Core i7-2600K PC を組むために、Thermaltake Armor A30 (VM70001W2Z) という Micro ATX 対応のケースを買ってみました。変わった形のケースがほしい! という今回のモチベに合う一品…まずはフォトレビュー。
Nire 的にしっくり来る「変わり種 ATX ケース」がない!
Sandy Bridge 世代 PC の各パーツを買ったあと、最後にケースを見て回りました。他のパーツはともかく、PC ケースは店頭で実物を見て選ぶのがパターンになっています。
ツクモケース王国が移転した先の、TSUKUMO パソコン本店 3F で、今回もやたらメジャーを伸ばし縮めしている怪しい客が 1人…それは Nire です。 🙂
ケースを選ぶにあたっての必須条件は、Antec DF-35 を購入したときの条件と同じ。
1箇所違うのは、マザーボードが ATX ではなく Micro ATX を狙って買ったので、それに見合った小さいケースがほしい! という点です。
そうは言いながらも、大は小を兼ねるので、ATX ケースも何店舗か回ってはみましたが、
- ガンダムを模していて、俺の欲しいのはそっちの個性じゃない PC ケース
- 前面ファンをつけると 3.5インチベイが足りない諸刃の剣な Sofmap コラボ PC ケース
- 高すぎてご予算に合いません Abee の最高品質ケース
- USB コネクタが上部にあり、部屋のラックに収めたらコネクタが差せない残念なケース
- “nVidia Green” でカッコいいが、Radeon 選んだのに看板に偽りありになってしまう Cooler Master 製ケース
といった有様で、「うーんどれも違う…。」Abee は B640 を以前購入したし、割と好きなんですがね。
330mm グラボが入るのに Micro ATX なニクいヤツ
そんな中、Thermaltake 社の Armor A30 という一風変わった形のケースが目に止まりました。
H 266mm x W 291mm x D 456mm と、よくある ATX ケースに比べると、背の高さが半分で、横幅が少し広いトコロテンケース。
小さいケースで一番心配なのがグラボが収まるかどうか。ASUS EAH5850 の手痛い経験で、用スペースが奥行き 30cm 確保されているかどうか、メジャーで実寸計測しない限り買わないことにしています。
店頭のフリップでもこのケース、VGA 長さ 33cm をうたい文句にしており、Micro ATX ケースにしてはやるじゃないか、と。
本体左側のスペースに入ります。
「SSD 搭載可」「青い USB 3.0 コネクタ」がこれからの基本
SSD が搭載できる 2.5インチドライブベイを備えるのも、今回衝動買いしてしまった Intel SSD Elmcrest を格納するのに最適。
ケースを開けた状態で、上の方に 2.5 インチドライブを載せる場所があります。
最後の決めてが USB 3.0 コネクタがついていること。だからといって、外付け USB 3.0 対応デバイスを持っているわけではないのですが、マザーボード ASUSTek P8H67-M EVO にも USB 3.0 ポートは標準搭載。
これから買うのに青いコネクタがついたケースを買わなくてどうする、と。 🙂
ということで、左下についている青いのがそのコネクタ。
アタマでっかちで無理のあるファン構成
店頭でみて、イマイチだなと思った点が 1つ。それは冷却ファンのサイズのアンバランスさです。
上面には特徴的な 230mm ファン (排気) が。
なのにリアは 120mm ファンが 2基 (排気) です。
このケース、上部に ATX 電源、下部にマザーボード、画像右側 (前から見たら左サイド) にグラボと「コ」の字型にパーツがひしめく形になって、ファンを付けるスペースがないから泣く泣く 60mm 2基にしました、ゴメンナサイという感じなのですよね 🙂
上面背面、どちらも排気ですので、吸排気のバランスが崩れているわけではない…はずなのですが、吸気はフロントに 90mm があるきりなので、熱を逃がそうにも冷たい空気が外から吸えないのでは? という疑問は残ります。
小さめのケースにはだいたい無理が残るものなので、まあ OK ということで購入、お持ち帰り。
次回は、マザボ、CPU から順に PC パーツを取り付けていきます。
つづく。
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