Final Fantasy XIV 用に購入したビデオカード、ASUS EAH5850 開封の儀。スムーズに装着のはずが、ATI Radeon HD 5850 グラボの物理的な相性問題が発生してしまい、ソフマップ相性交換を発動するか、ケースを変えるか究極の選択に。
ファンがスマートなのは一長一短
箱は相変わらずかさばります。(W 410mm x D 240mm x H 110mm)
本体はファミコンカートリッジみたいな GTX 285 と比べて、ファンを覆うカバーの面積は多少おとなしめ。
ここで着目してほしいのはケース外側に風を送出するようにできていないことです。内部で風を送りつけているだけなので、ケース内部温度の上昇がやや心配されます。
ビデオ出力端子は 3種類。DVI-I / HDMI / DisplayPort です。うちには DisplayPort なビデオカードもディスプレイもありません。DVI-I 経由で BenQ FP241W に接続します。
PCI Express 補助電源コネクタが、ボードの右端にあるのもややネック。この画像、よーく覚えておいてください。
取り付けようとしたらハプニングが待っていた!
さて、この Twotop BTO PC のケースに取りつけてみます。
まず使用前。ASUS ENGT220 を装着した状態です。PCI-E コネクタに刺さっていますが、非常にコンパクトです。
ENGT220 を外し、ASUS EAH5850 を取りつけてみます。
アクシデント勃発まで 3秒前。
どん。ASUS ロゴのついた横長のグラボにご注目。
真上から見ると、デカいけど普通に取りつけてあるんじゃないの? とも思えますが…。問題のビデオカード右側部分を拡大してみましょう。
ASUS EAH5850 は左右の全長が 261mm あります ((ブラケット部分除く))。この Twotop BTO PC のケースは、グラボを収めるだけであればぎりぎりセーフなのですが、その右側にさらに、ぶっとい PCI-E 補助電源コネクタを差す必要があり、コネクタとケーブルの暴れ部分だけでも 3cm ほど消費します。その結果、ケース正面の 3.5インチ HDD 格納エリアのシャーシに激突するというわけ。
はい、ケースの相性問題が出てしまいました。
「安心交換」発動の前に、もう少しネバりたい
ソフマップの安心交換サービスを! という案もありますが、期限の 1ヶ月にはまだ間があります。
せっかく EPU-6 Engine で節電狙いのグラボにしたので、他社製の Radeon HD 5850 搭載製品にはしたくはありません。
補助電源コネクタで余分にケースの奥行きが必要になるのは、SAPPHIRE HD 5850 でも同様のようです。カード本体が実測で 240mm だそうですので、20mm ちょっと短いですが、それでもこの Twotop PC ケースには収まりません。グラボを交換しても、このケースを使用する限り入らない可能性が高いと。
また Twotop BTO PC のケースは、5インチベイが簡単に凹んでイヤだし、ファンも 2個しか搭載しておらず、エアフローに不安が残ります。坊主憎けりゃ…みたいですが 🙂
じゃあ、ヤドカリのようにケースの方を変えてみたらどうだろうと。
こうして、ケース探しの旅が始まるのでした。
こっ、これ、ハイエンドグラボで今一番発生しやすい問題じゃっっw
パーツショップとかいくと事前にケースの大きさをよく確認してからご購入ください、とか書いてありますもんねw
補助電源コネクタの位置がエッジ側にあると、収まるんだか、収まらないんだか、正確な所要サイズが分かりづらくて、マジで困ります。 😡