確定申告用に Windows にインストールする e-Tax ソフト、面白そうだと思って手を出したのが運のつきでした。
e-Tax ソフトをインストールしてみる
e-Tax ソフト、インストール自体は何の問題もありませんでした。ソフトを起動してネット上のバージョンチェック後、追加インストールを行いますか、と聞かれました。プラグイン形式になっていて、何かインストールしないと先に進めないようです。
共通 – プログラム、共通帳票にチェックがない…最初からデフォルトでインストールされるのでは無いのでしょうか。Web に戻って e-Tax ソフトのインストールを読むと、
当該インストーラでは、「共通プログラム」「共通帳票」のみがインストールされます。
とあるので、とりあえずスキップボタンを押してみます。ところが、このあと新規に申告をしようとして、税目を選ぼうとすると
プルダウンメニューに何もありません。やっぱり、プログラムと共通帳票のダウンロードが必要なのか、と思いダウンロードすると、
………。ちなみに、つとめて平静を装い e-Tax ソフトを終了し、再起動すると、ここのインストールは成功しました。
さらに、これだけインストールされていても申告する税目に何も表示されないのは変わらず。医療費控除を受けるなら平成 20年分の所得税だろうか、とチェックを入れてみると、無事に税目として所得税が表示されました。
やはり、セットアップの入口は標準インストールと、カスタマイズオプションの二択にしておき、需要の高いものだけは、せめて手動で選ばなくてもおまかせインストールできるようにしてほしいですが、これだけあらゆるタイプの税を一つのソフトでサポートしようとすると、それさえも難しいのでしょうか。
Web ソフトのインストールまとめ
- プログラムと共通帳票は標準でインストールされている
- インストールされていてもチェックボックスでどれがインストール済か分からない
- 申告プラグインは、必要なものを選んでインストールしないと本当に何も申告できない
e-Tax ソフトが素人におすすめできない理由
先ほどの画面、[次へ] をクリックすると、
確定申告書A / B どちらなのか、青色申告 / 白色申告、とカテゴリーをどんどん掘り下げていったあげく、最後に第一表・第二表・第三表・第四表といった帳票のうちどれが必要なのかを把握しておいて、適切にチェックをつける必要があるのです。チェックはいくつでもつけるようになっていて、e-Tax ソフトの側では、提出しようとしている帳票類が正しいのかチェックしてくれません。いわゆる初心者用ウィザードが存在しない帳票作成ソフトに過ぎないようです。
税理士などで、作成する帳票を完全に把握している人には、自由度が高くて良いのかもしれませんが、どうなのでしょうね。
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