長引く獅子戦争にしびれを切らせた北天騎士団は、 ベスラ要塞への攻撃を試みていた。
その頃、機工都市ゴーグで聖石が発見された。 ドラクロワが50年戦争の頃に見つけたという噂があったものだ。
と、「酒場で俺を雇わないか」と近寄る騎士ベイオウーフ。 ラムザは快く同行させることにする。
次のゴルランドの炭坑では、またまた連続戦闘が待っているので 移動の前にセーブ!
銃ばかりなので攻撃力はそれほどでないが、ダメージを受けると アイテム士どうしでポーション、エクスポーションで体力回復してくるので、 2人以上で袋叩きにするか、忍者を連れてきて回復する間もなくご臨終か しないと決着がつかない。
あと騎士ベイオウーフは最初からなれるジョブがいくつかあるが、 追加アビリティを自分でセットしなければならないので注意。 私は追加アビリティを陰陽士にした。不変不動を唱えてくれる。
やはり大して苦労するマップではない。
キングベヒーモスというライオンみたいなのが直接攻撃力が強く、
アイテム士がフェニックスの尾で敵を復活させてくるぐらい。
敵の「うりぼう」を仲間にしたかった...。
定員が四人。あのベリアスの取巻きとしてラムザ達を 苦しめてくれてデーモンが再登場。 だがホーリードラゴン自身の一撃がけっこう強力なので、意外と苦労しない。
「"奴ら"には借りがあるんだ。君と同様にね...。」
彼の一言が気になる。
ベイオウーフとレーゼが仲間になった。
冗談は通じないが強力なロボットのようだ。
そのままパーティに加えることにする。 ステータスを見ると、モンスターではないがアビリティも固定されているし アイテムも装着できない、モンスターと人のあいのこのようだ。
というわけで、次なるゼルテニア城を目指してドグーラ峠にさしかかった。
早速南天騎士団のお出迎えである。 彼らを倒さないかぎり通してくれないらしい。
今回のパーティは次の通り。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 48 | アイテム士 | ガッツ |
ラファ | 40 | アイテム士 | 真言 |
ムスタディオ | 40 | 黒魔法 | アイテム |
ハロルド | 40 | 算術士 | アイテム |
アリシア | 40 | 忍者 | 白魔法 |
ラムザはものまね士になる修行中(条件が厳しくなるのは大変らしい)である。 ムスタディオは目標としていた吟遊詩人にはなったので、 次に算術士を目指している。つまり彼は後方支援専用。
敵はブリザガのできる黒魔道士に、竜騎士、ナイト、弓使いといったところだ。 一人ずつ確実に倒していけばそれほど苦労しない。 私の場合マップ左前方にいる黒魔道士を最初の一ターンで倒し、 あとは近場にいるやつ優先といった具合である。 竜騎士やナイトの物理攻撃しか仕掛けない系は、瀕死状態にしてしまえば 「脱兎のごとく」逃げてしまうので論外。それよりも遠くから ブリザガをかける黒魔道士がうるさい。
「きみたちは皆、悪しき者どもの手の上で踊っている哀れな操り人形で あることに気づいていない!目を覚ませ、メリアドール! きみはヴォルマルフにだまされている!」
しかし、なんとヴォルマルフは彼女の父。彼女にとって、
父の言うことが嘘であるはずはなかった。
やっとのことで"騎士"マラークが瀕死の重傷を負わせると、
例によって捨てゼリフを吐いて去っていった。
今回のパーティは次の通り。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 49 | アイテム士 | ガッツ |
ハロルド | 41 | 黒魔道士 | 算術 |
ムスタディオ | 41 | 白魔道士 | アイテム |
マラーク | 40 | ナイト | 裏真言 |
アリシア | 40 | 忍者 | 白魔法 |
正直いってジョブの組合せはお勧めできるものじゃない。
2つ言えるのは、味方がメリアドールの聖剣技もどきや弓使いの矢、
召喚魔法などでボロボロにされるため、天使の指輪を
全員につける他、回復の手段もたくさんあった方が良いこと。
そして、高低差のある城門を上るため、ジャンプ力をつけた方が良いことである。
それから、メリアドールの技は攻撃力がある上にこちらの防具を片っぱしから 破壊してくれるので、今回の戦いは高いものにつくだろう。 対策には(確認してはいないが)メンテナンスのアビリティをつけるのもお勧めだし、 防具を最初からもたない労働八号を参加させるのも手だろう。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 49 | 竜騎士 | アイテム |
ニーナ | 42 | モンク | アイテム |
ムスタディオ | 42 | 話術士 | 狙撃 |
アリシア | 41 | 忍者 | アイテム |
アグリアス | 41 | 侍 | (聖剣技) |
相手はチョコボの大群だ。
チョコボは黄×3、赤×2、黒×1という組合せがもっともハズレで、
うまくすると黄×4、赤×1、うりぼう×1のことがある。 (ランダムに決定されるらしい)
今までさんざんチョコボの恐さについてはご存知のはずだが、
今回は輪をかけてチョコメテオだの、チョコボールだので
情け容赦ない。
FFVIIの時はチョコボも可愛げがあったのに...
というわけで、応戦する方も定番ムスタディオの「腕を狙う」攻撃と、 二刀流をマスターしたモンク・ニーナとアリシア、 聖剣技のアグリアスと攻撃力の高いのを揃えた。 ただし、上記の表で侍に聖剣技の組合せは意味ナシ であることに注意。どうもジョブがナイトかホーリーナイトで剣を持っていないと 聖剣技は働いてくれないようだ。
オレの任務はゴルターナ公とオルランドゥ伯の暗殺だ...。
ディリータはついに教皇の狙いを語り始めた。
骸旅団のような国家や貴族に不満をもつ連中を
煽り各地で反乱を起こさせることで、さらに民衆の国政にたいする
不満をかき立てる。ラーグ公もゴルターナ公も、反乱を鎮圧しようとするが
行き詰まってくる。彼らはそれを打破するために獅子戦争に
一気に決着をつけようとしてベスラ要塞に集まって来る。
しかも、決着をつけようとする最中、ラーグ公とゴルターナ公、そして
キーマン達も何者かに暗殺される。
南天騎士団のオルランドゥ伯、ラムザの兄でもある北天騎士団のザルバッグ、
ダイスダーグ卿達である。
指導者を失った両陣営の間を仲介するのが教会、という筋書きである。
しかも教会にはゾディアックブレイブがいるとなれば、民衆は喜ぶだろう。
そのための聖石集めを妨害しているラムザは、教会の目の上のコブ的
存在なわけだ。
「ディリータも、この聖石を狙っているんだろう?」
「オレは教会の犬じゃない、オレはオレの意志で動いている。
だが、方法は違っていても目指す方向は一緒だ。
目指す方向が一致している限りおまえはオレの敵じゃない...。」
「...僕と一緒に行こう。」
「...すまない、それはできない。彼女にはこのオレが必要だ。」
オヴェリア王女のことであろう。教会はラーグ公やゴルターナ公がそうしたように、
生き残った王子または王女を陰から操ればそれで良いのだ。
「きみは自分の野心のためにオヴェリア様を利用しているのか?」
「...さあ、オレにもよくわからん、ただ、
彼女のためならこの命...、失っても惜しくない...。
ほとんどディリータが聖剣技?で片付けてくれてしまったので楽勝である。
ナイト達と黒魔法の使える陰陽士が地上と塔中腹で待ち構えており、
背の高い教会の塔のてっぺんにザルモゥが控えていて、
一度戦闘不能になったユニットをアレイズで復活させて邪魔だて
しようとする。
とりあえずテレポができるユニットがいれば塔の上までは
あっと言う間に上れるので、決着は早い。
できないユニットは塔を螺旋状に時間をかけて上るしかない。
ディリータはテレポできないが、
地上から直接聖剣技でザルモゥにダメージを与えることができる。
そのバルマウフラが持ってきたニュースは、北天騎士団が オルランドゥ伯を伴ってベスラ要塞へ動いている、同時に 南天騎士団もゴルターナ公を擁して...というものだった。
ラムザはオルランドゥ伯を説得することを心に誓う。 「死ぬなよ、ラムザ」ディリータは堅い握手を交わすのであった。
と、いいながら、ディリータはラムザの行動をも利用して まだ何か企んでいるようだ。
フィールドマップにベスラ要塞へのルートが追加された。
ラムザの問い詰めに、バルクは何かを投げつけた。 粉末状の毒を北天騎士団の陣地に風に乗せて散布したという。 教皇は北天騎士団の隙をついて南天騎士団が勢い付いて兵をすっかり 出してしまったところで、混乱に乗じて ゴルターナ公とオルランドゥ伯、ラーグ公をも暗殺しようというのだ。 ラムザたちが駆けつけたのは遅かったのか。神殿騎士バルクを倒さねばならない。
戦いの中、バルクはいう。
「この腐ったイヴァリースをどう浄化するつもりなんだ?
腐った部分を切り捨てない限り、同じことの繰り返しだってな。」
「争わなくても何か解決策があるはずだ!」ラムザにもその答えは
まだなかった。
「貴様たち貴族がいる限り、オレたちは"搾取される側"でいなけりゃならない!
だから、オレは搾取する側にまわってやる!」
今回のパーティは次のとおり。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 51 | 忍者 | 盗む |
ニーナ | 43 | 侍 | アイテム |
ラファ | 43 | 弓使い | アイテム |
ムスタディオ | 43 | 機工士 | アイテム |
ハロルド | 42 | 話術士 | 算術 |
シナリオ上、最初は全員毒に侵されているので、 毒消しの手段を沢山用意した方がよい。
今回倒す神殿騎士バルクは、ブラストガンなる新しい銃を持っている。
こいつが曲者で、撃つと必ずブリザガの効果があるというもので、
当たるとHP100以上のダメージを受ける。機工士でもあるので
ムスタディオ同様「足を狙う」で動きを止めようとしてくる。
ちょうど銃もミスリル銃以上に威力のあるものが欲しかったところなので、
こいつをラムザが盗みに行くことにする。銃がなければずいぶん楽になる。
取り巻き連中も、ナイトと騎士と弓使いのオーソドックスな組合せながら
それぞれが強力で射程距離も長い。
そこで、ハロルドに算術でちょうど敵ほぼ全員がカバーできる
チャンスを見計らって"CT5デス"をかけさせて敵の数をとにかく減らす。
さらに話術でラーズというナイトを味方につけた。
芸がないと言われながらも、ムスタディオの「腕を狙う」も効果大。
代わってゴルターナ公の前にディリータ登場。 引続き聖地ミュロンドと連絡を取りあい、ラーグ公失脚のため 教皇の詔勅をもらうよう命ずる。 それが教皇の狙いの一部だとは気づかずに...。
さらに、ディリータはゴルターナ公の信頼を得て 南天騎士団の指揮権と聖騎士の称号を得る。 また一歩階段を上ったようだ。彼自身の狙いどおりに。
次も2回だけだが連続戦闘が待っている。ここで予備のセーブをお忘れなく。
今回のパーティは次のとおり。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 51 | 召喚士 | 盗む |
ニーナ | 44 | 侍 | アイテム |
ラファ | 44 | シーフ | アイテム |
ハロルド | 43 | 白魔道士 | 算術 |
ムスタディオ | 43 | 時魔道士 | アイテム |
ラムザが瀕死HP回復、ニーナが二刀流と瀕死HP回復、
ラファがオートポーションと精神統一、ムスタディオがオートポーション、
という具合に、次第に攻守とも強力なアビリティが揃ってきている。
特筆すべきはハロルドの算術デスで、運の要素がつよいものの
一気に形勢を逆転する可能性を秘めている。
敵は何の変哲もないナイト・シーフ・弓使いのはずだが、 ナイトがフェニックスの尾を使えるのが、戦いが長引く要因だったりする。 ナイトはできるだけ他のユニットをすぐに助けに行けない所へ おびき出してとどめを指すのがベスト。シーフは兜を盗んでくるのでやや注意。 フェニックスの尾で復活しかけている敵も含めて、まとめて 算術ホーリーや黒魔法などの全体魔法で対応するのが良いだろう。
胸がむかむかする...と訴えるラーグ公に対して、 ダイスダーグ卿はなんとナイフを突き立てた。 ダイスダーグ卿はなんと父バルバネスを自分の手にかけ、 さらに今ラーグ公をも暗殺してしまった。
さらに彼は新たな謎を口にする。
(毒をまいたのは)ベオルブが表舞台に立つことを望む協力者たちの仕業だ...
そして、たまたまラーグ公のそばに倒れていた者が南天騎士団の刺客だったという ことになった。歴史は都合のいいように作られていく。
勝利条件は水門を開くこと。そのためには水門の上にあるスイッチを 二つ押せば良いのだが、勘違いしがちなのはラムザが自分で行かないと スイッチが押せないことである。 なおスイッチの位置にはナイトが一人ずつ居座っているので、 まず倒してカウントダウンが0まで待つか強力な物理攻撃でどけるかしないと、 やはりスイッチは押せないようになっている。
今回のパーティは次のとおり。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 52 | ものまね士 | --- |
ハロルド | 44 | 白魔道士 | 算術 |
ラファ | 44 | シーフ | アイテム |
ムスタディオ | 44 | 時魔道士 | アイテム |
アグリアス | 43 | 竜騎士 | アイテム |
ついにものまね士等という訳のわからないジョブに
なってしまったラムザ。マニュアルにも無いようだ。
他のアビリティもアイテムも一切装着不可。
ただ味方ユニットがやることを全く同じように真似るだけである。
武器まで真似てくれるので、敵の目の前にものまね士を置いておいて
他の味方ユニットが他の敵に対して「たたかう」と、
同時にラムザは目の前の敵を攻撃する、という具合だ。
使い方によってはけっこう強力かもしれない。
占星術士オーランは、オルランドゥ伯の元へラムザと魔道士バルマウフラ
(どうしてそばにいるんだ?)を迎え入れる。
オルランドゥはラムザが3〜4歳の頃を知っていた。
魔道士バルマウフラは、ゴルターナ公がオルランドゥ伯を処刑しようとしている
ことを告げ、早く逃げることを勧める。
オルランドゥ伯はアドバイスを受け入れ、ラムザについて行き
教皇の策略を止めたいと願うのであった。
そして、オーランはオルランドゥについて行きたいという希望を容れられず、
ゼルテニア城でオヴェリア王女を守ることを命ぜられる。
初代儲け話として長らく旅をともにしたクィン(レベル23)を除名し、 頼れる味方オルランドゥが加わる。
「それは困る」
一言、ディリータはゴルターナ公を刺殺した。 「誰もあんたが王になることなんぞ願っちゃいないんだよ!」
ディリータの謀略にはまだ続きがあった。
シドに化けたグレバドス教信者をゴルターナ公の前で殺し、
相討ちしたことにしたのだ。
ここでも魔道士バルマウフラの手引きが...。
教皇フューネラルは調停を提案、両軍にまだ兵力があることを理由に断わられる。 狂いはじめる教皇の狙い。
敵は忍者とシーフ、弓使い。忍者が恐いが、ドンアクの効果がある攻撃 (ムスタディオ「腕を狙う」、ベイオウーフ「ドンアク」等)があれば それほどでもない。
しかし、次のローファルの話はさすがにダイスダーグ卿を黙らせるものがあった。
北天騎士団に仕掛けられた毒 =
モスフングスの胞子は、微量に長期間に渡って
体に取り込むと風邪を引き起こし、いつの間にか死に至らしめる。
ダイスダーグが同じ手段を用いて父バルバネスを暗殺したと言いたいのだ。
そして、父を埋葬した場所にモスフングスが生えていれば、それは
モスフングスによって毒殺された何よりの証拠になると。
教皇からの「お近付きの印」にと、ローファルは聖石を 一つ、ダイスダーグ卿に渡す。 (ダイスダーグ卿がルカヴィと融合するのを期待しているのだろうか?)
今回のパーティは次のとおり。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 53 | 算術士 | アイテム |
アグリアス | 47 | ナイト | 聖剣技 |
ニーナ | 46 | 侍 | アイテム |
ムスタディオ | 46 | ナイト | 狙撃 |
ベイオウーフ | 45 | モンク | 話術 |
労働七号・改は魔法が通じないようだが、アグリアスの聖剣技は大丈夫のようなので バンバン使って速攻で倒す。侍の二刀流もスピーディに倒すために重要。 さらに一度倒したあと、予備回路を使って復活するので(といってもHPは1だが) 油断しないで倒すこと。
敵のコカトリスが石化をかけてくるので、対抗できるアイテムなり魔法が 必要だろう。
神殿を立ち去ろうとするとイベント発生。
ベイオウーフが聖石「キャンサー」をブルードラゴンに渡して、何か試してみろ
という。その力は、ブルードラゴンを美しい女性レーゼに戻した。
ベイオウーフの恋人であった彼女は、
どういうわけかドラゴンの姿に変えられていたのだ。
新メンバーとしてレーゼ追加。ジョブは"ドラグナー"となっており、 ドラゴンの頃の技が使える。
勝利条件は敵を全滅と言われるが、実際は忍者の一人だけ速攻で狙えば 十分のようだ。
「キュクレインもベリアスもやられてしまった。 これで生き残っているのは我々だけ。 あとは、"狭間"に因われているアドラメレクぐらいか...」
アドラメレクはすぐに"こっち"へ喚ばれることになるだろう...。
「相応しい"肉体"が見つかったのか?」
「ああ。"聖石"があの男を選んだのだ。"肉体"を選ぶのは聖石自身だからな。」
「そうか...あとは、あの"究極の力"をもつ"血塗られた聖天使"
を復活させるだけだ。そうすれば、聖石の力を借りなくとも...
いや、相応しい"肉体"がなくとも自由に行き来できるようになる...」
「"聖天使"に相応しい"肉体"を見つけたのか?...よもや、あの娘ではあるまいな?」
「"聖天使"に相応しい"肉体"は一つだけ...。おそらくあの娘に間違いないだろう。
あとは、"聖天使"の魂が漂う"死都への入口"を見つけるだけ。」
アサシン2人が入ってきた。ラムザ達がここへ来ると聞いて、 エルムドア候爵は前回の戦いの借りを返す絶好の機会だと思った。 ヴォルマルフを行かせ、エルムドアとアサシン2人でラムザを迎え撃つことにする。
今回のパーティは次のとおり。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 54 | 忍者 | アイテム |
オルランドゥ | 51 | 剣聖 | アイテム |
ニーナ | 47 | 侍 | アイテム |
労働八号 | 47 | 鉄巨人 | --- |
ムスタディオ | 47 | モンク | 狙撃 |
とにかく「ベストメンバーで速攻」の一言につきる。 天使の指輪のような守りに徹する装備はあきらめて、 エルメスの靴、シーフの帽子 or グリーンベレーのようなスピードを稼ぐやつで 固めるべきだ。
なぜならエルムドアの「吸血」を食らうと、そのユニットは吸血鬼として一生を 送るハメになる。こちらからコントロール不能。聖水でステータス異常を 直すことはできるようだが、なにせ速攻勝負なので味方を直している場合ではない。 他にエルムドアは魔法"呪われし野望"、侍の技"村正"など、 付近のユニットに同時に160HP前後のダメージを与えてくるので手に負えない。
アサシンは「息根止」と魔法「アルテマ」を使う。息根止は隣にいる ユニットを100%戦闘不能にしてしまうので、とにかく 彼女たちの隣に立たないで聖剣技の類で遠距離攻撃すること。 私の場合は、先に飛び出したニーナ(二刀流)が速攻でダメージを与えたのは良いが、 次のターンで息根止を食らって捨石状態になってしまった。
ムスタディオはモンクだが、実際には「銃装備可能」アビリティを付けているので 機工士みたいなものである。モンクとしてのJP稼ぎ用。
そこへ、神殿騎士メリアドールが入ってきた。
聖石の凶暴な力を目のあたりにするメリアドールは、やっと
弟イズルードがラムザにではなく聖石の力にやられたのだということに気づく。
ザルエラ「貴様もイズルード同様、我々に相応しくない"肉体"だったな...。」
だが、メリアドールの父、神殿騎士ヴォルマルフは相応しい肉体だったらしく、
既に闇の血族の一員だった。
ナイトとボーンスナッチなどの死霊を従えたザルエラとの戦いが始まる。
音楽も雰囲気も"あの"魔人ベリアス"と同じなので、また手こずるような気がするが、 城内での先の戦闘に比べればまだ楽である。オルランドゥやアグリアスの 聖剣技で速攻 (もちろんSpeedを上げるためにエルメスの靴やシーフの帽子を 活用) すれば大した敵ではない。
メリアドールはイズルード、ウィーグラフは神殿騎士であったが、 聖石の真の力を知らされずに、聖石集めに荷担していたようだ。 全てを知っていたのはヴォルマルフ。
彼の狙いは何か?リオファネス城一つ滅ぼす力を持ちながら、 その力を表立って行使できない。 しかも伝説の悪魔ルカヴィは不死身のはずだが、そうでもない。
「もともと伝説なんて些細なことが思いきり誇張されているものよ。 ルカヴィも所詮はただのモンスターだったってことじゃないのかしら?」
しかしラムザにはメリアドールの言葉がにわかに信じがたかった。
ラムザに聖石を預け、代わりにパーティに同行しようと言い出すメリアドール。
「父がどうしてそうなったのか、知りたいのよ。それに、
聖石『カプリコーン』をなぜ、ダイスダーグ卿に贈ったのか...」
嫌な予感が彼を襲った。
そこへ、当のディリータ入室。やはり女魔道士バルマウフラを従えていた。
「バカなことをしたな、オーラン。
だいたい、周りを見渡してみろ。本気で悲しんでいるヤツなんて
一人としていないんだぜ。」
「この裏切り者め...」オーランにとっては義父が謀反を起こした張本人に
されたことが許せなかった。
オヴェリアは驚愕した。「どうして、そんなことを...!」
「言ったろ、おまえを本当の王にしてやるってね」
「嘘よ!あなたは私を利用しようとしているのよ!」
彼女は、一度は心を通いあわせたディリータを信用すべきがどうか、迷っていた。
部屋を出るふりをして、盗み聞きをするオヴェリア。
ゴルターナ公殺害の秘密をばらそうとしたオーランは、
その場で斬られても仕方がないと思っていたが、
ディリータは「死んでもらっては困るんだよ」と意外なことを言った。
「おまえはオレに仕えるんだよ。」
「オレは北天騎士団を倒す。倒してイヴァリース国を平定する。 そしてオヴェリアの国を作るんだ。
もちろん、教皇も倒す。オレは教皇の犬じゃないからな...」
オーランはディリータの言うことにあ然とした。
「おまえならオレの正しさを認識できるはずだ。 オレのやろうとしていることは圧倒的に正しい。
平民出の騎士見習いが騎士団を動かすようになり乱世を平定する。 わかりやすいじゃないか...。
民が求めている"英雄"なんて所詮、そんなものだ」
オーラン「そのためにすべてを利用するのか?」
ディリータ「いけないか?」
ディリータは、占星術士オーランが、教皇から彼に送り込まれた監視役
であることですらお見通しであった。
女魔道士バルマウフラは、剣を抜いてオーランに見せた。
「さあ、その剣でオレを刺すんだ。来ないなら、こっちから行くぞ!」
ディリータは剣を抜き取るや、斬りかかった。
悲鳴は、オーランでなくそこにいた女性のものであった。 今のディリータにとっては、彼の企みを全て知っている監視役バルマウフラこそ 用済みで余計な存在だったのだ。
件の北天騎士団にばらまかれた薬の素になったキノコ、モスフングス。 薬師はすぐに死に至るものではない、と言った。
ザルバッグはやはりな...と天をあおいだ。 父バルバネスを埋葬した場所にモスフングスが生えていれば、 バルバネスがモスフングス自身で毒殺された証拠になる...ザルバッグは うすうす勘づいていたのだ。
薬師は何かにおびえて、その場を早く去ろうとした。
「モスフングスの生えた死体が埋葬された墓ってのは、 たいそう縁起が悪いンですよ。 そのキノコが生えた代で家が滅びちまうってぐらいでさぁ。
報酬11563ギル。JPは100前後。
うちのカミさんがキャロットちゃんという名前をいたくお気に入りで、探しに行くことになった。でも、 キャロットちゃんってぶよぶよモルボルなんですけど...。 [結果を見る]
城内では、聖騎士ザルバッグがダイスダーグ卿に斬りかかっていた。
ついにダイスダーグ卿がラーグ公は勿論、
父バルバネスを殺した犯人であることに気がついて逆上したのだ。
ザルバッグはようやくラムザの警告を信じる気になった。
駆けつけた北天騎士団に、"乱心した"と捕らわれそうになるザルバッグ。
そこへやってくるラムザ。
勝利条件は「長兄・ダイスダーグを倒せ」である。
ついに分裂するベオルブ家。
ダイスダーグ「力を持つ者が持たざる者を支配するのは当たり前!
それは持つ者の責任なのだ!
力を持つ我々が王家に取って代わるのも当然のことではないか!」
正義を身上と心得るザルバッグは、ダイスダーグの言葉を理解する
はずもなかった。
「おまえが英雄を呼ばれるのは誰のおかげだ!
すべてこの私だ!この私が手を汚しているおかげで、
おまえはその立場にいられるのだ!」
叫びも虚しく、彼は倒れた。 「そんな...おまえ達が邪魔さえしなければ... イヴァリースはベオルブ家のものになたのだ...ぞ...」
正義が正しいのか、力が正しいのか。
崩壊していくベオルブ家。 「いや、家なんか関係ない。大切なのは、どう生きるかなんだ...」とラムザ。
アドラメレクは主にホーリーの魔法を使って来るようだ。 立体的なマップになっており、ラムザ達は下から、敵は橋の上から攻めて 来るので、遠距離攻撃ができると都合がよい。
入れ替わりに花売りは、借金取りの悪漢に囲まれ、絞めあげられてしまった。
やはりというべきか、クラウド戻ってくるが、例の「キーン」という頭痛で
ヘタってしまう。
勝利条件、クラウドを救助せよ。
クラウド、使えないやつ。
戦闘に入っても「オレはソルジャーなんだ!人形なんかじゃない!」
とか言っている。
ラムザは、他の聖石の力を使えば、クラウドを元の世界に戻してやれるのでは
ないかと思った。
「行かなければ...、ここじゃない場所...約束の地へ...。」
それって「この」世界のこと?「FF7」の世界のこと?
ところが、今や神殿騎士ヴォルマルフ達によって
フューネラルは裏切られ、暗殺されようとしていた。
「こちらとしても、こんな過激な方法を採るのは本意ではないのだが、
私に残された時間はあまりに少ない。」
ヴォルマルフは聖石集めのためにフューネラルに協力してきたが、
ラムザにほとんどを奪われる結果となってしまった。
息も絶えだえのフューネラルに問うヴォルマルフ。
「ミュロンドへの入口はどこだ?」 (ここがミュロンドのはずだが、おかしな質問だ。
ランベリー城で言っていた"聖天使"の魂が漂う"死都への入口"、とはこのらしい)
「オーボンヌだ...、あの地下書庫の最下層に封印された魔方陣がある」
「封印の解き方は?」
知らんのだ...。あるとすれば、あの聖典の中に...」
ラムザが持っているゲルモニーク聖典のことだろう。
かくして、ヴォルマルフとラムザの因縁の対決が始まる。
ラムザもここまで来るとそれほど甘ちゃんでないので、アルマの無事を確かめようと
する。それも拒否されると、聖典だけを渡すことにした。
聖典を調べ、封印の解き方を調べる神殿騎士ローファル。
「ありました。大丈夫、簡単な呪文です...。」
それさえ分かれば、と戦闘突入である。
ホーリーがよく効く。ヴォルマルフに手傷を負わせれば終わりか、 ローファルを倒せば終わりか分からないが、とにかく算術ホーリー一発で この第二ラウンドはおしまいである。
ラムザ「兄さん、しっかりして!僕だよ!」
ザルバッグ「ここは...いったい...どこなんだ?暗くて...よく...わからない...
立っているのか、座っているのか...手足の感覚が...まるで...ないんだ...」
気のせいか顔色が悪い。ヴォルマルフに完全に操られているようだ。
「すまない...つらい思いをさせたな...アルマをたのむ...もう...いくよ...」
次の瞬間、轟音とともに爆発が起こり、ザルバッグの姿は跡かたもなく消えた。
さてオーボンヌ修道院で彼らを待つものは一体なにか?
オーボンヌ修道院に足を踏み入れると、ゲームをクリアするまで
もう二度とフィールドマップ上に戻ることはない。
今までの連続戦闘と違って、戦闘ラウンドの数はハンパではないので
各ユニットを鍛えて十分にアイテムを用意しよう。
私の場合は、以下のようなパーティでオーボンヌに入った。
名前 | レベル | ジョブ | 追加アビリティ |
---|---|---|---|
ラムザ | 58 | 忍者 | 算術 |
オルランドゥ | 55 | 剣聖 | アイテム |
アグリアス | 49 | ホーリーナイト | アイテム |
ハロルド | 48 | 召喚士 | 算術 |
ムスタディオ | 48 | 機工士 | 詩う |
ニーナ | 48 | 侍 | アイテム |
最後の戦いのみアグリアスを降板してニーナと交替。
ユニット構成のポイントを書いてみよう。
そして、これはアイテム関係である。
では修道院に入ってみる。
何があるのだろうといぶかりながらも、手下との戦闘に入るラムザ達。
なんの変哲もないナイト、弓使い、モンクとの戦いである。
ローファルに致命傷を与えたところ、
「貴様を地獄に招待してやろう」
彼は最後の力をふり絞って呪文を唱え始めた。 「...ファルオス・ケオス・デ・バンダ!
ゾーダ・ラムド・フェオリオ...」
もしや、これが"聖天使"の魂が漂う"死都への入口"への封印を解く呪文?
ということは...
床に巨大な魔方陣が明滅している。
我は時の神ゾマーラと契約せし者、悠久の時を経てここに時空を超えよ、
我にその門を開け!デジョン!!」
魔方陣から光の柱が上り、すべてのユニットを飲み込むと あとかたもなく消えた。
「ようこそ死都ミュロンドへ...。ここへ来たからには、もう元の世界へ 戻ることはできん... その入口さえ...壊して...しまえばな...。」
ローファルが手元で何か操作すると、ラムザの足もとの小さな魔方陣が 大轟音とともに崩れおちた。 あわてて飛びのくラムザ。
ローファル「さあ...先へ進むがいい...貴様の妹が...待っているぞ...」
ヴォルマルフ様の目指す目的地は 我らが主の魂が眠る場所...すなわちアジョラが最後を迎えた場所だよ!」
それって、ゴルゴラタ処刑場?
いやそれはアジョラの肉体が殺された場所だ。
クレティアンを倒すのにも、オルランドゥがいればそれほど苦労はしない。 侍と忍者がうじゃうじゃいて、装備を壊してくれるので長居は無用だ。
「オレは本当の自由を手に入れた!
オレは本物の"人間"になれたんだ!
これで"平等"な扱いを受けられる!」
「笑わせるな、バルク!自分の力で勝ち取らない"自由"に何の意味がある? この世に"平等"なんてあるものか! "平等"は与えられるものじゃない! 自分で勝ち取る"権利"なんだ」
と言いながら、しかしムスタディオの弾に倒れる。 「そんな...オレは"死"を超越したはずでは?」
このマップはバルクが強いというより、敵味方の陣地の間に一直線に
割け目が走っていて容易に行き来できないところに難しさがある。
バルクはご存知機工士だし、一緒に出てくるドラゴンも遠距離攻撃の
手段をもつ(しかも一撃150〜250HPぐらい減ったりする)ので、
後ろに下がって、算術で始末するのが適当だろう。
ヴォルマルフの独り言。
「何故だ、ヴァルゴが発動しないのだ?この空間に聖天使の魂が
漂っている、それは間違いない...。
アジョラの生まれ変わりではないのか? ...来たか。」
ラムザ到着。 「"血塗られた聖天使"の再臨には多くの血が必要だ...
聖アジョラの死後、十数世紀にわたりイヴァリースの大地に多くの
血が流されたが、まだ足りないらしい。」
それが、陰で仕組んで獅子戦争を起こさせた真の意図だったらしい。
喋るだけ喋って、ヴォルマルフ変身である。
統制者ハシュマリムというライオンみたいな奴になった。
戦闘開始。
焦るハシュマリム。
「ここまで来て、邪魔はさせるものか。 "血塗られた聖天使"よ、我が命を...復活の餐に...捧げようぞ...っ!!」
そして、自ら爆発して命を断ってしまった。
その血で聖石ヴァルゴは反応し、光をアルマが包んだ。
次に目の前に立っているのは、見たことがない白髪の女だった。
「身体を取り戻したぞ...。」
いよいよ、セーブ画面はこれが最後である。 もう一度壊された装備がないか確認しよう。 私の場合はアグリアスをクビにして忍者ニーナを追加。
「ワタシノ...復活ヲ...サタマゲル者ハ....何人タリトモ...許シテハ...オカナイ...!」
聖天使"アルテマ"に変身した。こいつが血塗られた聖天使!
意外にもアルテマは人間の女性の面影をのこしていた。
戦闘開始。
この状態では、まだアルテマは大して強くない。
後ろに控える4体のデーモンのうち2体オルランドゥが一撃で倒せるので、
あとは聖天使アルテマに集中砲火しよう。
分離して正気にもどったアルマが味方にリレイズ、プロテスなどのサポートを
してくれる。
これが最終形態だ。こいつは自分のターンになるとテレポして、
もっとも弱っているユニットの隣に立ち、一撃必殺の直接攻撃を行う。
ホーリーの魔法が一番効果がある。次が オルランドゥの剣技(無双稲妻突きで十分!)といったところ。
とにかく死んだ味方は天使の指輪か何かで復活するまで放置して、 切って切って切りまくる。
THIS GAME IS COMPLETED! の表示。
弔問客が噂している。「三百年続いたベオルブ家もこれでおしまいね...」
あのとき、薬師が口にした不吉なジンクスは、やはり伏線だったのだ。
そして、ラムザは墓にも入れないらしい。
弔問客がすべて引いてしまったあと、占星術士オーランと一人の女性が
墓前にやって来た。
「ディリータはオヴェリアと結婚したんだ...
平民出の若者が混乱したイヴァリース国に平和をもたらし、
ついにはプリンセスと結ばれて新たな国王となる...。
何百年も民衆の間で語り継がれる英雄譚の誕生だ。」
「ディリータはおまえが言ったように根はいいヤツなのかもしれない。
彼女が (バルマウフラが) ミュロンドの刺客とバレた時...
あいつは彼女を殺したように見せかけて城外へ逃したんだ...。
ヴォルマルフに利用されている彼女に自分の姿を重ねたんだろうな...。」
そう言えば、彼の隣に立っているのはバルマウフラのようだ。
彼女はそこまで聞いて、黙って彼に別れを告げると去っていった。
「オレにはまだおまえたちが死んだなんて信じられないよ。
また、来るよ。」オーランが去ろうとしたとき、 向こうを2匹のチョコボに乗った少年と少女が消えていった。
その後、二人の姿を見た者はいない。
「人間は何に幸福を見いだすのだろうか?
何のために今を生きるのだろうか?
そして、何を残せるだろうか?
ただ、わかることは---
彼こそが真の勇者であった。」
後日オーラン・デュライは自分が見聞きした出来事を 「デュライ白書」としてまとめ上げ、公開したが、 真相の暴露を恐れた教会によって彼は"異端者"として火あぶりにされた。 回収されたデュライ白書はその後、数百年にわたって教会に隠匿される ことになった。
(このあと、とあるエピソードがあるのだが、それは自分でクリアして 見ましょう)
なぜ、違う道を選んだ...
人の日記読んでるだけで物足りない 貴方は
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