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とにかく規模が大きい!

品川近視クリニック 銀座院で適応検査を受けてみました。

丸井に隣接した有楽町イトシアのビル 3F 分をまるまる借りている銀座院、入ってみると、人も機材も規模が大きいことに驚かされます。適応検査だけで 15F を 1フロア使っていて、手術は別フロアです。受付も、適応検査の各セクションも 10数人の看護師の方がスタンバイしています。ランドルト環の「輪に切れ目」の視力表だけでも 15枚並んでいます。

検査はいくつかのセクションに分かれていて、どのセクションも常時 10人ぐらいの検査希望者が同時に処理されていました。平日昼間の話で、開業医のコンパクトな目医者さんにしか行ったことがない私にとってはかなりのカルチャーショックです。コンタクトを事前につけると検査ができなくなるので、年齢層バラバラな人たちがメガネで来院しており、非日常的な風景。

3時間 30分もかかる大量の検査

全体の流れは

  • 検査機械での測定 (明るい部屋)
  • 視力検査
  • 検査機械での測定 (暗い部屋でもう 1セット)
  • 点眼
  • 手術の注意事項説明
  • 角膜の厚み測定
  • 医師の最終検査、診断

これで 3時間 30分かかりました。手術を前提とした検査項目の多いメニューですが、かなりの長丁場です。コンタクトを作るのとは一段違うレベルのシリアスさを感じます。

検査機械というのは、気球の絵が出てくるおなじみの視力測定や、プシュッと空気が送られてくる眼圧検査、緑の同心円を見ていると角膜形状の写真が撮れる機械など 4台で 1セット。これが 10セット前後並んでいたので相当な広さです。

そのあと、視力検査ですが、品川の場合ここに一番時間をかけていたと思います。矯正視力を測るとき、目の前にレンズを色々入れ替えて視力を測るメガネのような器具がありますが、見える限界の輪付近で左右に行ったり来たり上に戻ったりして、今までメガネやコンタクトを作成した時の数倍慎重に行っていました。

次に暗室に進み、暗い条件で、明るい部屋とほぼ同じ検査機器で計測します。

その後、瞳孔を広げる点眼薬 (散瞳剤) をさして、効いてくるのを待っている間に、看護師から術前術後の注意事項について一般的な説明を受けます。コンタクトはつけてはいけない、当日は入浴、洗顔、洗髪はできない、激しいスポーツは 1ヶ月後から、などなど。つまり看護師で 1回、医師から 1回の計 2回の説明があるわけです。

30分経つと瞳孔が開いてきて、ぼやっと近くの文字などが特に見えづらくなります。この状態で呼ばれ、さらに点眼麻酔をした上で、瞳にタッチペンのようなものをあて、角膜の厚さを測定します。先の細いものに見えるので、それを目に…というのがイメージ的にギョッとしますが、麻酔が効いてきて本当に何も感じません。

この辺まで完全に流れ作業になっていて、段取りの良さを感じます。途中、服用している薬やインラインスケートなど危険なスポーツへの安全性を聞きましたが、それは最終的に診察医に質問してほしいとリダイレクトされました。 

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