探してみるものです。実は写真を撮りに行っただけなのですが、とあるフリマでカメラ用の三脚をゲットしてしまいました。SLIK (スリック) と言えば国産三脚メーカーとして有名どころ、質実剛健な製品作りで定評があります。ちょっとワケあり激安品。

SLIK グランドマスター: 脚を広げたところ: EOS Kiss X3: プログラムAE 1/6sec F3.5 評価測光 EV+1 ISO200 23mm EF-S18-55mm

SLIK グランドマスター: 畳んだところ: EOS Kiss X3: プログラムAE 1/30sec F4.0 評価測光 EV+1 ISO1600 65mm EF-S55-250mm

畳んだ状態。60cm

フリマで色々なアンティークやら売っているところで、やや離れた位置にガスッと無造作に置かれていて、思わず

Nire: 「これ、売り物ですか? 誰かの持ち物?」

と聞いてしまいました。

店員: 「あ、それ売り物です」

Nire: 「へー。いくらですか? (とこれまた無造作に三脚を伸ばし始める)」

店員: 「?,000円ですねぇ」
最初は高いかなと思いました。

しかしデカい。脚を伸ばした状態で 135cm で、さらにエレベーターを伸ばすと 160cm あります。これだけあれば、某「場所取りが必要なイベント」で高さの点で優位に立てそうです。威圧感もいい感じですね 🙂

SLIK グランドマスター: 伸ばしたところ: EOS Kiss X3: 絞り優先AE 1/30sec F7.1 評価測光 EV+1 ISO1600 34mm EF-S18-55mm SLIK グランドマスター: 首を伸ばしたところ: EOS Kiss X3: 絞り優先AE 1/25sec F7.1 評価測光 EV+1 ISO1600 34mm EF-S18-55mm WB:白熱電球

Nire: 「でも脚の 1本が、伸ばすとき堅いですねぇ」
店員: 「KURE 5-56 とか使ってもらえると、だいぶ違うと思います」

なんてやりとりがあって、今ひとつ最初は乗り気でなかったのですが、

2軸雲台なので仰角と左右の傾きが自由に調節できて、ペンタックス K-7 で大騒ぎした水準器がついていて、持っていた EOS Kiss X3 を取り付けてみてもまったく不安感がありません。

SLIK グランドマスター: 2軸雲台: EOS Kiss X3: 絞り優先AE 1/25sec F5.6 評価測光 EV+0 ISO1600 55mm EF-S18-55mm WB:白熱電球 SLIK グランドマスター: 水準器: EOS Kiss X3: 絞り優先AE 1/25sec F5.6 評価測光 EV+0 ISO1600 55mm EF-S18-55mm WB:白熱電球

で、結局 ?,000円で買うことにしましたとさ。

ちなみに重量は 3.8kg あります。一度懲りた三脚の重さと、皮肉にもほとんど同じでしたとさ。

常時持って歩くのにはさすがにキツいので、勝負用三脚、と言えるかもしれません。三脚の安定性は、重量で決まるようなところがあるので、3.8kg で文句言ったらカメラに命かけている人に「軟弱者!!」とか言われそうですが。