鴨川シーワールドの続きです。一番有名なのはシャチのショーでしたが、他にもアシカ、セイウチ、ペンギンと動物がよく調教されていて、生き生きしているという話。どうでもいいですが、地元では「鴨シー」と呼ばれているんですね。
アシカだけでなくセイウチも演技する
なんだ宇宙人か…という風にも見えますが、アシカショーでめそめそ泣く演技をさせているところだったり、
セイウチは、エサをやりにきた職員の笛に合わせて前脚 (前鰭) で一芸。アシカはともかく、セイウチが芸をするのを見たのは初めてです。アシカ、セイウチ、そしてアザラシは同じ鰭脚類に属するようですが、しつけ方も実はよく似ているんでしょうか。
上野動物園よりも鴨川ペンギンの方が元気?
ガラスケースの中で飼われているペンギンも、芸こそしませんが勢いが違います。
まず先日上野動物園に行ってきたときの写真。ガラスケースの中で飼われているのは生息できる気温の関係だと思いますが、タイルに汚れが目立っていたり、ガラス自体もくすんでいたりしましたが、
鴨川シーワールドではガラスが間に入っているとは思えない写真が撮れます。それもそのはず、職員がまめに水をかけてまわっているため、ガラスケースも曇りが少なくカメラで撮りやすい環境です。
放水が終わると、大挙してわさわさ走ってきてご挨拶してくれます。
ガラスケース外つまり来場者が見ている場所が、上野では屋外、鴨川では屋内 (地下) であることや、照明の工夫もある気がします。ペンギン自身の住環境としてどちらが幸せなのかは、よく分かりません。
東京都管理だった上野動物園と、民間レジャー施設の違いを感じる
上野動物園はもともと東京都建設局 公園緑地部管理課が運営していた公営の施設だった ((現在は、財団法人 東京動物園協会が管理している。[PDF])) もので、入場料も高いと言われながらも大人 600円です。
それに対して鴨川シーワールドは、吸収合併を経て株式会社グランビスタというホテル&リゾート施設の会社が運営している、純粋に民営の海洋レジャーセンターです。2時間半程度あれば、シャチショー、アシカショーを見てすべての動物を見て回れる程度で、「えっこれで終了?」的な広さで、入場料はなんと大人 2,800円もします。
鴨川シーワールドホテルも隣接されており、規模は大きくありませんが、東京ディズニーランドを海の動物バージョンにしたようなものという印象を受けました。
海獣の調教と繁殖に関して優秀な人材を抱えているらしく、財政的 / 人材的な地盤が整っているあたりが、動物にも現れているのでしょう。
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