - 死都ミュロンド
光の柱とともにラムザ一人だけが見知らぬ場所へ連れて来られた。 向こうにローファルが座りこんでいる。

「ようこそ死都ミュロンドへ...。ここへ来たからには、もう元の世界へ 戻ることはできん... その入口さえ...壊して...しまえばな...。」

ローファルが手元で何か操作すると、ラムザの足もとの小さな魔方陣が 大轟音とともに崩れおちた。 あわてて飛びのくラムザ。

ローファル「さあ...先へ進むがいい...貴様の妹が...待っているぞ...」

8/31 23:30 - 死都ミュロンド
第三ラウンド。神殿騎士クレティアンなる者が初登場。 ヴォルマルフはどこだと詰めよるラムザに、曰く、 「この死都へ来たのは、我らの主・聖天使を復活させるため。 いや、正確には融合したアジョラの死によって 不完全な形で現世に留まる我らの主をその眠りから呼び覚ますためだ。

ヴォルマルフ様の目指す目的地は 我らが主の魂が眠る場所...すなわちアジョラが最後を迎えた場所だよ!」
それって、ゴルゴラタ処刑場? いやそれはアジョラの肉体が殺された場所だ。

クレティアンを倒すのにも、オルランドゥがいればそれほど苦労はしない。 侍と忍者がうじゃうじゃいて、装備を壊してくれるので長居は無用だ。

8/31 23:40 - 失われた聖域
第四ラウンド、神殿騎士バルク登場。
「いいもんだぜ!オレは本物の人間になったんだからな! "死"を超越することでオレは人間という種のトップに立った。 もう貴様ら貴族どもに不当な扱いを受けずにすむ...」

「オレは本当の自由を手に入れた!
オレは本物の"人間"になれたんだ!
これで"平等"な扱いを受けられる!」

「笑わせるな、バルク!自分の力で勝ち取らない"自由"に何の意味がある? この世に"平等"なんてあるものか! "平等"は与えられるものじゃない! 自分で勝ち取る"権利"なんだ」

と言いながら、しかしムスタディオの弾に倒れる。 「そんな...オレは"死"を超越したはずでは?」

このマップはバルクが強いというより、敵味方の陣地の間に一直線に 割け目が走っていて容易に行き来できないところに難しさがある。
バルクはご存知機工士だし、一緒に出てくるドラゴンも遠距離攻撃の 手段をもつ(しかも一撃150〜250HPぐらい減ったりする)ので、 後ろに下がって、算術で始末するのが適当だろう。

9/2 23:40 - 飛行艇の墓場 (ヴォルマルフ)
第五ラウンド、神殿騎士ヴォルマルフがいよいよ登場。 文字通り今は使われなくなった船の上が舞台である。 ちなみに、ここから最後までこの船で戦うことになる。
アルマが目の前に横たわっている。

ヴォルマルフの独り言。 「何故だ、ヴァルゴが発動しないのだ?この空間に聖天使の魂が 漂っている、それは間違いない...。
アジョラの生まれ変わりではないのか? ...来たか。」

ラムザ到着。 「"血塗られた聖天使"の再臨には多くの血が必要だ...
聖アジョラの死後、十数世紀にわたりイヴァリースの大地に多くの 血が流されたが、まだ足りないらしい。」
それが、陰で仕組んで獅子戦争を起こさせた真の意図だったらしい。

喋るだけ喋って、ヴォルマルフ変身である。 統制者ハシュマリムというライオンみたいな奴になった。
戦闘開始。

9/2 23:50
「アルマ!お願いだ!目を開けてくれ!!」
ラムザの叫びも虚しく、アルマはステータス不明のまま横たわっている。 「無駄だ...そんな呼びかけでは起きん...」
「本来の姿を取り戻すには、娘の意識が覚醒していては困る のだよ。次に目覚めるときは自分の使命を思い出しているだろう。
この世界に我々の仲間を喚ぶという重大な使命をな...。」
9/3 0:15
統制者ハシュマリム(ライオン野郎)、致命傷を負う。 「我が主よ、まだ目覚めぬのか?」
その時、アルマの持つ聖石がきらりと光った。 「う...ここは?」「ラムザ兄さん?」アルマは正気なようだ。

焦るハシュマリム。
「ここまで来て、邪魔はさせるものか。 "血塗られた聖天使"よ、我が命を...復活の餐に...捧げようぞ...っ!!」
そして、自ら爆発して命を断ってしまった。

その血で聖石ヴァルゴは反応し、光をアルマが包んだ。 次に目の前に立っているのは、見たことがない白髪の女だった。
「身体を取り戻したぞ...。」

いよいよ、セーブ画面はこれが最後である。 もう一度壊された装備がないか確認しよう。 私の場合はアグリアスをクビにして忍者ニーナを追加。

9/3 0:30 - 飛行艇の墓場 (聖アジョラ)
第六ラウンド。対峙する聖アジョラとラムザ達。
「うう...なんだ...これは...」聖アジョラが聖石が光るたびに苦しんでいる。
「兄さん助けて...」
「やめろ...邪魔をするな...ジャマ...ヲ...スル!!」 光がさして、聖アジョラからアルマの体が分離した。

「ワタシノ...復活ヲ...サタマゲル者ハ....何人タリトモ...許シテハ...オカナイ...!」 聖天使"アルテマ"に変身した。こいつが血塗られた聖天使! 意外にもアルテマは人間の女性の面影をのこしていた。
戦闘開始。

この状態では、まだアルテマは大して強くない。 後ろに控える4体のデーモンのうち2体オルランドゥが一撃で倒せるので、 あとは聖天使アルテマに集中砲火しよう。
分離して正気にもどったアルマが味方にリレイズ、プロテスなどのサポートを してくれる。

9/3 0:40 - 飛行艇の墓場 (聖天使アルテマ)
ある程度ダメージを与えたところで、
「ソウカ...貴様ハ...、カツテ...コノ私ヲ倒シタ者ノ...末裔カ...」
聖天使アルテマ変身。
ラムザ達が次に見たのは、 彼らの身長の6倍はありそうなノッポのガイコツのようなおぞましい "聖天使"の真の姿だった。

これが最終形態だ。こいつは自分のターンになるとテレポして、 もっとも弱っているユニットの隣に立ち、一撃必殺の直接攻撃を行う。
ホーリーの魔法が一番効果がある。次が オルランドゥの剣技(無双稲妻突きで十分!)といったところ。

とにかく死んだ味方は天使の指輪か何かで復活するまで放置して、 切って切って切りまくる。

9/3 1:00
聖天使アルテマの最期。体の中から無数の小さな爆発。 やがてそれはラムザ達がいる船全体の誘爆を引き起こした。 彼らを光が飲み込み、すべては無に帰った。

THIS GAME IS COMPLETED! の表示。


9/3 1:02 - イヴァリースのとある墓地。
アルマの墓を大勢の弔問客が囲んでいる。
神父「...大いなる父の祝福を受け、汝の肉体は大地に戻らん。 願わくば聖アジョラの御加護によりアルマ・ベオルブの魂を...」
なにが聖アジョラの御加護だ。

弔問客が噂している。「三百年続いたベオルブ家もこれでおしまいね...」
あのとき、薬師が口にした不吉なジンクスは、やはり伏線だったのだ。

そして、ラムザは墓にも入れないらしい。

弔問客がすべて引いてしまったあと、占星術士オーランと一人の女性が 墓前にやって来た。
「ディリータはオヴェリアと結婚したんだ...
平民出の若者が混乱したイヴァリース国に平和をもたらし、 ついにはプリンセスと結ばれて新たな国王となる...。
何百年も民衆の間で語り継がれる英雄譚の誕生だ。」

「ディリータはおまえが言ったように根はいいヤツなのかもしれない。 彼女が (バルマウフラが) ミュロンドの刺客とバレた時... あいつは彼女を殺したように見せかけて城外へ逃したんだ...。 ヴォルマルフに利用されている彼女に自分の姿を重ねたんだろうな...。」
そう言えば、彼の隣に立っているのはバルマウフラのようだ。 彼女はそこまで聞いて、黙って彼に別れを告げると去っていった。

「オレにはまだおまえたちが死んだなんて信じられないよ。 また、来るよ。」オーランが去ろうとしたとき、 向こうを2匹のチョコボに乗った少年と少女が消えていった。
その後、二人の姿を見た者はいない。

9/3 1:30 - エンディング・ムービー
オーラン・デュライはこう術懐している。

「人間は何に幸福を見いだすのだろうか?
何のために今を生きるのだろうか?
そして、何を残せるだろうか?
ただ、わかることは---
彼こそが真の勇者であった。」

後日オーラン・デュライは自分が見聞きした出来事を 「デュライ白書」としてまとめ上げ、公開したが、 真相の暴露を恐れた教会によって彼は"異端者"として火あぶりにされた。 回収されたデュライ白書はその後、数百年にわたって教会に隠匿される ことになった。

9/3 1:50 - ゼルテニア城の教会跡
花を摘んでいるらしい王女オヴェリア。 イヴァリース国王となったディリータが花束をもって後ろからやってくる。

(このあと、とあるエピソードがあるのだが、それは自分でクリアして 見ましょう)

なぜ、違う道を選んだ...

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