KCAR716月1日あたりで、PageRank が 1 ランク落ちていた Nire.Com ですが、あることをすると、4週間後、元に戻っていました。

なあんだ Nire.Com も唯我独尊で物欲記事ポストしまくっているように見えて、そんなこと気にするのかと思ったそこの人。でも、気になるでしょ? 🙂 さて原因は何でしょうか。

PageRank ってそもそも何だ

PageRank (TM) = ページランクは、Google の検索エンジンの中核をなす技術の一つで、インターネットにおける Web ページのランク付けを行い、検索結果で「どの」Web ページを上位に表示するかの決定に使われていると言われています。 ((PageRank: PR と略している場合もあり、PR, PR というとマーケティング手法か何かかと混同しそうです 🙂 ))

ランクには 0-10 まであり、0 が最低、10 が最高ランクです。

以前は PageRank の高いサイトほど、検索結果の上位に表示されやすかったのは確かなようですが、今では、ランクは低くても検索結果はキープ、という場合もあり、「それだけで検索順位は決まらないが、無関係というわけでもない」と解釈するのが正しいように思います。

6月から PageRank が落ちていた

Nire.Com の PageRank ですが、6月になってから 1ランク落ちていました。私が何かしましたかねェお奉行様。

ふと、思いついてあることをやめてみたところ、1週間ほど前に、また 1ランク復活していました。

それは….

….

三文 SEO 業者のような引っ張り方をするのは止めておきまして、

実はブログタイムズを休止してみた

ブログタイムズというのは、登録ブロガーが、興味のある案件 (リゾート施設に来てください、イベントに出席してください、試供品を試してみてください) に応募して、オファーされて記事を書くと、対価が得られる、というサービスです。

普通に会社と往復していたんでは、なかなか得られないような面白い異業種体験ができるので、しばらく続けていくつか記事も書いたわけですが、どうも最近、私のオタク目線の主義主張にうまくフィットする案件がないのが難しいところです。

もし、新製品のガジェットとかレンタルしてくれるんなら、いやもう、なめつくしますよ? 的な勢いなのですが、そこに化粧品がとか、有名芸人の CD がとか、果ては某リゾート施設のように、Nire.Com 所属アートワークチームは諸手を挙げてはいはい行きます! 的なものでも、Nire 本人が仕事超多忙で行けねぇんだよリゾートどころじゃねえんだよ的な案件いただきましても…というわけです。

有料リンク、Pay Per Post がらみで激動の Web 界隈

Google 日本法人の PageRank が 9 から 5 に急降下した、という記事を見た人も多いと思います。CyberBuzz というブログ口コミサービスをプロモーションに利用したことが原因と明言されており、これで「有料リンク (Paid Link)」「ペイパーポスト (Pay Per Post)」は PageRank に良くない結果を及ぼすのは確実になりました。

もっとブロガーにとって問題なのは、リンクを貼ってもらって宣伝してもらったスポンサーの方ではなく、リンクしたブロガー自身がペナルティを受ける可能性がある、という点です。

rel=”nofollow” によるスカルプティングは万能ではない

その対策として、要は宣伝の対象とする企業やブログタイムズへのリンクを貼る際、

<a href=”example.com” rel=”nofollow”>

のように rel=”nofollow” を追加することが推奨されていました。

相手先の example.com に PageRank の評価は渡さなくて OK です ((PageRank スカルプティングと呼ばれる))、つまり、リンク先の検索順位アップに私は 1票を投じませんよという意思表示をするわけです。

しばらく、rel=”nofollow” をあらゆるブログタイムズ関連リンクにつけて様子を見ていた矢先に、がっつりと PageRank ダウン。

他サイトではもっと極端に、一気に PageRank 0 になってしまった例もあるらしく、それに比べればはるかに良いわけですが。そりゃブログタイムズ関係以外の記事の方がはるかに多いですしねぇ。

1ブロガーからみた費用対効果の面で、ブログタイムズ: 判定「微妙」ということで、とりあえずリンクを外してみて、放置していたら本当にランクが復活していたと。

ブログタイムズまったく止めてしまったというわけではないので、しばらく新しい案件のウォッチは続けますが、やはりもっと営業がんばっていただいて、魅力ある案件を打ち出してほしいものです。

実は休止したのはブログタイムズだけではない

ただ、ブログタイムズだけが原因なのかという気もしますが、それだけでは無いと思います。

アクセス数は PageRank に関わらずおかげさまで伸びていますし、実は他にも対策をしていたりします。まあそれは、ちょっと検索すればすぐに出てくることですし、よく Nire.Com をご覧になっているお客様ならすぐに分かるでしょう、ということで、闇の彼方へ消えていく 🙂