iPhone 6 と MacBook Pro Retina ディスプレイモデルが揃ったところで、Wi-Fi の性能をフルに活かすために 802.11ac 対応無線ルータを探したの巻。
iPhone 6 といえば 802.11ac ですよね
iPhone 6 と 2013年モデルの MacBook Pro Retina ディスプレイモデルに共通して言えることは、無線 LAN で 802.11ac をサポートするようになったことです。それまでのシリーズは 802.11n まででした。
2つの規格の違いは最大伝送速度で、802.11n が 600Mbps ((40MHz = 2チャネルボンディング, なのに対して、802.11ac が日本国内で発売されている無線ルータは 1300Mbps 上限 ((80Mhz, 3ストリーム。802.11ac の規格上は 6.93Gbps = 160Mhz, 8ストリームに達しますが、実際にはまだ製品化されていない)) と、2倍強です。もっとも条件が良ければの話です。
TV 動画を無線 LAN 経由で観ようと思うと、地デジで最大 16.85Mbps, BS で 24Mbps なので、802.11n でも十分なはずですが、実際は時々コマ落ちします。また Mac 購入直後は、よりクリーンな状態を求めて、何度かフルバックアップと復元を繰り返したり、OS をインストールし直したりするもの。処理時間を 1分でも縮めようと思うと、より高速な LAN があったほうがいいのは確かです。
私の持論は「最後に頼れるのは有線 LAN」には違いないんですが、こんだけ無線 LAN の帯域幅が広がってくれば、そろそろ一生無線 LAN につながないノート PC 環境を目指しても良いだろうと。
802.11ac ルータというだけなら Wi-Fi HOME SPOT という au から無料で貸与される製品が自宅にありますが、どうも MacBook Pro Retina からの接続が不定期にブチブチ切れてしまい、信頼性に欠けます。
ということで、また若干前のめり気味なのは俺ァ知ってんだよと言いつつ 802.11ac 対応無線ルータを買い求めることにしました。
ハイエンド機 WZR-1750DHP2 にはツノがない
最初に考えるのは無難に Buffalo のハイエンド機。
WZR-1750DHP2 か…なんだこれ、メーカー希望小売価格 18,700円、最安 13,407円 ((12月3日、価格.com 調べ)) する割に、あまり評判はよくありません。通信が不安定だという意味の投稿が複数。もちろん無線ですので、設置場所の距離や遮蔽物の状況にもよるのでしょうが、それにしても、という印象です。
そもそも最近の Buffalo ハイエンド無線ルータ機には、角が生えていないのが最大の問題だと思っています。アンテナを本体に内蔵して、丸四角い無線ルータにすれば見栄えは上がります。外部アンテナより製造原価は下がるでしょう。しかし 5GHz という高い周波数帯を内蔵アンテナで処理すると、電波の送受信効率は下がって無理があります。
だからって WXR-1900DHP は高すぎる
と思っていたら、WXR-1900DHP という、さらにハイエンドのメーカー希望小売価格 26,600円、最安 21,398円 の製品も 10月に発表されました。これも WZR-1750DHP2 と上限 1,300Mbps という意味ではまったく同じで、アンテナがあったり、1GHz デュアルコアで内部の通信処理が高速化されていたりする分、スループットは良くなるでしょう。でもそのわずかな差で 2万円強も出す価値があるのかと。
機種 | メーカー小売価格 | 価格.com 最安 ((12月3日、価格.com 調べ)) | データ転送速度 | 有線 LAN | ||
---|---|---|---|---|---|---|
802.11ac | 802.11n | WAN側 | LAN側 ((スイッチング Hub 側)) | |||
WXR-1900DHP | 26,600円 | 21,398円 | 1300Mbps | 600Mbps | 1000BASE-T | 1000BASE-T |
WZR-1750DHP2 | 18,700円 | 13,407円 | 1300Mbps | 450Mbps | ||
WSR-1166DHP | 10,000円 | 7,632円 | 866Mbps | 300Mbps | ||
WHR-1166DHP | 7,200円 | 4,645円 | 866Mbps | 300Mbps | 1000BASE-T | 100BASE-TX |
WHR-1166DHP は LAN 側が足を引っ張る
昨今カメラの趣味で何かと物入りですので、ここはいっそ価格重視で、最初検討したのが WHR-1166DHP という機種。
この機種は最安で 5,000円を切っており非常に安いのですが、しれっとLAN 側のポートが 100BASE-TX だったりします。WAN 側 (INTERNET 側) は 1000BASE-T なので、文字通りルーターモードで使用し、この機種をダイレクトにインターネットに接続、クライアントはすべて無線 LAN 経由で接続するなら有線 LAN は不要です。
(画像は WSR-1166DHP ですが、どの機種でもこの部分はほぼ共通)
仁礼家のネットワークでは、もともとヤマハルータ RTX1200 がインターネットへのゲートウェイルータなので、Buffalo 製品は無線 Hub モードとして使用する必要があります。ということは、物理的な接続ポートは LAN 側 (スイッチング Hub) を使用する必要があり、最大 100Mbps での通信になってボトルネックになると。
「802.11ac で下から 2番目」を狙う WSR-1166DHP
そこでもうワンランクだけ上の機種、ということで選んだのが、WSR-1166DHP というメーカー小売価格 10,000円の機種です。
価格.com では最安 7,632円で通販で買っても良いのですが、ふとヤマダ電機に寄ってみました。店頭には WZR-1750DHP2 のようなハイエンドレンジの製品がさあ買えと言わんばかりに並んでいて、WSR-1166DHP は展示すらされていません。
ところが。ダメ元で聞いてみたところ、しばらく裏に引っ込んでいた店員いわく
「在庫ございますね」
なんと。しかも価格.com 最安よりも勉強しますとのことで、購入決定しました。
次回は速度テストなど。
つづく。
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