Nikon 1 J3 のご時世に型落ち J1 を激安購入

1月末のネタ回収。
うちのアートチーム用が使用していたコンデジが調子が悪く、今から買うなら何がいいかと相談を受けました。フッフッフ…Nikon 1 という良いものがありますよお客さん。

Nikon 1 シリーズは、本体のサイズ的にはコンパクトデジカメと同じですが、レンズ交換式。ミラーレスなので、一眼レフに比べると非常に小さいです。

問題は、シリーズのどの機種にするかですが…。

そもそもなんで Nikon 1 なのか

特に今まではニコン信者というわけではなく、直前のコンデジはキャノン IXY Digital 50 S だったり、一眼レフも EOS Kiss X3 だったりします。

しかし一眼レフの方はD800 / D800E に乗り換えたことで、流れが変わりました。

カメラの用語や操作方法にもニコン流とキャノン流があり、レンズもお互いに互換性はありません ((アダプターをつければ、機能制限つきで可能ですが…)) 。この際ニコンに統一しようと。

また、後で画像をレタッチしやすくするため、RAW データで撮影することがありますが、RAW ファイル形式も、ニコンでは .NEF, .NRW 形式、キャノンでは .CR2, .CRW 形式と異なります。写真の管理はニコン純正の無料ソフト View NX 2 で行うようになったので、できればニコンで合わせておきたいと。

何より Nikon 1 にしておけば、一眼レフ用のレンズをつけて遊べるのが何より楽しいと

上級は V, 中級は J, 初心者は S … 値段はこの順じゃない

Nikon 1 シリーズには J1 / J2 / J3 / V1 / V2 / S1 と種類があります。購入時にはちょうど J3, S1 が発表されたタイミングなので、これらも含めて検討しました。

アートチームと議論した結果、求める Nikon 1 の条件は

• 価格 … 3万円以内。高いものは要らない
• フラッシュ … 必要。ショボくていいから無いと困る

機種ごとのざっくりした違いは以下の表のとおり。基本的に同じシリーズなら、数字が大きい方がより新しく (J1 よりは J2)、高価な機種になっていきます。

S1 は出始めというのもあり、最安でも 54,000円弱 とかなり高価。V1 は、バッテリーが D800 / D800E と共通という隠れたメリットもあるのですが、最安でも 32,657円とまだ高い。

ファインダーなしでいいなら、消去法で J シリーズのどれかということになります。

J2 / J3 はケースの質感は良いんだけど、背面液晶の解像度以外に大きな差がありません。

J1 -> J2 になってからクリエイティブモードがつきました。夜景やら逆光モードは良いけど、悪条件の撮影は D800E でやればいいし、ミニチュアモードやら、面白撮影モードがつきましたが、そういうのはレタッチソフトで頑張ってくださいと。

他には J1 -> J2 になったとき、レンズを格納するとき電源が自動的にオフになるという微妙な使い勝手アップはあるのですが、電源ボタン押して切れば済む話だし、最安で 30,924円でもまだ高い。

ということで、どんどん基準が切り下がっていって、最安 22,790円と安さ際立つ Nikon 1 J1 に決定しました。

Nikon 1 J1 なんて店頭ではもう買えない

問題は、型落ちしてすでに店頭販売されていないこと。

ヨドバシカメラに最初行ってみたのですが、Nikon 1 J3 + S1 が発売された瞬間に J1 は店頭から撤収しました…とのこと。

ヨドバシ店員「J1 はあのスペックなのに値下がりしすぎましたからね。ニコンさんも儲からないから、新しくて高い機種をマイナーチェンジで出してきてますね」

そうか。分かった。やはり、どこでも売ってるメインストリーム商品をヨドバシカメラで買う時代は終わったんだね、僕達の関係は終わったんだね、ということで他店で色々探しました。

某所店員「うーん、こちらも店頭在庫はゼロですが…他店にあるか探してみますね」

待たされること数分。あちこちに電話をかけていたらしい店員が戻ってきました。

某所店員「北海道店に残ってるみたいなので、1週間ほどいただければお取り寄せします!」

その調達力が俺は好きだ!というわけで、購入決定。
産地直送、採れたてほやほやの Nikon J1 が 1週間後、やってきました。

つづく。