エプソン顔料プリンタ PX-5V を買ったのもつかの間、やたらと面積の大きな郵便物が届きました。
これはもしかして…
やはりフレスコジクレー (Fresco Giclee) でした。エプソン用紙体験モニターキャンペーンに応募して、すっかり忘れていましたが当選したようです。
この用紙、なんと漆喰 (しっくい) がシート状に加工されたもので、表面がデコボコしています。何でそんなものに印刷するのかって? 実は私もよく分かりません。
知識として持っているのは、フレスコ画でやっていることをプリンタで再現しようとしている、ということと、過去にモニター当選した人のブログを読んでいると、手袋と刷毛 (ハケ) が必要で大変そうだ、というイメージだけです。
お値段をよく確認せずにモニター応募してしまいましたが、あとで確認して 20枚セットで 18,900円!もすることが分かり、仁礼家が大騒ぎに しかも Type R と Type S の 2つがあり、市販されている 20枚入りセットはどちらか 1種類 x 20枚なのですが、今回のモニターで送られてきたのは 10枚 x R + 10枚 x S の特別セットです。
このフレスコジクレー、エプソンプリンタの一部にしか対応していません。サイズが A3 ノビ ((最近は A4 判も発売されたようです)) だからという理由だけでなく、キャノンなど他社プリンタでは動作を保証していないようです。
しかし1枚 945円の紙か。正直いって怖いですね。フレスコジクレーが自宅に届いた時点で、A3 ノビで印刷した経験ゼロという無敵っぷりです。
ホームセンターで数百円の万能用ハケと、綿の手袋を買ってきて、いざ開封。
フレスコジクレーそのものは、密封パックに厳重に格納されています。空気に触れると硬化が始まるので、1枚だけ取り出して新鮮なうちに印刷。残りは隙間なく封印です。乾燥海苔みたいなやつですね。
上に乗っている透明な袋 3つは「作品保管パック」。印刷したものを額装しない場合は、ここに格納しろとのこと。そして色刷りのお高級マニュアルが入っています。
印刷してみようとするとどれくらい大変なのかは、後編で。
つづく。
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