角膜矯正手術レーシックを受けてから 10ヶ月目のこと、視力がとんでもないことになっていました。
検査結果の変化
グラフを描いてみました。たまたま視力と屈折値の数値が似通っているので一枚に描いていますが、本来それぞれ別々の世界の数字ですので、あしからず。元データの一部は以下の通り。
時期 | 視力 右 | 視力 左 | 屈折値 C 右 | 屈折値 C 左 | 乱視 C 右 | 乱視 C 左 |
手術前 | 0.05 | 0.05 | -6.75D | -5.75D | -0.5D | -0.75D |
手術直後 (午後検診) | 1.0 | 1.0 | +1.00D | +0.75D | -0.50D | -0.25D |
1週間後 | 1.2 | 1.2 | +0.00D | +0.25D | -0.25D | -0.50D |
2週間後 | 1.2 | 1.2 | +0.25D | +0.00D | -0.50D | -0.75D |
3週間後 (1ヶ月検診) | 1.2 | 1.2 | +0.25D | +0.00D | -0.75D | -0.75D |
4週間後 | 1.2 | 1.0 | -0.50D | -0.50D | -0.50D | -0.75D |
6週間後 | 1.5 | 1.5 | -0.50D | -0.25D | -0.25D | -0.75D |
2ヶ月後 | 1.5 | 1.5 | -0.50D | -0.25D | -0.25D | -0.50D |
3ヵ月後 (3ヶ月検診) | 1.2 | 1.2 | -0.75D | -0.75D | -0.50D | -0.75D |
6ヶ月後 (6ヶ月検診) | 1.2 | 1.2 | -0.50D | -0.25D | -0.50D | -0.75D |
10ヶ月後 | 0.8 | 0.7 | -0.75D | -1.00D | -0.50D | -0.25D |
10ヶ月目に最大のピンチが
実は 10ヶ月目にあたる 1月末頃、視力がとんでもないことになっていました。自宅に貼ってある視力表を見ると、いつも見えているはずの 1.0 の輪が見えません。
12月~1月といえば、ブログ的には台湾旅行だけ書いていますが、その前後で、仕事のため急を要するシアトル出張と、さらに一眼レフと 4kg の三脚担いでの国内出張と、飛行機づくしですがハードな時期ではありました。
ただ国内出張も外での仕事ですし、シアトル出張にしても、どちらかというと、外国人と会って話をまとめてきたり情報を集めてくるのがメインで、ふだんのデスクワークの方に比べたら目を酷使する時間は短いはず。どうにも解せません。
帰国後、1.0 が見えない状態が 1-2週間続いたので、さすがにこれはおかしいと近所の眼科で検査してもらいました。
近視の戻りがついに
医師: 「ちょっと近視の戻りが出ていますねぇ」
右: 0.8、左: 0.7 と言われ目の前真っ暗です。屈折値も -0.75D, -1.00D と危険水域です。
普通運転免許が、眼鏡等の着用なしに乗れるためには片目 0.3 以上、両目で 0.7 以上必要ですから、即 NG とは言わないまでもいきなりボーダーラインです。せっかく「眼鏡等」条件解除したのに、また条件を課せられるぐらいなら、レーシック再手術も考えないといけません。
細隙灯顕微鏡で角膜表面を確認してみて、医師いわくドライアイ気味なのと、プラス、花粉症の影響で目が充血していますね、とのこと。
- ヒアルロン酸 0.1% 点眼液 … ドライアイ防止用
- フルオロメトロン 0.1% 点眼液 … 花粉症防止用
を処方されました。ヒアルロン酸は皮膚にだけ使うのかと思っていたら、意外ですね。フルオロメトロンの方は、錦糸眼科で処方されるケア用品と全く同じものでした。
フラップの状態じたいは非常によく、特に手術そのものに手落ちがあったり、銀座眼科のように衛生管理に問題があり角膜炎になった、ということではないようです。
執刀医の方から受けていた説明では、視力の安定には半年から 1年かかる、という理由から、最低 1年経過しないと、再手術を受けることができません。
それまで、老眼鏡の使用など、錦糸眼科の注意事項をかなり忠実に実行して、実際維持してきたのですが、ここへ来て一気にくずれてしまったのでしょうか。
つづく。
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