MMORPG の 2PC 用プレイ用に、低消費電力でケースのサイズもコンパクトなゲーミング PC を、Core i7-2600K ベースで新たに組んでみることにしました。
2PC でネトゲプレイを便利にしたい
4月はすっかり多忙で、ブログ書きそびれましたが、3月末の話でも書いておきましょう。
去年、ゲーミング仕様の Core i7 940 マシンと、自宅サーバ仕様の Core i7 860 マシンを組んでから 5ヶ月。
仕事で空き時間が無いならよせばいいのに、そろそろ新しい PC を組みたい病が発病してきました
というのも、
- Final Fantasy XIV で 2PC 戦闘ができるのかちょっとやってみたい
- 春~夏にかけて、いくつか新しい MMORPG がリリースされるので、それで本格的に 2PC
Web ブラウザで遊べるゲーム、通称ブラゲーと異なり、グラフィックスボードの能力をフルに活かした PC ゲームでは、1台で 1つのゲームアプリケーション、1体のキャラクタしか起動できないのが普通です。
ところが、MMORPG では、ファイター (前衛) とソーサラー (後衛) のように 2体が 1人2役で動かせると、1キャラ単独より効率よくレベリングができるようになります。生身の相棒がいなくても一人で好きな時間にできるので、忙しい社会人的には自由度も広がります。
そこで 2台同時に起動して、2体同時に操ることを 2PC といい、ゲームにもよりますが効率を上げるための手段として認知されています。
ただ、いかんせんゲーミング PC は電気食いなので、いかに 2台目の消費電力を抑えるかに苦心することになります。
2台目はあくまでサブキャラが動かせればよいため、1台目ほどぬるぬるなめらかに動く必要はありませんが、だからといって、ただ座らせてゲーム内露店するだけでなく、モンスターとのリアルタイム戦闘に耐えうる…となると、必要最低限のスペックを満たす必要があります。
今回の場合さらにアジトで部屋がせまいというのもあり、ケースそのものをコンパクトに抑える必要があります。
というのは表向き、普通のミドルタワーじゃない変わった形のケースがほしいだけなのはナイショ 🙂
Sandy Bridge で電気代を抑えて高性能に
Intel の CPU は、3月にチップセットが発売再開されたコードネーム “Sandy Bridge” が最新になっています。Core i7-2600K が最上位ラインナップの「数字 4ケタ」シリーズの CPU で、Core i7 シリーズでは第二世代にあたります。
第一世代のコードネーム Bloomfield (例えば Core i7 940), Lynnfield (例えば Core i7 860 マシン) と比較して、コアの能力が改善され、かつ低消費電力で動作するようになっています。
Core i7-2600K ではグラフィックス機能が内蔵されており、グラフィックスボードを別途用意しなくても、H67, Z68 といったチップセットと組み合わせれば、オンボードでビデオ出力することができます…が、さすがに Final Fantasy XIV は実質動かないらしく。
まあお下がりシステムにのっとって、ゲーミング PC として使用中は、旬でそこそこ消費電力の限られたグラボを搭載し、時代遅れになってサーバ用途に転用するときは外してオンボード、と考えるのが妥当でしょう。
ということで、新たに
- CPU … Sandy Bridge, Core i7-2600K
- マザーボード … Sandy Bridge 対応の Micro ATX ファクター
- ケース … Micro ATX ファクターの小さくて個性的なケースを頼む
といった概要で組んでみることにしました。
つづく。
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