全東京写真連盟の写真コンテスト。東京みなと祭の 2部門で受賞しました。
東京みなと祭は、晴海客船ターミナル周辺で、毎年 5月中の 2日間に行われる祭典です。東京消防庁の消防艇や消防ヘリによる、消火活動のデモンストレーションが行われるのが目玉で、その他にも様々な催し物が行われます。
日程を合わせて、全東京写真連盟が囲み撮影会を開催するのですが、モデルを撮影したものが「モデル部門」、催し物を撮影したものが「行事部門」と 2部門あります。
モデル撮影と行事は日中、同時進行で進むため、両方撮るのは大変。ふだんモデルの方しか作品を提出していないのですが、今回は行事部門も狙いを絞って撮ってみることにしたところ、両部門とも W受賞!
東京みなと祭 モデル部門 銀賞「彼方の君へ」
仁礼的には、応募する時点から会心の作でした。 🙂 毎年、晴海埠頭での全東京撮影会って曇りの日に海背景という、ポートレート的にツラいシチュエーションのことが多いのですが 今年は天気に恵まれました。
羽原なおこさんの白と青のボーダーワンピースも空模様に合っていて、そりゃアナタ空背景で思い切り行かなくてどうするよ、と。
惜しまれるのは、金賞が撮影位置がほぼ同じビルと空背景の写真だったことですね。作品を観た入賞常連の中山さんからは、「ありゃ雲で負けてるねー」とのコメント。確かに、モデルさんのポージングと背景がマッチした素晴らしい作品でした。
同じ背景だと落とされそうですが、この作品には俺はこう撮りたいんだ!というコダワリがあり、一念が通じて三賞にぎりぎり残れました
最近、「痛みの記憶」「ピカソ」と自分なりのイメージで勝負したものが賞をいただけるようになってきたので、それが何よりの収穫です。
東京みなと祭 行事部門 優秀賞「ライオン」
なんとこの作品が最優秀賞、優秀賞と 2番目の賞をいただきました。
催し物としてダンスパフォーマンスをやっていたうちの一コマ。
はい、もうダンサーのダンシングパワー頼みです。 一発勝負屋・仁礼の歴史にまた 1ページが刻まれました。
「くるっ!」という作品と同じで、アクションゲーだけは得意という ダンスシリーズは何枚か撮ったし、もっと基本を押さえてベターな作品はあったのですが、QA チーム的には 「気に入ってんなら応募してみれば?」と、完全にノーマークな写真でした。
…….. 曇り空が目にしみます。
来年の 5月には、会場の晴海客船ターミナルに展示されると思います。
The Day After
昨年 2014年5月のこと。
午前中の写真講座が大幅に時間延長し、遅刻で駆けつけた晴海埠頭の囲み撮影会で、私はトラブルに見舞われ、5月分はすべて受賞できず、2ヶ月以上スランプを経験しました。仕事も多忙には違いないなか、モデル写真は潮時か、とまで思った出来事でした。
あれから 1年。
常連カメラマンの皆さんにも「仁礼さんちったぁ復活したか?」と、当時いろいろ声をかけていただいたおかげで、今があると思っています。
(写真は全東京写真連盟会員としての掲載許可済です)
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