RDT233WX-3D の液晶パネルを支えるスタンドの高さ調節について。最近の三菱ディスプレイでは「だるま落とし方式」でしたが、今回はどんなメカニズムなのでしょうか。また実際には一番低いセッティングにするとハーフグレア液晶にキーボードが映り込みますよ、という話。
「だるま落とし」ブロックがイマイチだった三菱ディスプレイ
最近の三菱ディスプレイ、例えば RDT233WLM では、高さ調節のメカニズムが Nire 的に今ひとつでした。ネックの部分が 3段階に伸ばし縮めできるのですが、なんと 3つのレゴブロックみたいなパーツを 1つずつ縦に積み上げたり外したり。だるま落とし方式と勝手に呼んでいます 🙂
RDT233WLM-3D の公式サイトには、単に
スタンド高さ調節
取付位置を変更することで3段階(1段階:15mm)の高さ調節が可能です。
としか書かれていないため、だるま落としですかそうですか、と思っていたのですが、今回はやや違ったようです。
だが今回は「だるま落とし」じゃない!
まずコの字型のベーススタンド。液晶パネルを支える足の部分です。
ベーススタンドに「首」に当たる部分 (ネック) が斜めにグイッと立ち上がって、パネルを裏面から支えると。
これがパネル裏面ですが、下段中央には 2箇所 x 3段のツメを引っかける四角い穴と、対応するネジ穴があります。
おお、今回はだるま落としじゃない 🙂 ようです。
一番低いセッティングにできない
ディスプレイの高さは、ツメの何段目にネックのフックを引っかけるか、で高さが決まるようです。
使用する穴 | 高さ ((ディスプレイ上面から机の面までの高さ)) |
---|---|
最上段 | 364mm (一番低い) |
中段 | 379mm |
最下段 | 394mm (一番高い, 工場出荷時) |
ところがこの高さ調節には問題が。一番低いセッティングにできないのです。最上段の四角い穴にネックのツメを引っかけ、ガコッとはめ込みたいのですが、入りません…..。価格.com のクチコミ掲示板を見ていると、コツがあり、まったく入らないわけではありませんが、無理やりやると壊しそうです。セカンドロット以降は、改善を望みたいところです。
一番高いセッティングにしないと、むしろキーボードが映り込む
私の場合ディスプレイは、目の疲れを軽減するため、目の高さよりも低めに固定するのが好みです。そう思って一番低いセッティングにしようとしたのですが、他 2種類の高さを試してみたところ、実際には一番高いセッティングがベストという結論になりました。
Nire の座高が高いせいだろうって? そうかもしれません 🙂
実際に中段で試してみましたが、キーボードの映り込みが激しくなります。そう、これハーフグレア液晶パネルなので、至近距離にある白っぽい物体は反射して見えてしまうのです。
もともとこのディスプレイ、2006年発売の BenQ FP241W と比較すると、液晶パネル自体のフレームも薄くなっているし、ネックの高さは低めで、調節幅もあまりありません (15mm x 1~3)。さらにキーボード奥のフックを立てて使っていると、ディスプレイ下端との差がなくなります。この状態でブラインドタイプすると、自分の指が邪魔で、ディスプレイの下のほうが見えづらくなります。
今使用中の最下段 (一番高い) セッティングで、ディスプレイ RDT233WLM-3D とキーボード Realforce 106S ((東プレ製品です。このキーボードがいかに素晴らしいかは今度書くとしましょう。)) を並べて横から見たところ、前から見たところ。
白いキーボードがディスプレイの下端に少し映り込んでいるのが分かりますが、実際にディスプレイを ON にして使用中はそれほど大きくは気にならないので、まあいいかと。
そういうわけで、一番高いセッティングで使っている限り、穴に入らない問題は関係ないので、まあいいやと思いこのまま使うことにしました。
新品交換対応してもらい、使わない最上段ツメに入りやすくなっても、液晶パネルにドット落ちがあったのでは目も当てられませんからね。
つづく。
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