6月15日に始まった iPhone 4 の予約。いま iPhone 3GS を使用していますが、これは機種変更するしかないな! と。問題は私の場合、iPhone 3GS を契約してから 4ヶ月しか経っていないことです。
パステル Bumper にブラック iPhone 4 はいかがなものか
実は前日にアナウンスされた「当面はブラックのみ」の一言で、iPhone 4 の購買モチベーションはややダウンしていました。というのも、側面を保護する Apple iPhone 4 Bumper という物欲を刺激されるアクセサリが発表され、パステルカラーの bumper はブラック iPhone 4 にはミスマッチだったからです。
最初は色を絞ることで生産コストを下げようとしているのか、生産ラインに問題でもあったのか、理由は良くわかりません。
まあ、iPhone 3GS の背中が丸いフォルムではなく精悍な感じのボディなので、ブラックも近未来的で悪くないかな、自分で脳内エクスキューズを作り出し、一通りの手段を試してみることにしました。
フライング予約、店頭端末がダウンで殺伐
とりあえず 6月15日から始まるというソフトバンクオンラインショップの販売に賭けることに。18時から試してみますが、「混み合っています」が表示されるばかりでちっとも進みません。
ネットだとこんなもんですかね、ということで物理的にソフトバンクショップに向かいます。そこで見たものは、なんと 10時から整理券を配ります、の一言。おいおい 17時から予約開始じゃないんですか。
これってフライング予約じゃないの? という点に切れたサラリーマン風の客が、責任者を呼べ! と詰め寄っています。
要領を得ない店員に聞いてみると、
- 10時から整理券を 50人以上にすでに配っている
- しかも店頭の端末がシステムダウンしていて、社内システムに予約をエントリーすることさえできない
- 夕方来た客には整理券もすでになく、電話と名前だけうかがって、後日来店いただきます (予約のためだけに!)
- 店頭で予約入力までこぎつけても、発売日 6月24日に手に入る保証さえもない
と、ショップもお客も、「なるほど祭りじゃねーの」状態になっていました。
さほど実効力はなさそうですが、電話番号と名前だけを告げ、まだ肩を怒らせているサラリーマンを尻目に裏書き名刺だけもらって撤収。
あまりメジャーなショップだとかえって混雑するということだろうか、と思い別のソフトバンクショップを目指します。
ところが、今度の店でも当日分の整理券をすでに配り終えており、「明日予約のために来店できる整理券」をうやうやしく渡してくれました。
端末が落ちているのは同じのようで、ソフトバンク全店に渡るトラブルのようです。
「6ヶ月ルール」はオンラインショップだけなのか
そうこうしているうちに、オンラインショップが混雑していてもつながる裏技を発見。Web ページは見られるようになりました。しかし、そこには
前回機種契約後、6ヶ月以内のお客様はオンライン予約ができないため、ショップにお越しください
とのメッセージが。
翌日、あるショップから電話があり、予約にお越しくださいというので行ってみました。しかし、iPhone 3GS の電話番号を告げると申し訳なさそうに言われたのは、オンラインショップと同じセリフでした。
店員: 「お客様の場合、iPhone 3GS にされてから 6ヶ月経っておりませんので、機種変更はお受けしかねます」
Nire: 「新規契約で、2台目として契約することはできるんですか」
店員: 「それは可能ですね」
Nire: 「その後、自分で SIM を入れ替えることはできないんですよね? SIM の形状が違うから」
店員: 「まだ確実な情報が来ていませんが、異なるはずです」
Nire: 「ソフトバンクショップに持ち込んで、SIM の形状を変えてもらうことは?」
店員: 「そのオペレーションが可能かどうかも、まだ決まっていないんです…申し訳ありません。」
iPhone 3GS と iPhone 4 のスペックをざっと思い出してみます。2回線契約してわざわざ 2台持ち歩くメリットは感じられません。しかも、本命ではないブラック。
Nire: 「分かりました。予約やめます」
ということで、いつ出るか確定情報はありませんが、どちらにせよ 8月中旬まで機種変更できないので、ホワイトの発売日を待つことにしました。
ソフトバンクが、このように 6ヶ月ルールを設け、どんどんと機種を乗り替えるタイプの客に新機種を売らない制度にしているのは残念ですが、おそらく犯罪防止など別の理由があるのでしょう。
まぁ、iPhone よりも興味のある機種が出たら、さっさとそちらに流れるかもしれませんが 🙂
連絡系統の混乱と、作られた iPhone 購買熱
今回、iPhone 4 予約の詳細アナウンスも直前の週末と、かなりギリギリでした。孫正義氏の Twitter でのつぶやきを見ていると、店頭予約と同日にオンラインショップでの予約を開始できる体制は、さらに無理して作ったようにも思えます。
ソフトバンク本社から各ショップへの情報伝達や、負荷に対する対策も、将棋倒しで遅れた結果の混乱だと思われます。
間に合っていないのは確かですが、Apple もしくは Softbank が確信犯的に混乱を演出している感も否めません。iPad の時も予約分を限られたソフトバンクショップ等でのみ受け付けることで行列を報道させ、しかも予約は 3日で終了。飢餓感を煽ったところで、当日販売分はちゃんと用意されていました。iPhone 4 もやはり当日販売分があるようです。
在庫切れによる販売機会損失と、話題づくりによる購買層の広がりを天秤にかけて、周到に計算しているのかもしれませんね。
iPhone 4 の当日販売するのは都市部の16店舗だけで、むりくり行列を作らせる気満々で萎えてきますね。
あと、店舗独自の頭金問題も未だあるようで、やはりSBは好きになれませんな。iPhone 4 白欲しいけど・・・
iPhone4を検索して来ました。自分は3Gで2年縛りがもう少しと思っていましたが、Appleの販売方法とSoftBankの対応がちょっと心配です。
また心配なのが電波改善宣言。
自分は白ロムを手に入れて、現在のシムをカットして使ってしまおうかとも考えています。これは違法だと思いますが、直ぐに新しいiPhoneも出そうだし、iPadも液晶が変わるのではという話も既に出てきているし。新しもの好きにはちょっと辛いですよね。
シムを交換してくれるサービスがきちんと出来れば正式な手続きをしたいとしたいと思います。