台湾ツアーは基本的に観光名所の間に、何回かショッピングタイムがちゃっかり挟まっているわけですが 🙂 、まず 1回目は「大山茶芸教室」でのお茶セミナーです。
お茶は発酵させる度合いで名前が違う
セミナーは NHK の「ためしてガッテン」に出演したことがあるという、写真の方の説明で行われます。
まず、お茶の製法から始まります。新芽を摘み、太陽で干して柔らかくし、発酵させます。
次に発酵度数によって呼び名が違う話。
緑茶 (日本茶) | 発酵させない |
烏龍茶 | 35% 発酵 |
鉄観音茶 | 45% 発酵 |
プーアル茶 (普洱爽健美茶 = 茶王) | 80% 発酵 |
紅茶 | 100% (完全発酵) |
このプーアル茶が一番この店で高額商品らしく、昔は日本円で 15,000円していたが、今は円高のためなんと 10,000円で買えるという話になり軽く商売モードに 🙂
また茶殻を食べなさいという話も。
高山烏龍茶を飲み比べ
さて、ここで一人一人にお茶が振る舞われ、飲み比べタイムです。ここで問題。
片方が日本人がよく烏龍茶だと思っているお茶で、片方が高級な「高山烏龍茶」 (カオサンウーロンツァー)
どっちが高山烏龍茶でしょう?
答えは右側のお茶。なんだか色も薄くて、安物の給茶機から出てきたお茶に見えますが、飲み比べてみると、ある意味ジャスミン茶のようなかぐわしい香りがして、飲むと、左のお茶に比べてはるかにまろやかな味でした。
濃いから良いお茶とは限らないとのこと。
色の見た目とうらはらに、高山烏龍茶のお茶は濃く、同じ茶葉で 5回お茶を淹れて飲めるそうです。
台湾人が教える、正しい烏龍茶の淹れ方
これが台湾のお茶セット。
急須に茶葉を入れ、100℃の熱湯を注ぐとアクが浮いてきます。このアクは飲んではいけないとのこと。3つ数えてからさらにやかんを振りながら熱湯を注ぐことでアクをあふれさせ、追い出します。
湯と茶葉とアクでいっぱいになった急須に、さらに湯を注ぐというのが日本人的感覚からするとちょっと信じられませんが、よくよくお茶セットをみると、鉄板に穴が空いたようになっており、このアク抜きがしやすくなっているのかもしれません。
最初、静止画を並べてみましたが、わかりにくかったので動画で切り出してみました。
ちなみにこの後、一気にテレホンショッピング化してきます。今回は特別オファーで、プーアル茶に高山烏龍茶つけて、お茶の道具をおまけにつけて、これでなんと 10,000円で先着 10名様! とやり始めました。 😮 それでも数人手を挙げていたので大したもんです。
ちなみに私はプーアル茶は要らないと思いましたが、風味の良さにやられたので高山烏龍茶は買いましたとさ。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。