10月6日に小菅で行われた、m-Gra のストリート写真教室に行ってきました。曇天、夕方でも思い切ったセッティングで意外に面白い写真が取れますねという話。
チャレンジングな土手と鉄橋編です
ストリート撮影に参加するのは、前回の四ツ谷編に続いてこれで 2つめのロケーションです。
今回は東武鉄道小菅駅に集合です。小菅駅のそばに荒川と交差する場所があり、鉄道橋や草っぱらを背景にモデルさんを撮ろうという企画。
しかも1日に 2回同じ教室があったんですが、参加した 2回めは曇天、開始 15:00、終了 17:00 と、はっきりいえばフツーは写真を撮るには真っ暗けの状況です。四ツ谷のように市街地、道路沿いでも十分暗かったですが、大丈夫でしょうか。
手すりプレイです
モデルの Ruriko Mishima さん、松川先生、スタッフ、生徒軍団でぞろぞろ移動して、荒川土手の上り坂にやってきました。
まずは階段の手すりを使った構図。見上げた場合 / 逆光です。
背景が空の場合、人物と背景に明暗差がありすぎて、「空をそもそも入れるな」もしくは「ストロボをたいて露出差を縮める」と教えられることが良くありますが、ここではノーストロボ、露出はモデルさんに合わせ、背景は思い切って白トビ上等です。全東京写真連盟のフォトコンテストでは落ちそうですが、これはこれでアリという気がします。
見下ろした状態のものは高い位置からカメラを向けているので、どうしても上体の方が大きく映ります。ユニークな感じはしますが、モデルさんや仕草にもよる気がします。
薄暗い場所も使い方しだい
次の 1枚、明るい場所で撮ったように見えると思います。
が、実は最高に木陰だったりして、肉眼ではかなりの薄暗さです。しかも川辺に下りてきて、雨上がりで足元の土がズブズブなところで撮影しています。
モデルさんに直に歩いてもらうわけにいかないので、靴にビニール袋をかぶせて即席の長靴状態。ミッキーマウスと呼ばれていましたが、写真は省略 🙂
おまちかねの鉄橋プレイです
さて、メインイベントの鉄道橋です。まずは鉄橋一本、斜め下からのアオリ。
CD のジャケットにありそうなシチュエーションです。
草むらに隠れんぼの図。1枚撮ってみて、やっぱり持っている稲穂の位置をずらしてもらいました。
さすがに初期よりは仁礼も慣れてきたので、こうやってね、とポーズを微調整してもらいながらやっています。たまにハズしますが シャッターを切りながら、ああしてねこうしてね、と指示するのは意外と難しいんですよ。
撮影風景。顔が暗くなるので、下からレフで光を起こしてあります。
2本の鉄橋の間に立ってもらうと、こんな感じ。
某鉄道写真家の先生流だと、鉄分 (鉄道の車体とか、鉄道橋とか) は画面に大きく入れないことが多いようですが、それと対極の鉄背景。マクロス的なこういう写真も、悪くはない気がしますがどうでしょう。
フェンスプレイです
伊勢崎線のフェンス越し。走り去る電車の感じを出すため、スローシャッターでブラさずに撮る練習。フェンス撮るのが上手くなったねと言われました。私は喜んでいいんでしょうか。
スローシャッターとコミュニケーションで攻める、意外写真
というわけで、今回もあっという間の 2時間でした。
先生は例によって絞り / シャッタースピード / ISO を瞬時に弾きだして教えてくれるのですが、機種とレンズの違いか、そのままではオーバー気味なので、修正しながら写しています。前回の四ツ谷編でも思いましたが、想像するより遥かにスローシャッターなことには違いありません。構え方も重要になってきます。
モデルさんとのコミュニケーションもかなり奥が深い世界です。Xbox360 用のゲームを制作するため、声優さんの音声収録スタジオにこもっていたことがありますが、役者さんに、どう演技してほしい、をいかに端的に伝えられるかは難しいのです。複雑なことを言うと、その人の世界観を崩してしまうので。
p.s.
冒頭に出てきた花は、通りがかりに 1ショットで撮ったもの。モデル撮影とはあまり関係がないのが無念ですが、評価が高かったです。 👿
多忙につきなかなかブログ書けてませんが、武者修行はつづく。
うわわわわ!!当日ご一緒させて頂いた者です。
少し前からブログ見させて頂いて参考にさせていただいてます。
まさかの出来事にビックリです。
一緒の教室にいかれてたとは。。。笑
これからもブログ楽しみに見させて頂きますね(^^)