Nire.Com PC サーバ環境で初の液晶パネルつき PC ケース、3RSYSTEM R240 に交換しました。どんな情報が表示されるのでしょうか。また動き出したは良いけどケース内温度の不安が早くも。
液晶パネルは多機能だけど、人智を超えた表示も
さて、電源 ON。ケース前面のこの液晶パネル、表示される項目も豊富で、周囲の 4つのボタンでいろいろとコントロールできます。
- ファン 2基の速度コントロール (手動 / 温度により自動)
- 温度センサーの温度表示 (便利)
- 連続起動時間の表示 (要らん)
- HDD アクセスランプ (微妙)
と 4つの機能があります。
温度センサーは思いのほか便利で、高熱に弱いと言われている HDD の温度を、いちいち OS にツールをインストールして S.M.A.R.T ((Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology: HDD の故障箇所や状態を自己診断するために HDD 側に内蔵されている。パラメータの一つとして、HDD の温度が PC 側から分かるようになっている。)) HDD の情報を確認しなくてもダイレクトに知ることができます。
ファンの速度コントロールを自動にした場合は、確かに HDD が高温になるとファンの回転が上がっているのですが、さっき書いたように取付位置の関係で、効果は今ひとつだったりします。
もっと謎なのが HDD のアクセスランプ。ウサギと犬を掛け合わせた突然変異みたいなのが左から右に走っていきます。てっきり HDD アクセスがあれば動物が走る気がしますね。でもちょっと違うらしく。HDD アクセス時に移動するのは、たらたらスクロールする「地面」のようです。
というより、HDD アクセスランプは普通に LED か、液晶なら四角いインジケーターが点滅するだけでいいんじゃないのかと。電源ボタンを押して OFF にしなくてはならないとき、一番問題なのは、「今この瞬間に HDD アクセスしていないかどうか」が瞬時に分かることなので。
とまあ一部微妙な点もありますが、遠くから見たとき、無骨な電源 LED と HDD LED がチカチカしているよりは、液晶パネルがぼうっと光っている方が日本人ギーク的には物欲を刺激されます。 🙂
8cm ファンにはやや不安が
さて、1日ほど慣らし運転を兼ねて Memtest86+ を動かしっぱなしにしておきましたが、ここで次なる試練が。フル回転でファンを回しても、高熱時に発生する CPU のチリチリ音が少しするようです。BIOS で温度を確認すると、
出ました。CPU Temperature: 84℃ です。Intel の資料によると Pentium 4 3.20GHz (Northwood) の場合、72 度が限界ですから、それよりも 12度も高いことになります。もっとも、自慢にはなりませんが Nire.Com ではこのマザボと CPU の組み合わせで過去、最高 91 度でも動いていたので、さぞオーバークロック耐性の強い熱に強い個体だったのでしょう。
…..と感慨に浸っている場合ではありませんね。 🙂 明らかに冷却能力が不足しているので、8cm ファンでもう少し高速回転なものを探しに行くことにしました。
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