ヨドバシカメラ西口本店の第16回「デジタル一眼レフ入門講座」に行ってきました。通常 3,000円~34,000円かかるはずの写真講座がタダなのは、これいかに。またうまいこと言って、カメラとレンズ売ろうって言うんでしょう。とナメていたら、本当にどっぷり 2時間ハマりましたという話。
(講座の様子を撮影する許可をもらっています)
また成り行きで講座に申し込んでしまった
うおおおカメラの腕を上げたいぜー! 休日の朝、突然そう叫んだ私は、EOS Kiss X3 を購入したとき、さり気なく一枚の紙が下がっていたのを思い出しました。電話してみます。
Nire: 「あのー、確かヨドバシカメラさんって、写真講座を主催してらっしゃいましたよね?」
ヨドバシカメラ: 「はい、ソニー α350 というデジタル一眼レフカメラの入門講座もありますね。こちらは無料となっております」
Nire: 「それ、いつなんですか?」
ヨドバシ: 「今日ですね」
空きがあるか確認してもらうこと 2分。
ヨドバシ: 「お待たせしました。本日 14:00 からでよろしければ、仁礼様の席 1人分まだ空いておりますが、いかがいたしましょうか?」
Nire: 「行きます」
即答。カメラの機種は違うし、入門編なら私の知っていることなんじゃ…いやいやそういうのはどうでも良いんですこの際。ええ。乗りかかった船には勢いで転がり込めですよ。
カメラ総合館の、知る人ぞ知る教室スペース
ヨドバシカメラ西口本店のカメラ総合館到着。店舗は 5F まで、6F はテーブルが並び、壁には写真、戸棚にはレンズやらカメラやら、いかにもカメラ用の教室スペースになっています。
通常、デジタル一眼の使い方教室というものは、まともに通うと、入門程度は 3,000円程度、キャノンの EOS 学園ともなると 5-9回コースで 27,000円~34,000円代と、なかなかステキなお値段です。ところがこの講座、だいたい想像つくと思いますが、ある理由でタダです。
入室すると、ポンとソニーの一眼レフカメラ α350 を渡され、前半戦はソニーマーケティングの方がカメラの基本について説明してくれます。
以下、個人的要点メモ…のうち、今回は用語的な説明について。( ) 内は Nire 補足。
望遠とズームを混同しない
- 遠くのモノを引きつける … 望遠
- 画角が変化する … ズーム
(Nire: というより、焦点距離が可変なのがズームで、ズームのない単焦点望遠レンズというのも世の中にはあるんだぜって言ってもらった方が、分かりやすかったかも)
被写界深度
- 絞りを開くとボケる
- 絞りを閉じるとボケなくなる
デジタル一眼は、コンパクトデジカメと比べて何が良いのか
- ダイナミックレンジが広く画像がきれい
- 階調が豊か
- 高感度撮影のノイズが少ない
イメージセンサのサイズの違い
- Cybershot (1/2.5型サイズ) … 7.18mm
- α350 (APS-C サイズ) … 28.4mm
- 面積差 15倍
(Nire: APS-C サイズは、メーカーによって都合の良い風にサイズを決めていて、同一メーカー内でもキャノンの EOS Kiss X2 / EOS Kiss X3 でサイズが異なっていたり)
ダイナミックレンジ
- ダイナミックレンジ – 黒から白まで濃度が変化する幅 (階調)
- Dレンジが狭いと白飛び、黒つぶれしやすい
ソニー製一眼の撮影モード
モード | 絞り | シャッタースピード |
P | 自動 | 自動 |
A | 手動 | 自動 |
S | 自動 | 手動 |
M | 手動 | 手動 |
- Manual は花火を取るときなどしか使わない
- AUTO はフラッシュも含めて自動になってしまう
(Nire: モードの種類は、各社少しずつ違った呼び名で読んでいますが、内容はほぼ共通のようですね)
SONY 一眼のアドバンテージ
- ライブビューにすると AF の性能が落ちることが多いがソニーのは落ちない
- 5月 25日に新製品 α230 出ますよ
- DRO (D-R) = Dレンジオプティマイザー = 暗い場所も持ち上げて明るくする機能。機能自体が邪道だという人もいる
(Nire: キャノンの EOS Kiss X3 にもありますね。ダイナミックレンジオプティマイザー。キャノンの方が後追いだった、という話だった…と思う)
とまあ、この辺までは用語とスペック的な話なんですが、言葉の端々にこの講師の方は面白いこと言うのです。お言葉編をはさんで、後半「タムロン」編につづく。
my first digital SLR camera was an EOS450D, now i have an EOS550D which also shoots high resolution video “‘`