光ファイバーを 2カ所に引いた Nire.Com 環境ですが、次に必要なのは高速な VPN リンクが張れるルータ。ヤマハ RTX1200 を買ってみました。
不動産管理会社と穴空け工事が必要になった場合の対応をすったもんだやりとりした挙げ句、結局当日、電話線の配管から光ファイバーはあっさり引けてしまいました。 🙂
かくして、2箇所で光ファイバーな環境になったわけですが、次に必要なのは 2地点間で VPN が構築できるルータです。
現在、本拠地マンションでは Yamaha ルータ RTX1100 を使用しています。予備として、今では生産終了品の RTX1000 もまだ動態保存していたりするので、これを別宅に持って行けば、同じ Yamaha のルータ同士で IPsec リンクが確立できるハズ。
しかし、RTX1000 は VPN スループット 55Mbps です。フレッツ光ネクスト ハイスピードタイプの公称値 200Mbps 同士の 2地点間で使うと、ルータが足を引っ張って、2地点間のファイル転送などがスピード低下する恐れがあります。
RTX1100 なら VPN スループット 120Mbps ですが、ちょおっと待った。仁礼家ネットワークは、実用面を重視しながらも、半分は検証目的の doghood 上等環境です。同じ型番 2台並べて、当たり前につながってどーするんだと。
RTX1200 で圧倒的 VPN スループットを手に入れよう
ということで、RTX1200 を購入してみました。VPN スループット 200Mbps、VPN ではない通常の通信スループットが最大 1Mbps と、フレッツ光ネクスト ハイスピードタイプにはオーバースペックですが、やるなら圧倒的スペックでなきゃいけないんです (力説)。
秋葉原の、Green Network PLAZA (コンピュータのおっとネットワーク専門店) で現金特価で購入。
さっそく開封の儀。
RTX1000 / RTX1100 と付属品はさほど変わりません。
目立つのは奥行きが増えて長ーいことです。サイズは W 220 x H 42.6 x D 270mm です。ちなみに RTX1100 は W 220 x H 42.6 x D 141.5mm で、横長の形状。
これだけでルータの善し悪しは決まりませんが、Gigabit HUB がついているのも地味に良い点です。
RTX1200 にした理由の一つは、USB ポートを備えていて、USB 接続タイプのデータ通信端末をつなげば、光ファイバーも ADSL も有線リンクが全滅している環境でも使えることです。
対応機種はヤマハ公式サイトにありますが、私の手持ちでは イーモバイル D11LC が使えることを確認した上での購入。
まあ、帯域制限が大幅に強化されたイーモバイル使ったぐらいでは、スループット最大 1Mbps を誇る RTX1200 の能力を使い切れるはずもなく、あくまで緊急避難ではあります。
残念なのは Pocket WiFi D25HW には対応していないことですね。
次回は IPsec の設定についてなど。
つづく。
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