デジタル一眼レフカメラ、キャノン EOS Kiss X3 を購入した記念で、神代植物公園の 2009年「春のバラフェスタ」でバラ、シャクヤクを撮影しました。シャープの携帯電話 SH-01A (800万画素) と作例比較もしてみます。ケータイでも 8M ピクセルの自信作相手に、一眼レフの存在感を示せるのでしょうか。まずはシャクヤク編。
花撮りカメラマンのメッカ、神代植物公園
神代植物公園は、東京都立の植物公園です。4,800種類、10万本の植物が植えられており、公園の面積は全体で 43ヘクタールという広大なものです。
地図を見ると、つつじ園から花菖蒲園まで、もう何が何だか把握しきれないぐらいエリア別に植物のテーマパークと化していますが、なかでもやっぱり目立つのが、真ん中に噴水を配したバラ園です。
春と秋にはバラフェスタが開催されるのが恒例になっていますね。番号札が書かれたバラもあり、国際コンクールの来場者投票も行われています。また、正門からバラ園に向かう途中にシャクヤク園もあり、来場者の目を引きます。
SH-01A でもボケ味は出せるが EOS Kiss X3 には及ばない
一眼レフカメラの得意技は被写界深度 (被写体深度) を浅く取れることです。
コンパクトデジカメや携帯電話内蔵のカメラで撮ると、被写界深度が深く、奥だろうが手前だろうが、何でもかんでもピントが合ってしまいます。…というのが通りいっぺんの説明ですが、携帯電話 SH-01A もやろうと思えば「たまたま」ボケ味が出るときはあります。
左がすべてにピントがあった状態、右がボケ味状態。ちょっと見ると携帯のカメラとは思えません。しかし 800万画素 CCD イメージセンサは、画素数の割に面積が小さいせいか、どうしても写実的で高精細だが暗くなります。
一眼レフカメラは、被写界深度が浅く、自由に狙いたいものにピントを合わせ、背景をぼかすことができます。左後方のシャクヤクや通行人にご注目。
右の写真は、Nire.Com のアートワークチームに見せたら「そんな中途半端なところにピント合わせてどーすんだ 👿 」とツッコミ入りましたが、真ん中の咲きかけが気になったからいいんです。
バラ編につづく。
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