グラボ ASUS EAH5850 が Twotop BTO PC に収まらないため、ケースを交換することにしました。30cm のスペースを確保しつつ、エアフローもいいミドルタワー…果たしてそんな都合の良いケースが簡単に見つかるでしょうか。


“30cm” を死守しつつ、風通しのいいミドルタワーください

今回のケース選びの条件

  • ミドルタワー
  • PCI-E ビデオカードの設置スペースが奥行き 30cm 確保できる
  • ファンはできれば 12cm 以下
  • エアフローが良い
  • 「俺 PC」と言える特徴をひとつ!
  • 予算 2万円以下 (電源除く)

EAH5850 の全長は 261mm ですが、PCI-E 補助電源コネクタをエッジ側に取り付けないといけないため 30mm は必要として、291mm… 30cm のスペースは死守!できるケースが絶対条件になります。

フルタワーにすれば文句なしにブカブカで格納できますが、仁礼家のスチールラックの都合で高さ 500mm x 奥行き 600mm 以下は入りません。フルタワーは高さ 500mm を余裕で超えるので、ミドルタワーサイズに収めたいところです。

SCYTHE XClio 6020 のように、直径 25cm ファンは良いけどすぐに壊れて手に入らない、というのも NG。静音性と入手のしやすさから言って、12cm ファンがベストです。

結局、今回もツクモケース王国に流れ着く

とは言っても時間もないので、まずは近所の PC DEPOT で見つけようとしますが、

  • デカいのは良いけど量産型ザクみたいなフルタワータイプ
  • 3.5 インチドライブベイが後ろにせりだしてきて 30cm 取れないケース
  • ファンが 25cm の Cooler Master 製ケース
  • 前面にファンがなく HDD が夏に逝きそうなもの

と、どれも一長一短です。

まあ、こういう時は秋葉原のツクモケース王国に行くでしょ、というわけで、時間を作って行ってみました。

Nire: 「あれっ? ケース王国ってココの 2F にありましたよね?」
店員: 「2F のは閉店しまして、本店の方に移動したんですよ-」

とそういえば民事再生法を 2年前に適用申請されていましたね、と本店に移動すると、以前とそれほど変わらないフロアスペースにところせましとケース、ケース、ケース。ああ至福の時。 🙂

で、9,800円の安売りケースに一瞬目を奪われながらも、購入したのが Antec DF-35 です。W 198mm x D 486mm x H 485mm で、私の幅 x 奥行きの条件にはフィットします。

4基のファン、ほか微妙な男の子回路ギミック

前面に 2基、背面に 1基の 12cm ファン。

興味深いのは、ATX 電源をケース底面に取り付けるようになっていること。PC DEPOT でも見かけましたが、最近はこういうケース多いんですかね。

ケース上部。後方には 14cm ファン。前方には、なぜか 2.5 インチホットスワップ S-ATA ベイが。

ファンは 14cm…? と目くじら立てましたが、Amazon でも買えるからまあいいかと。

2.5 インチベイも、SSD を会社と自宅で持ち歩くわけではないので、不要ではあります。ただ、あると何か買ってきて入れたくなるんだよな 🙂

5インチドライブベイには、ご丁寧にドアがついています。アメフトのマスクでもイメージしたんでしょうか。特にこれに萌えて購入したわけでもありません。

Abee B640 との大きさ比較。単体の画像だとデカいフルタワーに見えますが、実は高さは B640 とほぼ同等です。

次回はパーツをこのケースに引っ越します編。

つづく。