通称タムロン 90mm マクロ、SP AF 90mm F/2.8 Di Macro 1:1 272E を買った話、続きです。ちょっと変わっていて微妙なフォーカスリングと、FULL / LIMIT スイッチ、オマケの袋と三脚について。
感覚的だがうまく引っ張れないフォーカスリング
AF / MF の切り替えはけっこう面白くて、滑り止めグリップのついたズームリングを全体にガコッ! と手前に引くと MF、被写体側に押し出すと AF になります。光学ファインダーを覗いたまま感覚で操作できるので好きですが、うまく引っ張れない時があります。
Nire: 「これって仕様なんですかね?」
ヨドバシ: 「仕様ですねぇ。内部でギアがうまくかみ合う状態でだけ引っ張れるようになっていて、合わないときは少しどっちかに回さないとダメです」
この被写体でオートフォーカスはキビシい、ちょっとマニュアルで微調整! というときに限って引っ張れないので、ちょっと難儀ではあります。
FULL / LIMIT スイッチがついているのは何のため
レンズ手前にはマクロ倍率目盛りが窓に表示されていて、被写体までの距離が表示されます。
FULL / LIMIT というスイッチが結構意味不明ですが、これはこのタムロンマクロ、AF のピント合わせがあまり速くないため、LIMIT 側にすると0.4m あたりを境に、手前ゾーンの近い範囲でだけピント合わせするか、無限遠に高い範囲でだけピント合わせするか、を選ぶことができます。
あと、右下の赤い点は、Di シリーズというか、キャノンの EF レンズマウント規格で、フルサイズ / APS-C 共用のレンズである証です。
付属品 – 袋も三脚もついているけど弱点の裏返し
タムロンレンズがすべてこうなのか、は分かりませんが、専用の袋がついています。湿気防止のシリカゲルもちゃんと入っていました。
んで、今買うとオマケの SLIK コンパクトシリーズ三脚「ミニ」がついてきます。
見た目「学研と科学」の顕微鏡セットみたいですが、先日 ?,000円で手に入れた 3.8kg 巨大三脚と同じ、SLIK のしっかりした一品です。安物ミニ三脚ならうちにもありますが、2軸雲台で、脚を伸縮でき、何より一眼レフカメラ + SP AF 90mm (重さ 405g) を載せても安定感があります。
なんでわざわざ期間限定の三脚がついてくるのかというと、タムロン 90mm には手ぶれ補正機能がないという弱点があるからです。床置きして、ブツ撮りに使うもよし。取り付けた状態で、脚を自分の鎖骨あたりにあて、手持ち安定性のアップ用途にもお使いください、ということらしく。
さて、マクロレンズの写真はマクロレンズ自身では撮れないので、まだまだ買ったレンズの実力分かりませんねぇ奥さん…..と、写真がピンボケした意味不明ジャミング + 次回への伏線ということで、本日おしまい。
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