ニコンカレッジ専門講座「D800 & D800E プロはこう使う」を受けてきたら、まあ予想できたことでしたが本気装備の D800 ユーザーで一杯でした。講座の日程と、参加者、講義のポイントについて。D800 にアクティブD-ライティングって必要なのかって話。
前フリはいいから、作品だけ手っとり早く見たいって方は、次の Part2 へどうぞ。
萩原先生の D800 本をベースにした講義と実習
講師は萩原俊哉先生で、同タイトルの本「D800 & D800E プロはこう使う」の著者。講座は 3回構成で、
- 講義 … 本の内容に沿って説明
- 撮影実習
- 講義 … 撮影実習の写真を持ち寄り講評を受ける
と、ニコンカレッジの 3回ものにあるパターンどおりの構成です。雑誌「デジタルカメラマガジン」による一眼カメラ SNS サイト「GANREF」というのがありますが、今回はニコンカレッジと GANREF のコラボのようです。
上記の本を持ってきたほうが理解が深まります…というので、六本木の某本屋さんで Amazon のページを見せて探してもらったところ、「あーあれかな」と瞬殺で見つけてきてくれ、当日に入手。ニコンカレッジ田町校の会場に向かいました。
D800 / D800E ユーザーばっかりで濃ゆい!
受講者は全員で 17名。以下のように、ハイアマチュアユーザーの、もっとも濃ゆい層だけ集めましたよドヤァな感じです。
- カメラ: 1人を除いて、D800 / D800E ユーザー
- しかも D800E の方が多いという濃ゆいユーザ比率
- レンズ: AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED とか、70-200mm f/2.8G ED VR II とか当たり前に持ってる
- 三脚: 重そうな三脚ばかり。撮影実習に三脚ぬきで参加したのは、女性の方お一人のみ
三脚は、著書にも萩原先生自身が「三脚だけで 2.5kg 超え」+「雲台だけで 1kg 超え」が目安、と書かれていて、それだけ重い三脚でなければ、3620万画素の D800 のカメラブレを完全に防ぐことができない、としています。
講義内容は本に書いてあるもののピックアップなので、詳しくは本読んでください。
さすがに質問もイージーなものは一つもなく、特にアクティブD-ライティングに関するものが多かったように思います。
仁礼も聞いてみました。
「ニコンカレッジの他の講座で、不用意に明暗が調節されてしまうので、アクティブDライティングは使わない方がよい…と聞いたんですが、実際にどうなんでしょう?」
萩原先生いわく、先生の場合 / D800(E) の場合は推奨しているようです。Capture NX 2 にはアクティブD-ライティングの補正機能がありますが、撮影時にアクティブD-ライティングを完全に Off にしておくと、後から補正ができなくなるので、Low でもいいから設定しておいた方が良いとのこと。
なるほど、ダイナミックレンジの広さを台無しにするような残念な出来じゃないんだったら、使ってみようかなと。
他に出た質問はこんな感じだったように思います。
- HDR 撮影とアクティブD-ライティングはどう違うのか
- アクティブD-ライティングを設定すると、シャッタースピードが速くなるのか
ミステリーツアーの行き先は吾妻渓谷
この D800 講座最大の謎は、実習の行き先がフタを開けてみるまで分からないことでした。仁礼家アートチームいわくミステリーツアーだなと
他のニコンカレッジの講座でも、撮影実習の場所連絡が初日なのは同じですが、首都圏内の公園に集まるのと違って、バスでどこ連れて行かれるか分からないのは、なかなかスリリングではあります。
場所は結局、群馬県の吾妻渓谷で紅葉撮影でした。8時20分集合、18時30分解散。パーキングエリアには 10-15分程度、たまに寄ってくれますが、観光旅行じゃないので、ノンビリご飯タイムとか、お土産タイムとか、そんな甘えは許されず、ただひたすら撮っては移動、撮っては移動 です。
あとで聞いた話では、純粋なニコンの撮影ツアーでは、もっと食事や宿泊にお金がかかっているものが多く、GANREF の場合は強行軍ツアーなものが多いようですね。
次回は、撮影実習編。
つづく。
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