ベンチマークの続きです。Core i7 940 + GTX 285 マシンは、2年前に購入した Core 2 Duo E6700 + 8800GTS マシンに比べてどれくらい高速になったのでしょうか。PCMark05, 3DMark06 でまず計測してみます。
グラフ中に色々書くと長いので略します。
- C2D … Core 2 Duo
- XP32 … Windows XP 32ビット版
- HT … Hyper Threading: ハイパースレッディング
PCMark05
(数値は総合スコア)
Core i7 のスコアは、Core 2 Duo に対して 1.4-1.5倍の数字をたたき出してきました。自前の PC で 5ケタ台初めて見ました 🙂
いくらゲーミング PC とはいえ、PC の利用時間に占める割合が高いのは、この PCMark でカバーされる Web ブラウズや文書作成ですし、AVCHD 動画もサクサク編集できてほしいので、この差は大きいと思います。
が、ベンチマークやはり不安定です。
Q. Core i7 + XP の結果があって Core i7 + Vista がないのは?
A. テストは実行されましたが、スコアが n/a になってしまいました (…)
Q. なんて HT: off なの?
A. HT: on の時はスコア表示が n/a で、HT を切るとスコア表示されるようになりました (…)
3DMark06
(数値は総合スコア)
3D ゲームを想定して作られた 3DMark06 でも、Core i7 は Core 2 Duo に対して 1.8倍ぐらいのスコアをたたき出してきました。今度は、Core i7 で HT: on でもすべて順調に動作しました。3DMark Vantage は要りませんね
XP は Vista に比べて遅い、と言われますが、こと 3DMark06 の結果に関する限りは、32ビット版どうしでは変わらないないようです。むしろ、XP 32ビット版と Vista 64ビット版では、Vista の方がやや高速だったりします。
各種テストの fps (フレームレート) から計算される 3DMark のスコアですが、ぶっちゃけ 3DMark のスコアでいくつ以上が有意差なのか、なんて論じてもあんまり意味ないので、まあ 1000近く違ったら速そうだなぐらいで 🙂
3DMark06 – CPU
で、総合スコアだとグラボが速くなったからじゃないの? という疑念もあるので、3DMark06 の “CPU” スコアを比較してみました。
ここでいう CPU は、Core i7 プロセッサの処理速度うんぬんというより、ゲーム中、マルチスレッドで動作している Bot (敵キャラ) などの AI の思考速度を問うものです。
疑って悪かった。2倍以上違いますね。本当はここに Core 2 Quad Q6600 あたりを持ってきて比べたいところですが。
次回、純粋なベンチマークソフトだけでなく、実際にプレイしたいソフトのベンチマークも比較してみます。
つづく。
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