前回の GPD Pocket ネタに意外と反響があって驚いている Nirecom です。

番組の途中ですが、ここで再びポートレート作品のドヤ話にもどします。

ひさしぶりに雑誌に載りました。作品。
CAPA 2017年10月号です。

同日に発売された某誌にちょっと自信作を応募して華々しく散り、現実のキビしさをしっかりと見きわめた直後に CAPA の Kindle 版を買ったら、載っていたという。

他の作品は本誌を買って見てくださいね! ということで、私の右下の作品以外、モザイクを入れていますが、写真のサイズにご注目。

CAPA 2017年10月号: Photo Session: Passion 掲載ページ

CAPA の「ポートレートセッション」というポートレート作品の応募コーナーなのですが、見開き 2ページの紙面で、掲載される作品のサイズは、ワンツーフィニッシュの「マツケンラブ・フォト賞」「セカンドラブフォト賞」が一番大きく、あとは差がつけられていますが、トップに引けをとらないこの扱いの大きさ!

ということで、こちらが実際の作品です。

CAPA 2017年10月号掲載「Passion」

CAPA 2017年10月号掲載: Passion

Passion. 情熱、といえば斉藤由貴の曲ですが、なにか一部の方にしかリーチしない気がするので置きましょう。

マッケン先生の審査コメントを引用すると

マッケン/充血した視線が切なくてキュンときますね、乱れた髪や、少し濃いめのトーンも、このシーンには合っています。見切れずに右上に残っている手、この処理が迷いどころですね。

相変わらずよくチェックされているなと。

前後何枚かある中で、仁礼家 QA チームと最終的に相談してこのカットを選んだわけですが、Nikon D4S と AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G というニコン製品で固めて撮っていれば (合計金額は聞くな! 聞くなよ!)、RAW データ撮って出しだといかにもニコン、な色味になるのを、作品意図にそってレタッチしています。「情熱」感を表現するために努力していますよってことですね。

こういうグッとくる写真をもっと高い打率でキメられるようになれば良いんですが、まだ数うちゃ当たる状態ではあります。

ところで以前 3月号の CAPA に載ったので、当分ないかな? と思っていました。

CAPA 2017年3月号掲載: ふるさとの残響

この時は「New Comers セッション」という一種の新人賞的なワクで掲載していただいたので、まあ “成人の部” でいきなり採用はないわな、と思っていたら、年内に 2回目、載せていただいて感激至極です。

しれっと贅沢を言うなら CAPA のポートレートコーナー、見開き 2ページじゃなくて倍の面積にしてくれれば、もっと盛り上がると思うんだけどなあ。