三菱の液晶ディスプレイ RDT233WX-3D に付属する、3D メガネとリモコンの使い勝手について。3D メガネは近眼 / 老眼鏡と重ねがけできるのでしょうか。また操作ロックの解除ができない話。
3D メガネは視力矯正メガネと重ねがけできる?
3D メガネは RDT233WX-3D に標準で 1個ついてきます。
偏光方式採用で、わずか 20g。例えば、先日秋葉原でデモっていた Panasonic VIERA VT シリーズだと、アクティブシャッター方式のため、メガネにバッテリーやら液晶シャッターやらが入っているため、仰々しくなったり、重量がやや重く (38g~63g) なったりするようです。
Nire は頭囲が大きめなので、メガネはフレーム広めでないとかけられないことが多いのですが、特に問題なくスッとかけられる感じです。
視力矯正用のメガネと重ねがけできるのも便利。LASIK 後の近視の戻り対策で老眼鏡をかけてディスプレイを見ていますが、老眼鏡の上から 3D メガネをかけても問題ないし、立体視もできています。
使用している老眼鏡と、重ねがけイメージ。
この老眼鏡のレンズは視野を確保するためにかなり大きいのですが、3D メガネのレンズ (偏向フィルター) はすっぽり入るサイズ。メガネの「つる」は、実際の装用時はここまで上下にずれませんが、3D メガネの方が幅広めで、外に膨らんだ形状になっているので、あまりつるの干渉は気になりません。
リモコンがあると歴然と使い勝手が違う!
リモコン。これあるとかなり便利です。というのは通常、液晶ディスプレイの設定を変えたり、入力端子を切り替えたりするには、本体下部 ((BenQ FP241W では右側面にありました。)) にボタンがついていて、押します。
ところが、コストダウンとデザイン面でボタンの数はケチってあり、狭いところに一直線に並んでいるため、どのボタンを押すとメニューがどうなるのか、感覚的にボタンと画面遷移の関係が分かりにくいものです。押しにくいし。
リモコンでは、メニューは十字の方向キーで操作して、真ん中の SELECT キーで確定。メニュー表示は多階層で、何回も「下」を押さないと変えたい項目にたどり着かないので、リモコンでやると歴然とストレスが少なくなります。
入力切り替えは D-SUB / DVI-D / HDMI1 / HDMI2 / D端子、とボタンが独立していて、テレビ的な感覚でボタン一発切り替えできます。これはかなりハッピー。
操作ロックの解除ができない?
操作がよく分からなかったのは誤操作防止の「操作ロック」でした。
要は本体側のボタンをいたずらされないように、電源オンオフやブライトネスの変更といった超基本的な操作以外は、押しても効かなくする機能のようです。ところが取扱説明書によると、
ロックの設定
OSD 画面を表示し、「ツール」の「操作ロック」が選択されている状態で本体の「▷」ボタンを押しながら「INPUT / EXIT」ボタンを押すとロックが完了します。ロックの解除
「操作ロック」のOSD を表示させ再び本体の「▷」ボタンを押しながら「INPUT / EXIT」ボタンを押すと操作ロックは解除されます
とあるのですが、ロックの設定はできても、ロックの解除ができないようです。
オールリセットすればロックも解除されるのですが、バグでしょうか。
右ボタンが設定なら、解除は誤植で左ボタン + INPUT / EXIT ボタンだろうとか、色々なボタンの組み合わせを一応試したのですが、効果なし。
まあ操作ロック時でもリモコンは使えますし、仁礼家のテストチームが突然ボタンを見たら押しまくる、という環境でもないので、これはこれで放置することにしました。
つづく。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。