ニコンカレッジ実践講座 (スナップ) の銀座実習の様子。銀座のほうが、浅草よりスナップ写真を撮るのが圧倒的に難しいことに気がつきました。
標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED を仕入れて、ニコンカレッジ (スナップ) の実習 2回目に臨むことにしました。
銀座で「さあそれでは行きましょう」と言われて、何を撮っていいか分からず途方にくれる受講生の皆さん。
浅草はスタンスが観光地なので、雷門の提灯、浅草寺の各建築物、土産物屋の店頭など、分かりやすく浅草を表現できるもので一杯でした。人物も人力車引き、役者の方など、見せることが商売なのでお願いすれば撮影可能な人たちも多数。
銀座は街全体の醸し出す雰囲気が銀座であって、とがったランドマークはあまりありません。店頭とはいってもショーウィンドーぐらいしか撮れませんし、人物はその辺の通行人や観光客ですので、声をかけるハードル自体が高くなります。
とりあえず、先生に勧められるままに道路標識や、銀座の町名表示をキーにして撮ってみます。
道路標識が「Gメン」のエンディングみたいですね、といっても最早だれも分からねぇな。はい次。
これはアサヒスーパードライのエクストラゴールドBAR 店頭と、スパイダーマンのコスプレ姿の子供。
黒地のジャケットの後ろから撮るというのも、畑先生のアイデアです。着ている本人が気が付かない間にもっとガブリ寄って広角で撮っていて、「うわあっ!」とビビられていました。
太陽光の光芒を出す練習と、右側は「これは何でしょう」作品。
すりガラスの向こう側に習字が貼ってあって、裏返しに見るとこのように見えるんです。「猛犬に注意」とか、写真全体にある種の不気味さが感じられます。
天賞堂のキューピッド像。これは畑先生のスナップ写真実習コースに必ず入っていると思われます。
角の向こう側から、格好の被写体たとえばカップルが歩いてきた時にシャッターを切れば、キューピッドの計らいで二人は結ばれました、的な写真が撮れるというわけです。
そして先生の好評価をいただいたのは、この写真。
この人達、4人組でうろうろしていた観光客なのですが、ちょっと声をかけようか迷った挙句、交渉してみました。後ろの人は最初こちらに視線をもらえていたのですが、すぐ飽きてあっちの建物をコンデジで撮り始めます。その方が面白かったので採用。
興味深いが「斜度」がきついスナップ道
知らない人に声をかけて、数秒以内に撮ってしまわなくてはならないスナップ。
「あっ」と思った人に声をかけて撮るのは、やっとエントリーレベルに達した感じ。やはり慌てて撮っているため、先生に「もっと背景に気を使ったほうが良いですね!」とズバリ指摘されたり。評価のあまり良くなかったものは、D800 + ナノクリ的にピントが完璧でもボツとしました。
もともとは DCR-PC3 や HDR-TG1 など、ソニーの小型ビデオカメラで動画を撮るのが好きだったクチからすると、動く人物などを被写体にするのは好きなんですが、一瞬の写真で、構図を考え、メインとなる被写体の手ブレを防ぎ、適切な絞り値で被写界深度をコントロールし、背景にも気を使わなければならない…という意味で、静止画でしかもスナップの方がよりシビアだと思います。
ということで、浅草編はようやく終了。
さて次回。実はこのニコンカレッジは 9月の講座で、その後いろいろ撮ってある写真ネタはあるのですが、どれから行きますかね。猫とか紅葉とか。
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