市民水泳大会に初挑戦してきました。気軽に個人メドレー 200m にエントリーしてしまって、あとで事の重大さに気がつき慌てて準備しましたの巻。100m メドレーと同じだと思っていたら色々大変なんです。
200m メドレーにエントリーしたのは間違いだったようだ
先日プールで泳いでいると、水泳仲間にいま募集やってるよとの情報が。去年はレーシック直後だったため、水泳の練習はしても大会で本気出せる状態ではありませんでした。それもあって、今年は力試しで行っときますかと、勢いでエントリーした種目は 2種目です。
まず自由形 50m。これはまあ、がんばれば泳げるレベルです。問題は個人メドレー 200m にエントリーしてしまったこと。
個人メドレーは、バタフライ – 背泳ぎ – 平泳ぎ – 自由形の順で泳ぎます。他のはともかく、最初のバタフライでえらく体力を消耗するというのが第一関門です。前書いたように、昔の泳力は 50m ぐらいがやっとだったのを、数年前バタフライを初めて覚え、のようやく入口に立ちましたねレベル。
50m プールでしかも倍の距離!
100m メドレー、通称「1個メ」であれば、1種目 25m x 4 です。学校、市民プール、スポーツクラブで標準的な長さは、片道 25m プール (短水路) ですね。これを種目を変えながら、2往復して終了です。現在通っている水泳スクールの最低参加条件だったし、実際スクールでも練習するので、メドレーもまあ大丈夫でしょうと気軽にエントリーしたわけです。ところが…。
200m メドレー、通称「2個メ」。1種目 50m x 4 です。しかも大会会場は 50m プール (長水路) です。同じ 50m でも、「25m プールを往復」するより、「50m プールを片道」の方が体力を消耗します。
トータルの距離が同じなら疲れ具合も一緒じゃないの? と思うかもしれません。
25m x 2 の場合は、向こう岸でターンして数m ((ちなみに日本水泳連盟のルールでは、平泳ぎ以外は 15m まで潜水泳法ありです。)) は、けのび + ドルフィン (バサロ) をやってから、泳ぎ始めます。つまり正味 50m 手をフルパワーでかいているわけではなく、潜水泳法が得意な人は数m ラクができるわけです。
50m x 1 の場合は、航海に出たが最後、延々とターンもへったくれもなく泳ぎ切らないといけません。特にバタフライ 50m はかなりキツいです。
気軽にかつ威勢よく申し込んでみたのはいいのですが、冷静に自分の泳力と相談してみると、やってしまった感満載。
バタフライ 50m を千葉国際と城崎で試してみる
とりあえず飛び込み→ バタフライ 50m の予行演習をするべく、千葉国際総合水泳場に足を運んでみます。ううむキツい。自分のペースでクロールで延々と泳ぐのは慣れているため、さすがに公衆の面前で土左衛門になるほどではありませんが、他の人も言っているように、残り 25m を切るとがっくりとペースダウンして進まなくなってきます。
ましてや、バタフライ終了後ただちに壁を蹴って背泳ぎに移行した時点で、まだ全行程の 4分の3 残っているなんて、どんだけマゾいんですか。私は風にたなびきますよ的ヘロヘロ状態。
クラゲ上等で鴨川の城崎海水浴場に行ったのも、半分は 200m メドレーの予行演習的な意味合いがあります。プールより波が高く条件が悪いところでわざわざバタフライしてみます。正確に 50m を海上で計ることはできないので、千葉国際でバタフライ 50m を泳いだときにストローク数を覚えておき、同じ回数だけ、足の届かない海上でかいてみます。むしろ藻とビニール袋が手にからまって怖いということは分かりました
飛び込みでゴーグルが裏返るのも課題
飛び込みの瞬間にも問題ありです。飛び込むこと自体は比較的得意な方なのですが、入水の瞬間に、水圧でゴーグルがずれたり、ぐるっと裏返ったりすることがあります。去年から抱えている課題だったりします。
あごを引いて入水することがコツだと言われていますが、引きすぎても頭からあごの方に向かってズレることがあるので、逆効果という気がしていて、理屈じゃないので練習を繰り返します。
ゴーグルを SHINARI という、飛び込み時にずれないことで定評があるものに交換したりしてみます。
そんなこんなで、いきなりオレはスーパーマンになれるわけじゃないけど、やれることはやってみたぜ的コンディションで迎えた当日朝。
つづく。
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