東京ビッグサイトで行われた、東京モーターショー 2015 に行ってきました。この日だけで 95,600人が入場した激混み会場のなか、果たしていつものモデルポートレートらしきものは撮れるのでしょうか。

モーターショーにいるコンパニオンの 9割以上は女性。ところが中には、男性コンパニオンしかいないブースが存在します。あまりにもインパクトがデカかったので、まずはご紹介。

すでに別世界のアウディブース

この存在感…!

東京モーターショー 2015: 男性コンパニオン: Audi

仁礼家 QA チームに見せたところ、モデルの手首のポージングがやばい!!といって、QA 業務そっちのけで目がハートになっていました :mrgreen:

下の写真はわりと普通ですが。

東京モーターショー 2015: 男性コンパニオン: Audi

コンパニオンの数をぐっと減らして、ギャラの高い人起用しましたね感、満載。モーターショーの女性コンパニオンはそもそもレベルが高いですが、その女性陣がちょっと束になっても勝てない魅力がありますね。

やたら察知能力が高いコンパニオン

東京モーターショー 2015: 男性コンパニオン: Toyota: Lexus

このモデルの何がスゴいって、恐るべき察しの良さです。

Nire もポートレートカメラマンのはしくれですので、構図は考えます。ここならまあ、絵の左にモデル立たせて、右半分にクルマ入れるんだよなと。足下に向かって英語のキャッチフレーズが伸びているし、これを集中線として使えってことなんだろう、と。

モデル本人は最初、90度左のアサッテ方向に目線を送っていたのですが、Nire が カメラ位置を決めて構えたうえで、アピールして目線を要求しようとすると、直前に気配を察知。

ゆったりとこちらに向き直って、写真のとおり足下のロゴを踏まないように、またいで立ってくれるわけです。

「おまえこう撮りたいんだろ?」と。 🙂

あとはもう、背景の入場者が動くタイミングを待って、数枚シャッターを切るだけです。

会場レイアウトの意図に乗っただけかもしれませんが、カメラマンとモデルがごちゃごちゃ打ち合わせせずにキマるというのは、理想ではありますね。

女性ポートレート編に続く。