転職後、3D ゲームとは縁遠くなりそうなので、節電のためグラボを、いままで使用していた GTX285 から ASUS ENGT220 に買い換えることにしました。
ニュータイプになるために必要だった 4万円の GTX285
前の会社では、Games for Windows (PC ゲー) と Xbox 360 用ゲームタイトルの開発、ローカライズが仕事でした。Microsoft Flight Simulator を担当していた商売柄…と言えば聞こえは良いのですが…Final Fantasy XI は結構ハマりました。
この辺のゲームの共通点は、ビデオカードに高い性能が要求されることにあります。ショボいビデオカードだと絵のテクスチャが荒く汚くなる以外に、素早く反応しなければならない (e.g. 飛行機の着陸、敵とのバトル) 場面で、出遅れる欠点があります。描画に時間をとられて、反応がワンテンポ遅れるからです。
打って変わって、ここは組み込みソフトウェアの会社。モンスターのヘッドショットを決めるのが仕事ではない 🙂 以上、平均価格 4万円、(公称) 最大消費電力 185W の GTX285 をずっとつけている理由はありません。
1900×1200 (WUXGA) の 1画面で、せいぜいソニー HDR-TG1 で撮影した AVCHD の m2ts ファイルが再生できればいいだろうと。
デスクトップ PC をサーバ化するにあたって、WinFast PX8400 GS TDHに換装した話は以前書きましたが、今回はサーバ用途ではないので、そこまで思い切った激安グラボにはできません。
DVI-I, VGA, HDMI 端子をすべて備えるエントリーグラボ
最低限 3D オンラインゲームがプレイできるぐらいのスペックは残したい ところから、この製品にしてみました。
nVidia GT220 搭載のビデオカード、ASUS ENGT220 です。
昨年 9月に発表された nVidia のエントリーモデルが GT210 と GT220 の 2つ。
特徴的なのは、DVI-I, VGA, HDMI 端子を同時に備えていること。
手持ちのディスプレイが BenQ FP241W は DVI-I と HDMI 端子に両対応していて、セカンダリディスプレイがアナログ RGB (VGA) なので、出力ポートが 3種類あると色々つぶしがきくというわけです。
ローエンドの GT210 にしなかったのは、3DMark06 の性能が残念すぎることにあります。最低限、Final Fantasy XIV (FF14) のベータテストには参加できる程度の性能はほしいと
メーカーによると低負荷時の消費電力は 7W と、非常に低くなっているのも魅力です。
製品名 | (公称) 最大消費電力 |
GTX 285 | 183W |
8400GS | 71W |
GT210 | 58W |
8400GS よりも低いようですが、本当でしょうか。
とりあえず起動してみて、m2ts ファイルの再生や、DVI-I / VGA のデュアルディスプレイ表示には問題は無いことを確認して、本日は終了。
ASUS EPU-6 Engine には対応しているのか
ASUS 製のカードにした理由は、現在の負荷に応じて CPU クロックなどを調整してくれる EPU-6 Engine が、ASUS 製ビデオカードとの組み合わせでは、ビデオカードもコントロールしてくれるだろう、との目論見です。
ですが、結果は失敗。SmartDoctor をインストールしても、EPU-6 Engine のコントロールパネルで VGA カードのコントロールが有効になることはありませんでした。
ま、いいか 🙂 そのうち消費電力とか計ってみます。
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