WordPress 2.8 へのアップグレードでは、DocumentRoot 以外にインストールしたサイトでの自動アップグレードに失敗する事例が報告されていました。そして今回、WordPress 2.8.1 がリリースされました。今度は自動アップグレード、大丈夫?
検証した環境
- CentOS 5.3
- WordPress 2.8 日本語版が動作していること
- Web ブラウザ側は Windows Vista 日本語版 SP1 + IE8
自動アップグレードは本当に機能するのか
WordPress 2.8.1 では、自動アップグレードの問題は修正されています。テスト用サイト ((というか Nire.Com の VMware 仮想マシンのコピー)) で確認してみました。
自動アップグレードボタンをポチって、祈ります。あまり速いマシン環境ではないので、40秒ほどかかりました。
インストールされたファイルと、wordpress-2.8.1-ja.zip にアーカイブされているファイルを比較しましたが、特に問題のある差分なし。
2.8 で問題だったのは WordPress 自体のファイルではなかった
ですが、前回 WordPress 2.8 への自動アップグレードが問題になったのは、WordPress 以外のファイルが消えたからでした。
その他にも、WordPress 2.6.5 → 2.7 へのアップグレード時ができない事例がありました。サーバ側の問題も多々あったようですが。
2度あることは 3度ある。きっと自動アップグレードの弾幕が薄いコードの安定性やテスト実績が手薄なのでしょう。また、全体の書き戻しならともかく、部分的な記事の書き戻しは、案外と面倒な WordPress。
後から問題が見つかりましたと言われて、またインストールやり直して記事のリストアはしたくありません。
結局手動でアップグレード
ということで、ここは、ひと手間かけても手動でアップグレードすることにしました。
過去の手動アップグレードと方法は同じなので、手順は省略。ただし、
- wp-config.php は 2.8 と 2.8.1 で同じなので、書き換える必要はない。
- データベースのアップグレードも、2.8 からなら必要ない。
今のところ快調です。
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