おもちゃショー 2009 の続きです。何気に訪れた株式会社せいるブースで、子供がポゴスティックというバネ仕掛けでジャンプするおもちゃでピョンピョンやって遊んでいます。世代によっては、ジャンピングホップという商品名のほうがピンとくるかもしれません。
でも、この 2.29m 飛んでギネス記録っていうのは、いったい何のジョークですか。
電気仕掛けでも圧搾空気でもなく 2.29m を飛ぶ道具
狭いブースの中に大量のポゴスティックが並んでいます。思わず開口一番、
Nire: 「2.29m って、動力は電動か何かですか?」
素で聞いてしまいました。
SAIL: 「いえ、中にゴムが入ってまして、人が飛ぶ力と反動で飛びます。」
同じことを聞くヤツは相当数いるらしく、ちゃんと分解模型が用意されています。
遠目にガトリング砲か、チュロス 6本セットのように見えますが、一本一本がゴムになっています。英文マニュアルでは Thruster と呼ばれていますね。筋繊維をモチーフにしました、というところでしょうか。
SAIL: 「遊ぶ人の脚力に応じて、ゴムの本数を調節できるようになっているんです。」
Nire: 「1本ずつ外れるようになってるんですねぇ」
で、手に持っている人の後ろに写っているのが、カバーをかけた状態の完成品。色はともかく、形はどうみても地面を掘る掘削機にしか見えません。
お値段も Flybar シリーズというハイエンド品にいたっては 29,800円 と、UMD のない PSP go を買うか、命がけでギネスに挑戦するために男の一本を買うか、ときわめて罰ゲーム的な究極の選択プライスとなっています。
Nire: 「いやーしかしゴムの力だけで、そんな飛べるものなんですか?」
SAIL: 「もうちょっとしたら、ここでデモやりますけど、見ます?」
なんとブース内で驚愕のデモ開始
是非撮りたいですねぇ、と話していたら、軽く見物人を下げた後、いきなりヘルメットをかぶったライダーがピョンピョン跳び始めました。ただ数回ホップしただけでも、すでに頭がブースの上端を超えています。
そしてシューズをグラブ、踏み台 (フットペグ) をグラブ ((グラブ: つかむこと。)) と難易度を上げていきます。
やおら観客に後ろ向きに体制を整えたかと思うと、ああーっと! 何だ!!
ギネス選手、こっちに向かって逆さまに飛んできました! バック転です!
両足はきれいにフットペグに乗ったまま、華麗に着地、決まりました!
ワザはこれだけにとどまりません。なにせ昔はアグレッシブインラインスケートに片足突っ込んだ Nire としては、見ないわけにはいかないでしょう!
さらに屋外デモ編につづく。
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