GW を前にして、ある番組を見ていたら、年明けにアメックスのプラチナカードで旅行の予約をした話を思い出しました。出発 1週間前に、何に乗っても乗車率 120% の状況で、国内旅行押さえて! と言われたら、コンシェルジェデスクさん、どうしますか。
その際のコミュニケーションは電話なのかメールなのか、といった話も書いてみます。
1週間前に、年明け往復の交通手段を押さえることはできるか
年明け早々のこと。1/2 に友人達に召喚され、東京から西日本まで出かけましたが、チケット予約にプラチナのコンシェルジェデスクを利用してみました。
日程が確定したのが 12月の最終週で、帰省客のごった返しているこの時期に、往復の足を押さえるのは絶対に不可能だろうと言われていたのですが、以下の条件で探してもらうことにしました。
- 新幹線でも、飛行機でもかまわない。とにかく往復したい
- 出発は 1月2日
- 帰りは 1月4日の夜までに自宅に帰ってくれば OK
- 滞在時間を長くしたい (長く現地にいたい)
- 新幹線なら、指定席で
手段は問わないからどうにかせよ、なおこの指令は再生後消滅する、の類には腕が鳴るらしく。いや、私もそういうの好きなんで燃えるのは分かります。 🙂
行きの飛行機は難なくゲット。友人に会う予定時刻から逆算して、空港からの所要時間を見込んで、間に合う飛行機便を押さえてくれました。
問題は帰りです。電話で話したり、いったん保留にして切ったりしながら、スゴい勢いで調べてくれているようですが、帰省客でごった返して帰れません。
飛行機、全便満席。
新幹線もキビシいようです。自宅の最寄り駅を確認した上で、最終列車に接続できる新幹線のギリギリ便を算出。そこから一つずつ早便を順にヒットするまでさかのぼり、滞在時間を縮めつつ、1月3日午前の便でようやく指定席の空きを発見。
ホテルも含めて予約をすませてくれた後、きっかり指定日までに宅配便ですべてのチケット類が送られてきました。
自分で 1から探すことを考えると大幅な手間節約
アメプラというと、何でもかんでも特等席が用意してあるようなイメージがありますが、それはおそらく、カード手数料が多く見込める高級レストランや一流料亭などの話で、国内旅行 (航空券と新幹線予約) に関してはそのような「マジック」が使えるわけではないようです。
それでも、日本航空、全日空、新幹線といろいろ候補がある中で、前述のような条件に合うように探すのは自分でやると面倒なものです。そこで電話一発ルーティング、交通手段と宿泊予約のアグリゲーションサービスとしては、なかなか便利だと思います。
ネット民が求める情報伝達はやっぱり「文字」メイン
難点を挙げると、Web やメールでのステータス確認ができないこと。一番最初にリクエストを書く場所がプラチナ・サイトには用意されていますが、あまり使いやすくはありません。私はとにかくすべて電話でしたが、いくつか候補が見つかった日には、
「xx 時 xx 分の全日空 xxx 便と xx 時 xx 分発のぞみ xx 号がお取りできます。料金はそれぞれ xxxxx 円と、xxxxx 円ですが、いかがいたしましょうか」
的な、私ってば xx 日ぶりに紙にメモなんか書きましたよ、それケータイメールに送ってくれた方が、あなたも私も幸せでしょう的な、怒濤のディクテーションが待っています。
真の金持ちは、ちまちま携帯メールなんか読まずボイスコミュニケーションで秘書に指示するでしょう、というところなのでしょう。対して、ネットに骨のズイまで浸かった私のような人種が相手の場合は、メールで候補リストをスパッと送ってきて、あうんの呼吸が必要なところだけ電話とか、私にあったおもてなし、を期待したいところではあります。
…と思って、別途「ひつじのしつじくん」も実際に使ってみているのですが、それはまた別の機会に。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。