舞台裏シリーズ第3弾。10kg の荷物抱えて移動、音量調整の罠、いまいち不明な会場のレイアウト。果たしてサブホールはきちんと Ustream 送信の準備が整うのか。
結局、前日の夜準備した装備は、以前書いた装備リストよりもさらに増加し、デカいものでは
- MacBook 1台 … Ustream 送信用
- Eee PC 901-X 1台 … Ustream 受信画像モニタリング用、つぶやき確認用
- 前日に届いたばかりの iPad 1台 … メインホールの進捗確認用
- SLIK 三脚 SLIK グランドマスター … 3.8kg
- 講演者のマイク音声だけでなく、周辺のガヤを取るための外部マイク
といった大所帯 + ケーブルの山といった感じになりました。およそ 10kg 近い荷物を抱えて、電車と徒歩で会場に向かいます。車? そんなもん別宅にはありませんが何か。
音量調節ができない!
またまた、素敵なニュースが WordCamp スタッフのプロジェクト管理ツール Backlog に流れます。
2階32H教室の音声の問題点はビデオカメラにライン音声を取り込むときに外部でボリューム調節ができません。ビデオカメラ側で入力音量を制御しなくてはならない様子でした。
私を誰だと思っているんですか。UA-1G はデカいマスターボリューム装備ですよ。準備にぬかりはないですよと返事します。
ケーブルの長さは足りるのか?
会場到着。確かに、前日の WordCamp スタッフの下見で連絡があった通り、RCA プラグ (オス) が出ていることは確認。
プラグの出ている場所が不明確だったため、ケーブルの距離が見積もれませんでしたが、結局
- 場所は演壇
- カメラの設置場所までは 5m
であることが判明。どうにか、準備したケーブル類で足りそうです。
スクリーンがデカくて絵に収まらない!
HDR-TG1 の欠点で、画角が狭い上に、思ったよりサブホールのスクリーンがデカくて、後ろに下がらないとスクリーンと講演者の顔が同時に映せません。
予定では最前列に三脚を設置、としていたのを、試行錯誤の末、3列目後方まで下げます。正面に三脚を構えてしまうと、後ろの来客のジャマになるし、だからといってカメラを最後尾まで下げると、会場からのライン出力が届かなくなります。
東京都市大学の学生スタッフの方は、モチベも高くよく気がつく方で、カメラを移動しようとすると
「あ、ケーブルにテンションかかっててヤバいです-」
とか言いながらまめまめしくケーブルの位置をずらしてくれたり、ちょっとスクリーンが明るいなーというと、カーテン閉めてくれたり、貞淑な女房みたいな感じの人でした。(注: 写真奥の人。男ですよ。)
かくして、正常に Ustream Producer から絵が送信できていることを、もう一台の Eee PC 901-X からループバック確認し、サブホール余裕で準備完了。
2種類のマイクの音をミキシングするために、大学研究室にあったミキサーを借りてきてもくれました。調整の結果、サブホールでは使わないことにしましたが、これが後でとんでもない役に…。
事件はサブではなくメインホールで起きてるんだ
豊富な物資と事前バトルコミュニケーションのおかげで、悠々と準備を終えた感のあるサブホールに、汗かいて尋常ではない様子で、メインホールのスタッフが上がり込んできました。
「Nire さん!」
つづく。
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