深夜に帰宅したら、自宅の壁に車が突っ込んでいました。
(エイプリルフールではなく、現実に起きた事件だったりします)


今日もよく働いたぜと、自宅アパートに戻ってきたところ…廊下を大きなシルバーの固まりが塞いでいて、まわりに数人がボーゼンと立っていました。

Hello…..?
なんでしょうかこの物体は。引越しの荷物にしちゃデカいな、というのが最初の正直な感想。

夜目をこらしてよく見てみます。ボンネット…とヘッドライト…。
もしかして、ク、クルマですか?!

どうやら、左側の駐車場から、ブロック塀を突き破って突撃してきたようです。衝突箇所の正面には部屋が 1室ありますが、住人はたまたま外出中で、まったく無傷でした。

私はこの奥のスペースに自転車を止めており、うっかり愛車か本人が巻き込まれていた可能性もゼロではありません。結構ゾッとします。

真上から見たところ。画像左やや上から、右やや下に向かって車が刺さっています。

2F の廊下から、斜めアングルでムリヤリ撮った画像。ブロック塀をぶち破り、ブレイクスルーしています。

がれきの山で暗礁に乗り上げた形になっており、車はそのままでは自力でバックできないようで、レッカー車が呼ばれました。

車の前半分を器用につり上げているところ。リフトアップしたまま、車をバックさせることに成功。

匠の技です。

というより、私は学生時代、工事現場のバイトをしていて、作業用クレーンが人んちの雨どいにぶつかって破壊するところを目撃しています。実はクレーンで家が壊されないかと正直ハラハラしながら見ていましたが、無事にリカバリー終了。

車が後退した跡。ブロック塀が見事にドラえもんの四次元ポケット形に丸く破壊され、白い目隠し板は倒壊しています。

車が壁面に衝突した部位。給湯設備の目隠し板が半開きになっており、やや凹んでいます。白い壁にもえぐられたキズが。

けが人ナシが幸いだが、建物への影響は要調査

ドライバーの方はアクセルとブレーキを踏み間違えたそうです。よくそういう事故は聞きますが、まさかウチがもらうとは。

けが人が出なかったのが何よりですが、取り急ぎアパート管理会社の連絡先を警察とドライバーに通知しました。

住人としては建物の躯体部分にダメージがあった場合、修繕工事などで、最悪引っ越しも検討しなければならないので死活問題です。表面的には、柱が折れたり建物本体の壁が倒壊したりといった致命的な問題はなさそうにみえますが、きちんと調査してもらい対処してほしい、とドライバー本人に伝えて本日は終了。

p.s.
iPhone 3GS で撮ったので、絵が暗いのはお許しを。