気がついたらリレーでバタフライ 50m 泳ぐことになっていた件 – ジャパンマスターズ 2010

年に一度行われる全国的な水泳大会、ジャパン マスターズ 2010 (2010年度日本マスターズ水泳選手権大会) に参加することになりました。ところでマスターズって何? どうして、バタフライなんかにアンタ出ることになったの? という話。


ゴルフでも選抜チームでもありません

まず、同僚や友人に「マスターズに出る」とだけ発言したときに、よくある反応から。

「石川遼選手とか出る、あのマスターズトーナメントか? Nire さんゴルフやってたの?

いやいや。水泳にもマスターズってあるんです。

「会社のスイマーから選りすぐった、超ウルトラスーパー速い代表チームなんですね」

いやいやいや。コナミスポーツクラブじゃあるまいし。そもそも水泳部ってそんなに人数いるわけではありません。忙しい会社なので、来られる人がぽつぽつ参加する感じの水泳愛好会で、かつ年齢も私が下から数えて 2番目だったりします。

ただし、今回のマスターズは長水路 (50m プール) なので、25m なら何とか泳げます、ではダメで、最低でも 50m を泳ぎ切れる泳力が必要になります。

気がついたらバタフライ 50m やることになっていた

そもそも事の始まりは 2ヶ月前。もともと会社の水泳部で、マスターズでメドレーリレー種目に出たい! という話が合同練習日に出ていて、誘われてはいました。

リレー出場には、同一チームから背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形の 4人の出場者が必要です。ぶっちゃけ、自由形と平泳ぎはタイムさえ問わなければ誰でも良いと。背泳ぎとバタフライができる人が少ないんだよなーと力説していたときに、去年 200m メドレーに出たことがあります、とポロッと発言してしまったのが運の尽き。

水泳部長: 「はい Nire さんバタフライ 50m ね」
Nire: 「何ですと!」

どうも、バタフライ 25m は何とかできても、50m の距離を泳げる人がいなかったらしく。背泳ぎも同様の理由で、自動的に決まったとのこと。

かくして、何の心の準備もないまま、社内水泳部でもっともハードルが高くて責任重大なバタフライ 50m を担当することになってしまいました。

Nire が昨今、千葉県国際総合水泳場の教室にマジメに通っていたのも、半分はそれが理由だったりもします。

バタフライにも楽に泳ぐコツはある

ただ、バタフライにも慣れというものはあります。去年 200m メドレー時は本当に命からがらでしたが、成人水泳教室でコツをいくつか教えてもらいます。

  • ドルフィンキックは下半身がうねるだけでなく、上体や腰を大きく使う。
  • クロールのように下までかかなくても良い。

残り 15m は依然厳しいながらも、確実にエンドツーエンドのストローク数も減ってマシになってきました。

そんな中、エントリー直前の 6月。教室での練習で、50m バタフライのタイム計測をしてもらっていたところを、タイミングも悪くたまたま見学していた水泳部の面々がいたらしく。

水泳部長「Nire さんバタフライいけるじゃん! じゃあもうメドレーメンバー確定で。」

なんというか、体当たり系芸能人が、番組ディレクターにむちゃくちゃ言われるの図になってきました。 🙂

初めてこの成人水泳教室の練習メニューを見ていた感想は、休憩 15秒とかで追い込まれて結構ハードだね、とのこと。ええそうですとも。 スパルタなんです。

次回はかなり面倒なマスターズ規則の話です。

つづく。

2件のコメント

  1. HQ

    私はバタフライを25mすら泳げません。。

  2. HQ

    私も25mすら泳げません

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