夏休みも最後ということで、バタバタと海水浴とシャチをクリアし、8月29日にお台場のガンダムを見てきました。公園緑化や 2016年東京オリンピック招致などいろいろな含みがあるらしい等身大ガンダム展示ですが、どこから見ても不思議な現実感があってサマになります。
アニメの世界を等身大で再現したとてつもないプロジェクト
今さら書くまでもありませんが、お台場の潮風公園にアニメ「機動戦士ガンダム」の高さ 18m にもなる 1:1 模型が展示されています。究極のガンプラ。
7月11日~8月31日までが展示期間で、今日日曜と明日月曜は雨なので、晴れた日にガンダムの勇姿が拝めるのは、8月29日が閉幕前で最後のチャンスだったということになります。
順路を進んでいくと、ちょうどガンダムの後ろから反時計回りに回り込んで、会場に到着する形になります。潮風公園の海沿いは木立が生い茂っています。その木に向かって、レンガブロックの上から写真を盛んに撮っている一団がいるので、何だろうと上がってみると…。
森の中を歩くシーン、ファーストガンダムのジャブロー戦に出てきますね。
この 1/1 スケールガンダム、日本サンライズやバンダイナムコが主導でやっているというわけではなく、東京都公園協会などが主催、東京オリンピック・パラリンピック招致委員会が後援の「GREEN TOKYO プロジェクト」によって行われているらしく。いろいろな狙いがあるわけですが、最初に見えてくるのも森。と計算されています。
晴れた日に撮ると特撮ムード満載
木立が切れたところで、ガンダムの立ち姿がいきなり全容を現します。
デカい。不思議なリアリティにとらわれます。ガンダムというより、スーパー戦隊シリーズ ((ここでうっかりゴレンジャーと言ってしまっても、侍戦隊シンケンジャーを想像しても、だいたい世代がばれます。)) の合体ロボを思わせます。
背中のバックパックも、バーニア噴射口の位置が少しずつずらされていたり、上体が少し左斜めに傾いていたりと、芸の細かいポージングになっています。肩口からビームサーベル付近も凝った作りになっていて、特撮戦隊ものにある一種のおもちゃっぽさと、現実の武器の存在感が同居している感じです。
ぐるぐる回りながら撮影していると、聞き慣れたモビルスーツの駆動音とともに、肩口とバーニアから何か噴射し始めました。
こいつ、動くぞ…!
つづく。
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