単一ブログ用の WordPress 以外に、Wordpress MU というホスティング向け複数ブログ版があります。マルチユーザと言われると手を出さないわけがない。ということで、早速インストールしてみたのですが。
正直、Wordpress に比べると微妙ですね。
良い点:
– 設定メニューから、Wordpress 使用中に表示言語の変更が簡単にできる
悪い点:
– www. つきのドメインにインストールできない(www. なしドメインにリダイレクトされる)
– カテゴリースラッグがない
今書いている時点のバージョンが
Wordpress … 1.3.3
Wordpress MU … 2.3.3
です。
No-www ですが、MU を www.nire.com にインストールしようとすると、No-www メッセージが表示されます。No-www の問題は別に書くとして、CMS やブログ環境が人のドメイン名のポリシーまで強制するのはどうかと思います。
またカテゴリースラッグは日本人ユーザとしては絶対に欲しい機能です。記事 (post) のスラッグと同様、カテゴリースラッグがないと、パーマリンクに /%category%/ と定義したが最後
カテゴリー: 仮想化
URL: http://www.nire.com/%e4%bb%ae%e6%83%b3%e5%8c%96/ …
のように日本語のカテゴリーだとエンコードされた意味不明の長い URL になってしまいます。
スラッグがあれば
カテゴリー: 仮想化
URL: http://www.nire.com/virtualization/ …
のように、多少読みやすい URL になります。
などなど、全体に WordPress の最新版と挙動が違うので、コードが古いか、fork しているのではないかと思って今回は使わないことにしました。
前からずっと気になっていましたがwordpressmuにはwwwが付かない説明の記載があったとは知りませんでした。大変勉強になりました
以前、wordpressmuを導入テストした事がありますがインストールは比較的に簡単にできるもののwwwが付かないのはサーバー上の問題かとも思いサーバーの移転も考えたり、.htaccessの修正などもいろいろとやってはみましたが、urlにどうしてもwwwが付かないので、結局はいっそwww 無しでもと考えましたが
リンクサイトが多い、検索エンジンに再登録する手間などを考えるとなにかとめんどくさい等でwordpressmuの導入を諦めましたが、何か良い対処方法はありますでしょうか?
よろしければお教え下さい
こんにちは。取り急ぎ 2つの方法を紹介しておきます。
1. www ありから www なしへリダイレクト
http://www.nire.com/2009/05/yes-no-www-301-redirect/
2. MU にパッチを当て「www なし」チェックをしないようにしてからインストールする (未確認)
http://britg.com/2008/11/27/wordpress-mu-stubornly-forces-no-www-subdomains-huh-and-how-to-fix-it/
どちらも、「www なし」設計のものを「無理矢理」使う方法ですので、後々いろいろな弊害が予想され、本格的に使うのであればお勧めはできません。