去年も参加した WordCamp Tokyo 2009 ですが、ついに参加受付の準備が整ったらしく、参加受付サイトがオープンされました。そうですか。わかりました。お布施 1000円払っても行こうじゃないですか。 🙂
WordPress の伸びを示す資料はありそうでない
WordPress は、ブログサーバというジャンルの中では、おそらく全世界では Movable Type より使われていて、日本では企業ベースのサイトなどに根強く Movable Type が使われているものの、WordPress の方が明らかに勢いがあります。
最近はブログサーバと CMS の垣根が低くなりつつあるので、Joomla も入れてみたりして。 🙂 Web サイトで話題になっている、というだけで Google Trends の結果をうのみにはできませんが、なかなか有効と思われるインストールベースの統計資料もないのも事実。
WordCamp って何?
WordCamp は WordPress のユーザーや開発者、関連企業によるプレゼンセッションです。去年の様子が知りたい人はこちらを。
ざっとまとめると、WordPress のかんたんな歴史から、プラグインの紹介、導入事例に至るまで色々網羅されている感じでした。
今回のセッション一覧を見ても、ついに WordPress の生みの親 Matt Mullenweg の日本召喚に成功しており、前回アンケートでも人気が高かった携帯対応プラグイン Ktai Style の池田百合子さんのセッション、また WordPrss 初心者? 向け、プラグイン初心者向けらしきセッションも用意されていて、幅広いジャンルの話が聞ける一日になるでしょう。
Ready…..Go!
昨年の WordCamp は、日本では第1弾ということで、会場のデジタルハリウッド渋谷校で確保されていた定員 60名が即日予約満員になってしまったため、アンケート結果でも「会場を広くしてほしい」が過半数を占め、今年は 480人も入れる葛西区民館 大ホールを借りて行われるようです。
たしか 1ヶ月以上前から、期日と場所は徐々に公式サイトでアナウンスされていて、前回の激戦だっただけに、今回は RSS フィードを何らかの方法で購読しながらも、気になってストーカーのようにこのサイトをちらちら見に行っていた人は多いはず。
朝起きて WordPress のダッシュボードをのぞいたら
来ましたか、そうですか。大変だ。出社前に電撃予約、PayPal アカウントで支払完了しました。
発展途上で完成されていない状態が面白い
WordPress 関連の情報は、探す気になれば、Web で念入りに検索すれば一通りの情報は手に入ります。私のサイトでも、自分に関係のある範囲でアップグレード情報や使用しているプラグイン情報は公開しています。
なのに 1000円払って、何を期待して WordPress のイベントにわざわざ行くのでしょうか。
例えば Microsoft でいうと TechEd のような、ITエンジニア向けのテクニカルセッション、というのがイメージ的にはやや近いかもしれませんが、やはり WordPress は比較的、発展途上で新しいテクノロジーであることが醍醐味でしょう。
だいたい出始めの技術についてのミーティングでは、アーリーアダプター ((Early Adapter: 新しいテクノロジーに飛びつく人々)) 好みの、Mac 属性に近い人々を吸い寄せる「洗練された/ アートで / コンパクトで / いじり放題」といった香りがしているものです。
前回、極私的にはもうちょっと濃くてもいいかな? という気はしましたが。まあ、ソフトウェアエンジニアリングの濃さと違った、ハンダごての香ばしいニオイがするミーティングなら他にもあるので、それはまた別エントリーで。 🙂
昨年のレポートはすばらしかったです。今回も参加していただけるとのことで、大変うれしいです。
満足していただけるイベントになるようスタッフ一同がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
おっと、Nao さんから直接コメントをいただけるとは!
ありがとうございます。
これだけ規模が大きくなると準備も大変だと思います。
なにせお祭りが好きなもので 🙂
今回も参加させていただきます。