iPad3 あらため新しい iPad、予定通りに昨日 3/16 に配達されました。23:00 まで仕事してたので書くヒマありませんでしたが、あらためて開封の儀。パッケージングからして、他社のガジェットと考え方が違いますねというお話。
白い箱の表面には、新しい iPad が一番「薄く見える」スタイリッシュな写真。ジェットコースターのこれから落下しますよ直前ですよ写真と同じく、ワクワク感を盛り上げます。
フタを空けると、いきなり最初に iPad の液晶面が現れます。エンドユーザーが見たいと思われるものを先に見せるのが Apple 流。
国産メーカーのものだと、輸送中に表面に衝撃が加わって、液晶が割れたらクレーマーから矢の催促が…! と恐れるあまり、不透明な衝撃吸収材的な袋に入っていることが多いですが、The New iPad では透明なシート 1枚に表面が包まれていて、中身が一目瞭然。
この辺からしてユーザーエクスペリエンスの考え方が違いますね。
付属品の AC アダプタと USB ケーブルは、iPad 本体を取り除くと下に入っています。
この辺は iPhone シリーズと同じですね。
取扱説明書はどんな電子機器でも、かつての分厚いにありますが、The New iPad にいたっては超シンプルで、一枚シートが入っているだけでした。
他社の電子ガジェットとは根本的に異なるパッケージング
アップル製品の箱のパッケージングは全体に、
- 外箱は白で、スタイリッシュな本体写真
- 内容物も文字数が少ないためローカライズコストが安く、単純明快
- フタを開けたら最初にユーザーが見たいもの
と、エンドユーザーの第一印象にこだわって作られている点は、共通していると思います。
他社ハードウェアでは、前面ロゴだらけ、側面は内容物リストとスペック、背面はところ狭しと機能説明、のことが多いですが、アップル社の製品は、どちらかというと指輪、ネックレス、腕時計のような装身具のパッケージングをお手本にして作られている気がしますね。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。