Pocket WiFi のスピードに不満を持っていたところ、ヤマダ電機で Try WiMAX キャンペーンで試用機が借りられるようなので、行ってみました。ところが。
どこでもこれ一台、というには薄皮一枚たりない Pocket WiFi
Pocket WiFi D25HW はある意味安定しており、これはこれで良い品なのですが、もともと Pocket WiFi など無線ルータに期待しているのは、
「自宅でも移動中でも 1回線契約。そこそこ速いモバイルルータ」
だったりします。
フレッツ光ネクストの下り平均 45M~72Mbps (実測値) に慣れてしまうと、外出時もこのスピードが欲しい! なんて LTE の中の人が喜ぶようなことは言いませんが、機嫌が悪いと 1Mbps 程度になってしまう Pocket WiFi ではちょっとツラいと。
エリアマップでは、自宅周辺でつながるか分からない
で、WiMAX。実効速度 20Mbps 出るなら、ADSL 12Mbps あたりよりもずっと高速ということになりますが、2007年3月にサービス開始したイーモバイルに比べて、WiMAX は 2009年6月。開始時期の差は、サービスエリアの差になって表れます。
自分の住んでいるエリアと活動範囲ではどれだけ実効速度が出るのかは、やはり気になるところです。UQ WiMAX のサービスエリアページでは、回線速度の実測値をピンポイントに表示してくれますが、少なくとも住所付近のデータはありません。
そういえば、Try! WiMAX というキャンペーンがあって、ヤマダ電機ほか店頭で 15日間無料で借りられるのを思い出しました。
ヤマダ電機でサクッと貸してくれると思ったら…
首都圏とはいえかなり外れの方にある、最寄りのヤマダ電機。本当に貸してくれるのか怪しかったので、前もって電話してみたところ、以下のような回答でした。
- 有線 LAN / USB 両用タイプのものは今なら在庫があり、お貸しできる
- 場所にもよるが、ヤマダ電機界隈なら実効下り 3Mbps ぐらいは出ている
新たなるオモチャワイヤレスリンクがタダで試せるとあって、そそくさとヤマダ電機を訪れ、WiMAX キャンペーン中のフリップボードを持っている店員に声をかけてみます。
Nire: 「Try WiMAX を申し込みたいんですが」
ところが、意外な回答が。
店員: 「UQ サイトのサービスエリアページでご確認いただいて、判定が△や×の方にお貸ししています」
おいおい。電話で住所も説明して条件面を確認しましたが、そんなことは一言も説明されず。マニュアル統一されていないじゃん。
私は気が短いので、脊髄反射。
Nire: 「別に、試してみられないんなら、WiMAX 使いませんが?」
店員: 「しょ…少々お待ちください」
とご契約カウンターに通されました。
サービスエリア表示はシンプルに、貸与条件は統一してほしい
ちなみに後で確認したところ「判定」というのは、ピンポイントエリア測定のページで住所を確認すると表示されるこれ、のようです。
「サービスエリアマップ」「実測地点表示」そして「ピンポイントエリア判定」と、サービスエリアメニューが 3種類もあっても、全部つぶさに見るわけがないと思います。
ヤマダ電機の Try WiMAX ページでは「ご利用対象者」として
- Tri WiMAXにご契約いただける方(利用規約に同意いただける方)
- お申込者本人名義のクレジットカードでご登録いただける方
- 20歳以上の日本在住の個人、法人(法人クレジットカードの登録が必須)
- 直近90日以内の利用が無く且つ過去に端末の未返却等が無い方
としか書いてありません。レンタル在庫節約のために、回線が良好につながる客をフィルタアウトしたいなら、最初から Web サイトでの条件表示や、電話での案内を徹底するべきでしょう。
つづく。
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