全東京写真連盟の公開審査で金賞! 会員が見守る中で、実際に作品がセレクトされていく様子をカメラに収めてきました。
ちなみに公開で銀賞の経験はありますが、金賞は初です。
まずは受賞作品から。
水元公園花菖蒲撮影会: 金賞「どうかしら?」
Model: 川根 麻里亜
モデルは前回、東京みなと祭で物悲しい表情を見せていた川根麻里亜さんですが、うって変わってさわやかな感じで。
言っておくと、雨の日ですこれ。
雨ポートレート自体に希少価値はあるけど大変です。モデルはよりによって浴衣の着付けと髪を乱したくないし、フォトグラファー本人は防水なんで頑張る! として 🙂 機材が雨で故障するのは困るので、いろいろと制約が出ます。
当然、傘をさしている写真が自他ともに多いのですが、一瞬止んで、傘なしで撮ってみよう! となった時のものを応募しました。
実録! 公開審査
台東区民会館で行われた公開審査の模様を。
年に 2回だけ、こうやって会員向けに、フォトコン審査の様子を完全に見せた状態で行われます。
最初に、まず 1人が max 10枚提出した作品から、1枚を選ぶところから。割とフランクに、作品の批評について会員と語りながら進行。
誰の作品か分かってしまうとフェアではないので、先生は裏の応募票をまったく見ないで審査が行われます。
私の番。緊張の一瞬。
別の写真で少しやり取りがあった後「これはさわやかでいいですね!」と 1枚が選ばれて、採用のボックスに入ります。
1人1枚ずつピックアップし終わったところで、全員分がずらりと並べられます。
プリントのクオリティが NG なものから落とされ、28枚が残ります。(金銀銅 + 入選 + 佳作 + 次点)
ここまで笑いをまじえながら進んでいた審査も、この辺になると先生の一挙手一投足に注目が集まり、誰も何も言わなくなります。
作品を全体にみて歩きつつ、時々ひらりと手が動いて、まずは上位 8枚が選ばれます。(金銀銅 + 入選 x 5)
作品のセレクトではよくあることですが、見方を固定しないために、順番を入れ替えたりして「うーん」と悩んでいる様子。
見ている方も、左端、右端、どっちから上位入賞なのか? といろいろ想像しながら見守ります。
そのうち、「この 1枚は金賞で決まり!」と先生がピックアップ。
いつもは 3枚まで絞り込んだところで、金銀銅の順番に悩むパターンが多いのですが、今回はアッサリ決めていただきました。
残り 6枚の中からさらに長考で銀銅が選ばれ、3作品決まりましたの図。ほっ。
ひとまず SONY αの導入には成功したようだ
買ったばかりの SONY α7RIII で作品を提出するのはこれがまだ 2回目です。
プリントの仕上げという意味だと、カメラ本体もレンズも変わった後の提出作品で、どうしちゃったの?! と言われるぐらいクオリティが下がることがあります。(別の場所の講評で、そう指摘された人が何人もいる)
ニコンとソニーとでは、色の味付けもレンズのクセも異なるので、これはどう仕上げたもんかなと悩んだのは確かですが、プリントする際の自分の目は間違っていなかったなと思いましたね。
最近、写真をご覧になった方から撮影を依頼されるので、そうした方面でも今後がんばっていきたいと思います。
撮影の依頼はこちらまで。
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