ウィルコムの Windows Mobile 搭載の新機種発表が続いています。どうしたわけか私の周辺にはウィルコマー (ウィルコム信者) が多く、誰がどの機種に走るかで微妙な盛り上がりを見せています。そんな新機種のうち、 6月27日に発売予定の WILLCOM 03 を調べてみました。
自分の脳から PC に情報をインプットするためのキーボード求む
前にも何回か書いていますが、私がモバイル機に求めるものを書いておきましょう。
他のスペックはどうだっていいのです。物言わぬキーボード、これです。電池がそこそこ持って、思考の速さでタッチタイピングができて、母艦 PC なりサーバなりクラウドなりに内容をアップできさえすればいいんです。見てほれぼれする有機 EL 液晶なんて 3日で飽きるんだから、テカらなくてバッテリーの持ちがいい液晶パネルと、肉太のどっしり見やすい日本語フォント、これで OK なんです。
Advanced W-ZERO3 [es] と同じキーボードに見える
WILLCOM 03 は色が 3色あり、密かにパープル系の携帯を好む私としては、ピンクトーンあたりにちょっと目を引かれます。しかし、レーシック後の眼でタイプ中に直視したら近視の戻りがありそうです 😕
普段は隠しておき、横にスライドして出てくるキーボード。はて、どこかで見たようなレイアウトですね。Advanced W-ZERO3 [es] (通称アドエス) とそっくりに見えます。メインの QWERTY エリアから漢字, Tab, Fn といったキーが 1列、間隔を空けてあって、漢字入力はほんの少しやりやすい気がします。でも、問題は寸法です。
やたらと共通点が目立つシャープ製携帯電話の寸法
- 幅 (横にしてキーボード横状態) ….. 135 → 116mm と 19mm も狭くなっているので、キーボードの配列はほぼ同じでも、キーピッチが短いというオチかもしれません。 また 116mm はインターネットマシン 922SH と同じであることが分かります。どうも携帯性ばかり優先されている気がしますね。
- 奥行き (同上) ….. つまり縦に持ったときは幅、ですが、最近のシャープ製のものはやたらと 50mm ばかりです。NikkeiBP の記事で、FULLFACE2 などシャープ機種に部品流用が多いことが指摘されており、外装部品の製造組立工程も共通化するために同じにしているのかもしれませんね。
- 高さ (つまり厚み) ….. Advanced W-ZERO3 [es] とまったく同じです。
アドエスと同じなら要らないか
あとは Advanced W-ZERO3 [es] と比較すると、12g だけ軽くなり、カメラの画素数は 200万画素にアップ、その代わりに連続待受時間は、電波状態ランプをつけるといきなり半分の 250時間になる仕様ですね。ワンセグ初搭載ですが、要らない気がします。
キーボードの話に戻ると、アドエスのキーボードで努力してタッチタイピングしようとしたものの、完全に指と指をくっつけた状態でもタイプは不可能でした。 🙂 それがこの機種に愛を持てずにさっさと手放した理由の一つでもあります。
ということで、この機種は見送り。
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