金賞はある日突然に – 全東京写真連盟 モデル写真コンクール

全東京写真連盟のフォトコンテストに提出した作品「背くらべ」が、ついに金賞をいただきました。

金賞メダルはイメージ映像 ((いつもレターの写真だけだと単調なので、QA チームが持っているメダルを拝借してきました)) です。

佳作に空目したが金賞でした

ここしばらく、公私ともども目の回るような忙しさだったのですが、先週大変なことが起きていました。

全東京写真連盟から届いた水色の封筒を開けると、そこには 2通のレターが。

おっ先月のように、2回分出して連続で佳作もらえたかな。

いやちょっと様子が違うようです。1枚は佳作ですが、もう 1枚は金賞…?

おいおい大変ですよ仁礼家全員集合。そして一家でひとしきり喜びの踊り。
ついに写真で金賞をいただきました!!

「金賞灯台」伝説の始まり

金賞「背くらべ」は残念ながら Web 掲載 NG のモデルさんですのでアップはできません。全東京写真連盟サイトの入賞作品ページに載ると思います載りましたのでご覧ください。

会場は船の科学館プール。場外に灯台が見えていたので、灯台とモデルさんが隣り合わせに収まるように撮っています。

タイトルを例によって 1分だけ考えた後、灯台と背の高さを競っている感を出したかったのを思い出して「背くらべ」にしました。仁礼家アートチームに「またタイトル勝ちだね」と失礼なコメントを浴びせられるのも、もはや風物詩であります。

常連の方の作品は日ごろ何回も目にしているだけに、私のような駆け出しがもらっていいんでしょうか、というのが正直な感想でした。銀賞銅賞の安定度合いに比べると、仁礼の作品は基本飛び道具なので

金賞、銀賞、銅賞の 3作品は、決定後のモデル撮影会の受付近くにデカデカと貼りだされます。奇しくも、貼りだされた回も場所が同じ船の科学館だったため、撮影中もあれが「金賞灯台」だな、という言葉が盛んに飛び交っていました

Where you are may not be where I am

こちらは佳作「蒼の空間」。

Model: 吉野晴香さん

他のカットはすべて縦位置で撮っている中、この写真だけ横位置で、とっさに背景を広く抜いて撮ったものです。
本当のことを言えば、密かにこれはイケるかもしれないと思っていました…が、本人のイチオシが響くとは限らないのが世の常ですね。

浴衣で佳作の過去作品

前回アップしそこなった佳作作品もまとめてアップしておきます。

「望郷」

Model: 立花れいさん

全体にほんわりした雰囲気を出すことには成功していて、構図はまあまあ、露出や色味に大きな失点はないのだと思いますが、典型的すぎる写真かもしれません。

「さまよえる女」

Model: 羽原 なおこさん

浴衣で背景が近代的な町並みというのはミスマッチなため、あまり選ばないロケーションのようですが、上野公園出口で、街を背にして 2-3分だけ立ってもらった時のものです。

左手が写っているショットとそうでないものが手元にありますが、白い浴衣と白い傘で、非現実感を出したかったので、左手がクリアに写っていないものを選びました。

傘をどこで切るか、左手の処理はこれで良かったのかなど、むしろ撮った本人がさまよってるポイントは山のようにあります。どなたかアドバイスください。

全東京写真連盟、今までの受賞履歴。

スナップ写真講座を受け始めて 1年で、初の金賞まではたどり着きました。
敢闘賞をもらったようなものだと思って、雰囲気のある写真を目指していきたいと思います。

(写真は全東京写真連盟会員としての掲載許可済です)