基本となる認証モノが整って、ようやく e-Tax での申告にかかれるか…と思っていたら、今年は e-Tax ソフトなるものが登場したようです。でもこのソフト、とても玄人志向すぎて使いこなせないばかりか、ソフトを使わなくても Web ブラウザで申請できるって知ってました?

今年は e-Tax ソフトに完全移行かと思いきや

e-Tax のページにたどり着くのに、検索エンジンで “e-Tax” で検索して国税庁のページ www.e-tax.nta.go.jp にたどり着く人は多いと思います。

http://www.e-tax.nta.go.jp/

今年はこのページ、「ダウンロード」「e-Tax ソフト」なる文字がおどっています。手順の流れをみても、開始届出を完了して、鬼門の利用者識別番号を取得したら、次は e-Tax ソフトをダウンロードする…となっています。

昨年 2008年は、Web サイト上の何とも使いにくい入力フォームに心が折れそうになりながら入力した覚えがあります。かつ、おそらく申告できる税目に制限があったので、サポートしようとするとクライアントソフトをインストールする形式に “移行” したんですね、と思った私。ところが、これは完全移行したのではないようです。

ページ上部の「確定申告特集」というバナーをクリックすると、確定申告書等作成コーナーという、去年みた Web ブラウザ版に誘導されます。つまり、

  • e-Tax ソフト版と、(昨年と同じ) Web ブラウザのみで申告できる作成コーナー版がある
  • e-Tax ソフトは、税の素人にはおすすめできない
  • Web ブラウザ版が残っているのは、おもに Mac 向けだが
  • Windows ユーザも、簡単な申告なら Web ブラウザ版を使った方がいいかも

…で、私の場合は新しいソフトと聞いては使ってみなくては、と業の深い性格が災いして、e-Tax ソフトに手を出してしまいました。